LANケーブルは色分けして使うと便利なの?メリットと注意点をご紹介

公開日:2023/03/01 最終更新日:2024/06/14


インターネットを有線で利用する際、必要になるLANケーブルですが、さまざまな色があることをご存知でしょうか?複数の色があるのは、見た目をよくするためではありません。この記事では、LANケーブルを色分けするメリット、色分けするときの注意点などを、詳しくご紹介します。

LANケーブルを色分けするメリット

はじめに、LANケーブルを色分けするメリットを紹介します。

ひとつ目は、LANケーブルの接続ミスをなくすためです。LANケーブルの色分けが必要な理由は、ケーブル数が多いときに、接続ミスをしやすいからです。たとえば、サーバに接続する際は、たくさんのLANケーブルが必要になります。用途ごとに色分けしておくことで、どれがどこにつながっているかを、把握することが可能です。最初から接続ミスを防いでおくことで、作業効率もアップします。

作業効率のアップが、LANケーブルを色分けする、2つ目のメリットです。一度間違っただけでも、取り返しのつかない破損になることも充分考えられます。そういった事態にならないためにも、LANケーブルの色分けをしておきましょう。

LANケーブルを色分けするときのルール

次に、LANケーブルを色分けするときの、基本的なルールを紹介します。LANケーブルを、用途別に色分けすることで、接続ミスを防げ、作業効率をアップさせられます。この2つのメリットを得るためには、自分自身で、LANケーブルの色分けをはっきりさせなければいけません。色分けについては、何色をこれという決まりはありませんが、初めにしっかり決めておくことが大切です。共有の場合は、色分けをしたらメモなどを、みんなが見える位置に貼っておくといいでしょう。

︎LANケーブル色分けの例

LANケーブル色分けの方法は、自分や周囲の使い勝手のよさ、分かりやすさがポイントです。たとえば、サーバが複数台ある場合、サーバごとにLANケーブルを色分けするといいでしょう。1号機は青、2号機は赤など、そして、その色分けを目に見える位置に記しておくことが大切です。うっかり忘れたときはもちろん、共有で使う際にも役立ちます。企業などで色分けを考える際は、サービス別に決めるのもおすすめです。ユーザ向けサービスは赤、社内ネットワークは青、メールは緑といった風に決めていきましょう。

また、用途別のハードウェアによって、色分けする方法もあります。webサーバは黒、ネットワークサーバは白といったかんじです。繰り返しになりますが、一度色分けを決めたら、紙などにメモを取り、いつでも見られるようにしておくことです。また、よほどのことがない限り、色分けを変更するのもおすすめしません。長い期間決まっていた色を変更すると、うっかりミスで、差し間違えをする危険性が高くなります。

LANケーブルを色分けするときの注意点

最後に、LANケーブルを色分けするときの注意点を紹介します。上記で少し述べたように、すでに色分けしているLANケーブルがある場合、変更はしない方がいいでしょう。また、色分けをしたいけど、すでに複数のLANケーブルが接続されているという場合も、すべてを接続しなおして分別するのは、あまりおすすめできません。時間と手間がかかりるうえ、差し替えミスの危険性があります。そういったときは、すでに接続されているLANケーブルに、ケーブルタグを付けるのがおすすめです。ケーブルタグもたくさんの色があるので、タグごとに色分けをして分別をすると、見分けがつきやすくなります。

また、文字を書き込めるケーブルタグもあるので、用途を記しておくと、メンテナンス時などに役立ちます。ケーブルタグはさまざまな種類があり、形や色などそれぞれですが、基本的に、LANケーブルに巻きつけて使うものです。丈夫なプラスチックのタグ、シールで巻きつけるタイプなど、いろいろな種類があります。シールタイプは、巻きつけは簡単ですが、あまり強度がなく剥がれやすいのが特徴です。

一方、プラスチックのタグは、取り付けに少し手間がかかりますが、強度が高く、複数のケーブルをまとめて結束することもできます。タイプについては、LANケーブルの本数や周辺状況を見て、便利なものを選んでください。100円均一ショップにもあるので、まずは試しに、低価格なものを利用するといいでしょう。また、タグの形も複数あり、横長のものだと、用途や名前も書きやすいのでおすすめです。文字を書けるタイプなら、一色でまとめて問題ないので、LANケーブル周辺をまとまった環境にできます。

まとめ

いかがだったでしょうか?この記事では、LANケーブルを整理したい方に向けて、LANケーブルを色分けするメリット、色分けのルール、色分けする際の注意点、ケーブルタグなどをご紹介しました。LANケーブルは、接続ミスをしてしまうと、取り返しのつかない故障となる可能性があります。差し間違えが起こらないよう、なるべく早めに、LANケーブルの色分けをしておきましょう。また、すでに複数のLANケーブルがあるという方には、ケーブルタグがおすすめです。タグを使うことで、ケーブル周辺をスッキリさせることもできるので、ぜひお試しください。

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