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IPv4・IPv6とは?それぞれの違いや見分け方を学ぼう

公開日:2023/07/01  最終更新日:2023/07/31


近年「次世代インターネット」というキーワードを頻繁に耳にするようになりました。その主役とも言える存在が「IPv6」です。IPv4との比較についても気になるところですが、そもそもIPv4とIPv6の違いとは、どのようなものでしょうか。早速本記事では2つの違いや、見分け方について紹介します。

IPv4・IPv6の違い

データ容量の多い作業が多い企業にとって、次世代のインターネットとはどのようなものなのか、関心を深めている方は多いでしょう。では、次世代インターネットの紹介の際に頻出する用語、IPv4とIPv6とは一体どのようなもので、違いは何でしょうか。

lpv4の概要

インターネットにはさまざまなルールがあり、IPはその1つです。インターネットプロトコルを意味するIPはデータを通信させる際に方法を決めているものです。IPv4とは古いバージョンであり、1990年代から普及が始まりました。

IPv4は2の32乗分である数が割り当て可能なアドレスです。途方もない数に思えますが、インターネットの拡大とともに枯渇が心配されるようになりました。約43億個のアドレスが可能だったものの、先行きに限界が見えたため新たなプロトコルの必要性が議論されてきたのです。

Ipv6の概要

更なるIPアドレスの必要性から登場したのがIPv6です。事実上無限に存在しているため、枯渇のおそれはありません。また、進化の一途を遂げているIPv6は64ビットで表記がなされるために、16進数による表記が行われています。(IPv4は10進法でした)

自動設定方式が採用されており、アドレスの複雑な設定などは不要です。快適なネット空間が広がっています。最近スマート家電が世界的に普及していますが、その背景にはIPアドレスの枯渇の恐れが無く、アドレスを消費できるようになったことも挙げられます。

IPv4 over IPv6とIPv6の違い

スマホやスマート家電など、ますますネットの進化が期待されていますが、近年耳にすることが増えた「IPv4 over IPv6」とは、一体どのようなものでしょうか。忘れてはいけないのが、いくらIPv4は古い時代のプロトコルとはいえ、消滅したわけではない、という事実です。

そこで、現在注目が集まっているのがIPv4 over IPv6です。これは、環境設定としてはIPv6が活用できるものの、従来のアドレスであるIPv4の使用は継続できるというものです。

この技術は「カプセル」と呼ばれる方法で、通信速度の改善に貢献しています。IPv4ユーザーの多くは、作業が集中しやすい日時に作業がバッティングすると、通信速度が落ちることに頭を悩ませていました。しかし、この方法を活用すれば快適な通信が確保できるようになります。

IPv6との違いとは

「IPv4 over IPv6」は上記で解説したとおり、IPv6の技術を生かすために接続をしながら、IPv4を継続して利用できるものです。IPv6との違いを見極めるためには、現在利用している回線がどちらの使用なのか、ご自身で把握しておく必要があります。

しかし、ネットにあまり詳しくない方からすると、一体どのようにすれば違いが見極められるのか、見当がつかないかもしれません。しかし、見極めの方法はいたってシンプルです。「接続テスト」を実施すれば、実に容易に判断できます。見極めの方法は次章で解説します。

IPv4 over IPv6を導入するメリット

広大なネットの世界を自由に楽しむためには、IPv6は必要な技術であり、今後ますます需要は高まると考えられています。しかし、IPv6にも弱点はあります。IPv6には残念なことに、IPv4との互換性がありません。まだまだIPv4が使用されているサイトはあるにもかかわらず、アクセスができなくなってしまうのです。IPv4 over IPv6を活用すればIPv6およびIPv4のいずれも享受できるというメリットがあります。

IPv4とIPv6の見分け方

現在お使いいただいているIPアドレスがどちらかわからない、そんな時には見分ける方法を使って、ご自身のIPアドレスを確認しましょう。以下2つの方法で確認ができます。ご自身が必要なアクセス環境をしっかりと見極めるためにも、まずはどちらのIPアドレスなのか確認しましょう。

接続テストの実施

「IPv6接続テスト」があることをご存じでしょうか。簡単に接続テストにアクセスするだけで、ご使用されている現在の回線がどちらなのか判断できます。これはIPv6への接続テストのため、ご使用されているIPアドレスがIPv4の場合は「接続できない」ことになります。

一方で、ご使用されているものがIPv6なら接続ができるためご自身のアドレスがどちらに属しているのか判明します。この方法なら、もしも「IPv4 over IPv6」をご検討されている場合、接続不可だった次点で検討すべきでしょう。

パソコンからも確認できる

接続テストには敷居の高さを感じてしまう、そんな方にはご自身が使っているパソコンからのご確認もおすすめです。お使いのパソコンの「設定画面」から入れば、容易に判明します。IPv4にしか接続できていない場合は、IPv6ではない可能性が高いでしょう。Windowsならプロパティから、Macなら「ネットワーク環境」から確認ができます。

まとめ

この記事では、IPv4およびIPv6について、それぞれの特徴にも触れながら、見分け方も詳しく解説しました。次世代インターネットを先導するIPv6ですが、完璧な存在とは言い切れない部分もあります。そこで、IPv4 over IPv6について注目が集まっています。それぞれのIPが持つメリットを取り込んでおり、安定した通信環境も確保ができます。ぜひこの機会にカプセル化の優れた技術を生かしているIPv4 over IPv6についても理解を深めてみましょう。

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サービス名
(会社名)
光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions)フレッツ光ネクストビジネスタイプ
(NTT東日本・NTT西日本)
OCN光「フレッツ」(OCN)
イーサシェア(KDDI株式会社)イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社)NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社)
通信速度上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
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上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
(10Mbps確保)
下り:最大2Gbps
(10Mbps確保)
参考価格
:月額費用
4万6,200円(税込)4万5,210円(税込)
※別途プロバイダ利用料金が必要
33万円(税込)858万円(税込)2万735円(税込)
参考価格
:初期費用
5万8,300円(税込)
※工事費別
2万680円(税込)3万4,650円(税込)11万3,850円(税込)22万3,300円(税込)
※2年継続なら実質無料
詳細リンク
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