回線工事はどれくらいの時間がかかる?工事の流れや注意点まとめ!

公開日:2022/10/01 最終更新日:2024/06/14


引越しや回線の切り替えなどで回線工事を申し込む際に「どれくらいの期間でインターネットが使えるようになるの?」「回線工事ってどんなことをするの?」と気になる方もいるのではないでしょうか。この記事では、申し込みから開通までの期間の目安や回線工事の流れ、注意点などについて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

申し込みから回線の開通までの目安

申し込みをしてから、最終的に回線が開通してインターネットが利用できるようになるまで、どのくらいの期間がかかるのでしょうか。開通までの期間の目安や注意点を紹介します。

開通までの目安は約3週間

光回線の工事を申し込んでから工事日を決定し、工事を経て最終的に開通するまでの期間は、3週間ほどが目安のようです。ただし、人気の回線などの場合、工事が立て込んでいて、かなり時間がかかるケースもあります。予期せぬトラブルなどで工事日が変更になる可能性もあるため、開通までには約1か月はかかると思っていた方がよいでしょう。

物件の種類によっても異なる

戸建ての場合は1~2時間程度で回線工事が完了します。回線会社によっては工程を複数日に分ける場合もあり、数日かかるケースもあるため、注意が必要です。

賃貸アパートやマンションの場合、すでに導入されている回線を使う場合は宅内工事のみですぐにインターネットに接続できます。しかし、自分の希望する回線を引きたい場合は、回線工事が必要で、オーナーや管理会社に許可を得なければならない場合もあるため、その分、時間がかかるでしょう。

引越しシーズンは混雑する

年度末などの引越しシーズンは、回線工事の繁忙期で工事が立て込んでいるため、時間がかかります。繁忙期にあたる場合は、家が決まったらできるだけ早く申し込むのがおすすめです。

回線工事の流れと施工時間について

回線工事にかかる時間は、おおよそ1~2時間程度で、1日で終わる場合がほとんどです。実際にどのような工事をするのか、具体的な工程を見ていきましょう。

光ファイバーケーブルの引き込み

最初に、光信号を使って高速データ通信を行うための光ファイバーケーブルを引き込みます。最寄りの電柱から自宅の外壁まで引き入れたら、電話線の配管やエアコン用のダクトを利用して、宅内へ引き込みます。利用できる箇所がない場合は壁に穴をあけることもあります。

光コンセントの設置

次に、周辺機器と光ファイバーケーブルを接続するための差込口である光コンセントを設置します。自宅の構造に合わせて、壁に直接貼り付ける「一体型タイプ」か、ケーブルで接続する「分離型タイプ」を選びましょう。

ONUの設置

続いて、光信号と電気信号を変換するためのONU(光回線終端装置)を設置します。ONUが設置できたら動作確認をして、問題なく作動していれば回線工事は完了となります。

インターネットの接続設定

最後に必要なのが、インターネットの接続設定です。ONUと無線LANをつないでWi-Fiを起動したら、パソコンの管理画面でWi-Fi接続の設定に必要な情報を入力します。接続できればすべて完了となり、無事インターネットが使えるようになります。

回線工事の注意点

最後に、回線工事を行う際に注意が必要なことを2つ紹介します。

オーナーや管理会社の許可が必要になる場合もある

賃貸のアパートやマンション、オフィスビルなどの場合は、事前にオーナーや管理会社に回線工事をしても問題ないか確認した方がよいでしょう。共有部分にすでに光回線が引き込まれている場合は、問題ないケースが多いのですが、古い物件には新たな工事が必要で、建物に穴をあける場合もあります。どのような工事になるかわからない段階であっても、事前に回線工事をする旨を相談し、許可を取っておくとよいでしょう。

戸建ては隣家に回線が重ならないよう注意する

戸建ての回線工事では、電柱から自宅に回線を引き込む際に、ケーブルが隣家の敷地を通ってしまうケースがあります。そのような配線にならないように工夫するのがベストですが、電柱や部屋の位置によってはやむを得ず隣の敷地の空中を通ってしまうこともあるのです。工事をする前にしっかり配線を確認し、近隣の敷地を通ってしまう可能性があるとわかった場合は、着工前に許可を取っておくのがおすすめです。隣人トラブルに発展するのを避けるためにも、前もって話しておくのが望ましいでしょう。

まとめ

回線工事を経てインターネット回線が開通するまでには、目安として約3週間かかります。工事をする物件の種類によっては事前準備が必要だったり、引越しシーズンなどの繁忙期にはより時間がかかったりすることが見込まれるため、できるだけ早めに申し込むことが重要です。テレワークが普及している昨今では、しばらくインターネットが使えないとなると支障が大きい方も多いのではないでしょうか。何かと忙しい引越し準備ですが「物件が決まったらまず申し込み」を心がけ、ぜひ最適なタイミングでインターネット回線を開通させてください。

おすすめ法人向けインターネット回線一覧

イメージ
サービス名
(会社名)
光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions)フレッツ光ネクストビジネスタイプ
(NTT東日本・NTT西日本)
OCN光「フレッツ」(OCN)
イーサシェア(KDDI株式会社)イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社)NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社)
連絡先0120-681-61703-5359-5111(東日本)
0120-116116(西日本)
0120-106107(OCN)
03-3347-0077お問い合わせフォーム0120-963-350
回線タイプベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォート(一部帯域確保)
通信速度上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
(10Mbps確保)
下り:最大2Gbps
(10Mbps確保)
提供構成専有型専有型専有型専有型共有型
参考価格
:月額費用
4万6,200円(税込)4万5,210円(税込)
※別途プロバイダ利用料金が必要
33万円(税込)858万円(税込)2万735円(税込)
参考価格
:初期費用
5万8,300円(税込)
※工事費別
2万680円(税込)3万4,650円(税込)11万3,850円(税込)22万3,300円(税込)
※2年継続なら実質無料
SLA(品質保証制度)対象遅延速度
可用性
遅延時間
故障通知時間
故障回復時間
パケット損失率
遅延時間遅延時間
可用性
稼働率
トラブル対応
サポートの仕方
24時間365日の電話受付(トラブルきりわけ・復旧支援)と、必要に応じて現地への駆けつけ対応「24時間出張修理オプション」:月額3,300円(税込)で、24時間故障受付可能故障申告受付と故障復旧作業を24時間対応24時間365日の監視・保守を標準提供。回線終端装置は、常時監視により迅速な復旧を24時間365日対応24時間365日対応のオンサイト保守が標準装備。障害の発生箇所の調査や問題の切り分け、現地での保守対応も可能
その他特徴ネットワーク全体を管理し、バックボーンを定期的に増強するため、通信環境が安定しているバックボーンは国内最大級。常に高品質で安定したインターネット環境を提供できるWebブラウザを利用し、日々の通信状況をチェックできるトラフィックレポートを標準付属バックボーン内の機器・回線の二重化による障害対策および、通信の優先制御を行うことで信頼性・安定性を実現環状に交換設備を接続するリング型構成になっており、1つの区間で障害があっても逆向きの接続で伝送することが可能
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