ビジネスでインターネット回線を使いたいと考えた場合、一般向けに提供されている家庭用のサービスを使っても大丈夫な場合も多いです。しかし、固定IPアドレスをもらいたいなどの理由があるのなら、法人向けに提供されているサービスを使いたいと考えているかもしれません。
ただ、小規模のビジネスで利用するパソコンの台数が少ないため、自分たちのところでも法人向けインターネット回線が使えるかどうか疑問に思っている場合もあるでしょう。そのような方に向けて、法人向けは何台のパソコンがあれば契約できるのか説明します。読んでいただければ、不安なく各サービスの法人向けインターネット回線が使えるようになるはずです。
0台から法人向けインターネット回線は使える
ビジネスに使える法人向けに用意されているインターネット回線というと、契約も特別なサービスだと考えてしまうかもしれませんが、契約に関しては一般向けとほとんど変わりません。
そのため、一般向けインターネット回線と契約するときのことを考えれば、何台から契約ができるか分かるはずです。まず、一般向けの契約をしようとした場合、パソコンを所有しているかどうか業者には聞かれません。つまり、パソコンを持っているかどうかは、インターネット回線の契約にはまったく関係ないといえます。
従って、極端な話をしてしまうと、所有しているパソコンが0台でもまったく問題なく契約できるといえます。それは、法人向けインターネット回線でも同じことなので、パソコンを所有していなかったとしても契約することが可能なのです。法人向けには一般向けにはないメリットがたくさんありますが、ただのインターネット回線であることには変わりないのでパソコンの台数と契約は切り離して考えましょう。
もちろん、パソコンが0台だからといって安くなることはなく、インターネット回線を使うための基本料金はしっかりと発生するので気をつける必要があります。従量制ではなく使い放題で契約することになるため、たとえデータの通信料が0だったとしても一定の金額は支払わなければいけません。
法人でなければ100台持っていても無理な場合も
パソコンが0台だとしても契約できるのなら、さっそく申し込もうと考えているかもしれませんが、法人でなければ無理なこともあります。つまり、法人として申請して認められていなければ、100台のパソコンがあったとしても法人向けインターネット回線を契約できない場合もあるのです。
ただし、法人向けだと宣伝がされていても、個人事業主でも契約ができるようになっているサービスもあります。そちらを利用すれば、法人ではなくても法人向けインターネット回線をビジネスに利用できるので安心しましょう。なお、法人向けインターネット回線の契約をするための条件は、公式ウェブサイトでしっかりと説明されています。
しかし、サービス概要や料金が大きくアピールされている場合が多く、条件については目立つところに載っていないかもしれません。そのときは、いろいろなコンテンツを読んで探すのもよいですが、業者に面倒なので質問をしてみましょう。法人向けインターネット回線について質問できる受付窓口が用意されているので、そちらに聞いてみれば、契約するための条件を分かりやすく教えてもらえます。
法人向けインターネット回線はしっかりと選ぼう
インターネット回線の品質というのは、ビジネスに直結するので、よいものを提供してくれるサービスと契約をした方がよいです。所有しているパソコンの数で選べる選択肢が減ることはないので、たくさんの法人向けインターネット回線サービスが契約候補になります。そのため、多くのところに資料請求をおこなって、それぞれのメリットとデメリットを知ったうえで、ビジネスを支えてくれるところに申し込むようにしましょう。
ちなみに、パソコンを利用する台数が増えてしまい、インターネットの利用者が増えると、スピードが遅くなるので気をつけなければいけません。そのため、使用台数が多いのなら、できる限り速い回線を提供してくれるところと契約しましょう。もちろん、スピードだけではなく、常時インターネットとの接続を続けてくれる安定性も大切になるので、そちらも考慮しなければいけません。
法人としてビジネスをおこなっているのなら、所有しているパソコンの台数が0台だったとしても、問題なく法人向けインターネット回線との契約ができる場合がほとんどです。ただ、法人向けというワードが名前に入っているサービスでも、個人事業主でも利用できるところもあるので、さまざまな方が便利に活用できるでしょう。
契約するうえで台数のことを考えるのなら、下限ではなく上限のことをしっかりと考えたほうがよいです。パソコンの数が多ければ多くなるほど、パフォーマンスが低くなるケースもあるため考慮したうえでベストな法人向けインターネット回線と契約をしましょう。サービス概要が詳しく載っている資料や相談窓口を利用すれば、自身のビジネスにあったインターネット回線をバッチリと用意できるはずです。