社員向けに無料のWi-Fiスポットを開放すれば福利厚生につながる?
会社で働いていると「休憩時間にWi-Fiが使えたら便利なのに」と思うことはありませんか?スマートフォンの通信費は意外と大きな出費になるので、フリーWi-Fiがあると助かるものです。最近では、福利厚生の一環として社員向けにWi-Fiを解放している企業もあります。この記事では、福利厚生の重要性やWi-Fiの開放が福利厚生につながる理由などを解説します。
そもそも福利厚生って何?
まずは、福利厚生とはどのようなものなのかを把握しておきましょう。福利厚生の目的や種類を簡単に紹介します。
福利厚生の目的
福利厚生とは、給与や賞与といった基本的な労働対価とは別に、社員やその家族に提供する報酬のことを指します。終身雇用の崩壊がささやかれ始めた昨今では、転職をするのが当たり前になり、企業にとって人材の確保が大きな課題となっています。
そこで各企業は、社員にとって働きやすい環境を提供し、人材の定着を図るために福利厚生の充実に力を入れて取り組んでいます。同時に、中途採用で優秀な人材を採用するためのアピールポイントとしても福利厚生を活用しているのです。
福利厚生には「法定福利厚生」と「法定外福利厚生」がある
福利厚生の種類は「法定福利厚生」と「法定外福利厚生」に大きく分けられます。法定福利厚生では、企業が費用を負担して社員に提供することが定められており、社会保険や子ども・子育て拠出金がこれにあたります。
一方法定外福利厚生とは、法定福利厚生に追加して企業が提供しているもので、たとえば通勤費や住宅手当、健康診断、退職金や企業型確定拠出年金などが挙げられます。スポーツクラブやレジャー施設の利用割引、社員食堂やドリンク飲み放題など、社員に快適な労働環境を提供するためのさまざまな施策がありますが、社内Wi-Fiの無料開放もこうした福利厚生の一環として位置づけられます。
福利厚生は重要なポイント
企業によってさまざまな施策が導入され、ますます多様化している福利厚生ですが、近年の学生や転職者はこうした福利厚生も判断材料のひとつとして企業を選んでいる傾向にあります。人材獲得のために重要となる福利厚生ですが、そのほかにもメリットがあります。
福利厚生の充実は満足度向上につながる
福利厚生が整っていれば気持ちよく安心して働けるので、業務により集中でき生産性も上がります。一人ひとりの生産性が向上することで、企業全体の成績アップにもつながるでしょう。また、働きやすい環境と同時に休暇を充実させる福利厚生も整っていることで、勤務中は集中して働き、休日はリラックスしてしっかり休むというメリハリもつき、自分の働く企業に対する満足度が高まります。その結果離職率は低くなり、こうした働きやすさが評判となって新たな人材の獲得にもつながるという好循環が生まれるのです。
社内Wi-Fiを解放すれば「通信費節約」につながる
とくに若い世代にとって通信費は生活費の大きなウェイトを占めており、悩みの種となっています。休憩中にWi-Fiが使える職場は通信費を節約できるため、それだけで非常に喜ばれる福利厚生となり得ます。すでに整備された社内Wi-Fiを解放するだけなので大きな手間やコストもなく、社員に喜ばれる職場環境をつくれるので、検討してみてはいかがでしょうか。
福利厚生の一環で社員向けにフリーWi-Fiを開放する企業も
福利厚生としてのフリーWi-Fiは、すでに実施している企業も多くあります。例として次の2つの企業を紹介します。
エックスサーバー株式会社
まずはレンタルサーバー大手のエックスサーバー株式会社です。エックスサーバーでは育児休暇や資格取得支援といった福利厚生にくわえ、同社の代表サービスである「エックスサーバー」を無償で利用できるといった施策を行っています。また、リフレッシュスペースには従業員が自由に利用できるWi-Fi環境を備えており、休憩時にスマホやタブレットを気軽に利用しリラックスできます。
サンプラスチック株式会社
高機能フィルムの製造・加工を行っているサンプラスチック株式会社は、製造の現場で昼夜交代勤務制を採用しています。この勤務体系では12時間勤務のうち2時間の休憩があり、よりリフレッシュできる休憩時間の過ごし方が大切になります。そこで、サンプラスチックでは社員向けにフリーWi-Fiを解放し、自由に利用できるようにしています。休憩時間には動画を視聴したり、ゲームアプリを利用したりと多彩な過ごし方で息抜きをしている社員も多く、福利厚生として大きな役割を果たしているといえるでしょう。
まとめ
社員の満足度に直結する福利厚生。人材の確保や定着が難しくなっている昨今、福利厚生の充実を図ることは企業にとって重要な課題でしょう。社員向けに無料のWi-Fiスポットを解放することは、社員の休憩時間の充実や通信費の節約にもつながり、非常に喜ばれる福利厚生となり得ます。導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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サービス名 (会社名) | 光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions) | フレッツ光ネクストビジネスタイプ (NTT東日本・NTT西日本) OCN光「フレッツ」(OCN) | イーサシェア(KDDI株式会社) | イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社) | NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社) |
連絡先 | 0120-681-617 | 03-5359-5111(東日本) 0120-116116(西日本) 0120-106107(OCN) | 03-3347-0077 | お問い合わせフォーム | 0120-963-350 |
回線タイプ | ベストエフォート | ベストエフォート | ベストエフォート | ベストエフォート | ベストエフォート(一部帯域確保) |
通信速度 | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps (10Mbps確保) 下り:最大2Gbps (10Mbps確保) |
提供構成 | 専有型 | 専有型 | 専有型 | 専有型 | 共有型 |
提供エリア | 全国主要都市部 (1道1都1府7県) | 全国 | 関東エリア (東京・埼玉・千葉・神奈川の一部) | 全国 | 関東:1都6県 東海:4県 関西:2府3県 九州:2県 |
参考価格 :月額費用 | 4万6,200円(税込) | 4万5,210円(税込) ※別途プロバイダ利用料金が必要 | 33万円(税込) | 858万円(税込) | 2万735円(税込) |
参考価格 :初期費用 | 5万8,300円(税込) ※工事費別 | 2万680円(税込) | 3万4,650円(税込) | 11万3,850円(税込) | 22万3,300円(税込) ※2年継続なら実質無料 |
SLA(品質保証制度)対象 | 遅延速度 可用性 | 遅延時間 故障通知時間 故障回復時間 パケット損失率 | 遅延時間 | 遅延時間 可用性 | 稼働率 |
トラブル対応 サポートの仕方 | 24時間365日の電話受付(トラブルきりわけ・復旧支援)と、必要に応じて現地への駆けつけ対応 | 「24時間出張修理オプション」:月額3,300円(税込)で、24時間故障受付可能 | 故障申告受付と故障復旧作業を24時間対応 | 24時間365日の監視・保守を標準提供。回線終端装置は、常時監視により迅速な復旧を24時間365日対応 | 24時間365日対応のオンサイト保守が標準装備。障害の発生箇所の調査や問題の切り分け、現地での保守対応も可能 |
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