ポケットWiFiやモバイルルーターは法人契約できるのか
近年、在宅勤務・テレワークが増加しています。そのため、ポケットWiFiやモバイルルーターの契約をする会社も多くなりました。今回は、仕事でポケットWiFiやモバイルルーターの利用を検討している方に向けて、法人契約のメリットや選び方を紹介します。リスク削減のためにも、大容量でサポートが手厚い法人契約がおすすめです。
ポケットWiFiやモバイルルーターは法人契約できる?
ポケットWiFiやモバイルルーターには、法人契約と個人契約のいずれかを選択できる業者があります。近年ではテレワークの増加に伴い、オンラインミーティングをはじめとする、多くの通信量を必要とする作業もスムーズに行える、法人契約を結ぶ会社も増えているようです。
ポケットWiFiやモバイルルーターを活用することで、インターネットを無線で利用して、場所を問わず業務を行うことができます。また、業者によってポケットサイズから、ルーターのようにやや大きいサイズまで種類は豊富です。法人契約とはいえ、仕事に適したポケットWiFiやモバイルルーターであるかを見極める必要があるといえるでしょう。
法人契約するメリットとは
業者によって契約内容の詳細はわずかに異なります。とはいえ、法人契約を結ぶメリットは、どの業者もほとんど同じです。ポケットWiFiやモバイルルーターを法人契約する場合のメリットを紹介します。
経費として計上しやすい
法人契約を結ぶと、経費として端末購入費や月額料金を計上することが可能です。個人契約でも、仕事上で必要な費用として、一部計上することも可能とはいえ、法人契約のほうが圧倒的有利にはたらきます。さらに、複数台契約した場合、請求書は契約した法人名あてに一括で送られるため、管理が簡単です。法人契約では、高い節税効果が得られるだけでなく、経理の工数も削減できることでしょう。
複数契約する際は割引されることがある
複数台の契約を検討している際、法人契約の複数契約割引を利用するのもおすすめです。業者によっては、回線数に応じて割引が適用されることがあります。このような割引は個人契約にはない割引であることが多いため、法人契約ならではのメリットのひとつです。
大容量通信と手厚いサポート体制
法人契約の多くが、会社の業務での活用を想定しているため、大容量・高速通信可能です。スムーズな業務にかかせないポイントともいえます。オフィス内や移動中など、場所を選ばずにインターネット回線を介して業務ができるプランが多彩です。また、急なトラブルへのサポートなどにも対応してくれます。インターネットにはトラブルがつきものであるため、業務への支障を最小限に抑えるサポートが期待できるでしょう。
法人向けポケットWiFiやモバイルルーターの選び方
ポケットWiFiをはじめとするモバイルルーターを選ぶ際は、以下のポイントに注意するとよいでしょう。
適切なデータの容量と通信量(通信速度)を把握する
データ容量と通信速度は業務効率に直結します。従って、ポケットWiFiやモバイルルーターを仕事で使用する際、十分なデータ容量と業務に支障のない制限速度・通信速度を確保しなければなりません。たとえば、一般的なメールにかかる通信量は約5KB、画像付きメールにかかる通信量は約50KB、ファイル付きのメールを送信する際にかかる通信量は約2MBです。これらをふまえたうえで、必要となるデータ容量と通信量を把握して、適切なポケットWiFiやモバイルルーターを選びましょう。
利用する期間で端末をレンタルするか購入するかを判断する
レンタルで契約すると、初期費用を安く抑えることができます。とはいえ、月額料金はやや高めに設定されていることが多いです。一方、端末の購入が必要な契約は端末費が発生しますが、月額料金が安い傾向にあります。つまり、長期間利用する場合は購入したほうがお得です。利用を想定している期間に応じて、レンタルか購入のどちらが適しているかを選択するのをおすすめします。
業務内容を十分にカバーできるものを選ぶ
海外出張のある仕事に就いている際は、海外でも利用できるかどうかを確認する必要があります。また、ポケットWiFiやモバイルルーターを複数契約できるかどうか、リモートワークや短期出張といった短期間での契約ができるか、解約金の有無などを確認するとよいでしょう。業務内容をカバーできなければ、契約する意味がないといっても過言ではありません。業務内容を十分にカバーできるか、少し余裕のあるものを選ぶとよいです。
まとめ
ポケットWiFiやモバイルルーターを利用すれば、外出先でもインターネットを介する業務を行うことができます。場所を問わずに業務ができるとはいえ、必ずしも法人契約である必要はありません。想定する契約期間や業務内容によっては、個人契約や端末レンタルでの契約が安価に済むこともあるのです。まずは会社の業務内容を把握し、どれだけのデータ容量が必要であるのか、どれだけの通信速度は必要かを知りましょう。すべて把握したうえで、業務内容に適したポケットWiFiやモバイルルーターを選んでください。
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サービス名 (会社名) | 光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions) | フレッツ光ネクストビジネスタイプ (NTT東日本・NTT西日本) OCN光「フレッツ」(OCN) | イーサシェア(KDDI株式会社) | イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社) | NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社) |
連絡先 | 0120-681-617 | 03-5359-5111(東日本) 0120-116116(西日本) 0120-106107(OCN) | 03-3347-0077 | お問い合わせフォーム | 0120-963-350 |
回線タイプ | ベストエフォート | ベストエフォート | ベストエフォート | ベストエフォート | ベストエフォート(一部帯域確保) |
通信速度 | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps (10Mbps確保) 下り:最大2Gbps (10Mbps確保) |
提供構成 | 専有型 | 専有型 | 専有型 | 専有型 | 共有型 |
提供エリア | 全国主要都市部 (1道1都1府7県) | 全国 | 関東エリア (東京・埼玉・千葉・神奈川の一部) | 全国 | 関東:1都6県 東海:4県 関西:2府3県 九州:2県 |
参考価格 :月額費用 | 4万6,200円(税込) | 4万5,210円(税込) ※別途プロバイダ利用料金が必要 | 33万円(税込) | 858万円(税込) | 2万735円(税込) |
参考価格 :初期費用 | 5万8,300円(税込) ※工事費別 | 2万680円(税込) | 3万4,650円(税込) | 11万3,850円(税込) | 22万3,300円(税込) ※2年継続なら実質無料 |
SLA(品質保証制度)対象 | 遅延速度 可用性 | 遅延時間 故障通知時間 故障回復時間 パケット損失率 | 遅延時間 | 遅延時間 可用性 | 稼働率 |
トラブル対応 サポートの仕方 | 24時間365日の電話受付(トラブルきりわけ・復旧支援)と、必要に応じて現地への駆けつけ対応 | 「24時間出張修理オプション」:月額3,300円(税込)で、24時間故障受付可能 | 故障申告受付と故障復旧作業を24時間対応 | 24時間365日の監視・保守を標準提供。回線終端装置は、常時監視により迅速な復旧を24時間365日対応 | 24時間365日対応のオンサイト保守が標準装備。障害の発生箇所の調査や問題の切り分け、現地での保守対応も可能 |
その他特徴 | ネットワーク全体を管理し、バックボーンを定期的に増強するため、通信環境が安定している | バックボーンは国内最大級。常に高品質で安定したインターネット環境を提供できる | Webブラウザを利用し、日々の通信状況をチェックできるトラフィックレポートを標準付属 | バックボーン内の機器・回線の二重化による障害対策および、通信の優先制御を行うことで信頼性・安定性を実現 | 環状に交換設備を接続するリング型構成になっており、1つの区間で障害があっても逆向きの接続で伝送することが可能 |
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