最近徐々に注目され始めている光コラボレーションとは何かご存知でしょうか?乗り換えた方がお得なのか気になりますよね。本記事では、光コラボレーションとは何か、乗り換えに失敗しないためのポイントを紹介します。光コラボレーションが気になっている方、乗り換えようと考えている方はぜひご覧ください。
光コラボレーションとは
光コラボレーションとは、NTT東西のフレッツ光の回線を借りた事業者が光回線とオリジナルの特典を一緒に提供するサービスのことです。フレッツ光からの乗り換えや光コラボレーション同士の乗り換えの場合、工事をする必要がなく、回線が一時的に使えなくなる期間がないという特徴があります。法人名義で契約することもできるため、法人利用している企業も多いです。
光コラボレーションに乗り換えるメリット・デメリット
フレッツ光から光コラボレーションに乗り換える際のメリットとデメリットを紹介します。現在、フレッツ光を利用していて乗り換えを検討している方はぜひ参考にしてください。
■メリット
光コラボに乗り換えを行うと、光コラボを提供している業者のオリジナルの特典を受けられること、月々に支払う料金が安くなる可能性があること、問い合わせ先と支払先が1つになること、回線速度が速くなる可能性があることなどのメリットがあります。
業者オリジナルの特典は、業者ごとに異なっているので業者選びの際は、どんな特典が受けられるのか確認してみましょう。また、光コラボはフレッツ光よりも月々の料金が安いことがほとんどのため、少しでも安く利用したいと考えている方にもおすすめです。
さらに、IPv6(IPoE)という通常の通信方法よりも回線速度が速い通信方法に対応しているプロバイダを契約すると、今よりもインターネットの速度が速くなる可能性があります。ほかにも、問い合わせ先と支払先が1つになり、問い合わせや支払いの際に便利というメリットもあります。
■デメリット
デメリットとしては、違約金などの支払いが発生する可能性があること、特別な手続きが必要なことが挙げられるのです。契約中の回線が2年契約などの場合や回線の工事費用を分割払いにしていて支払いがまだ残っている場合には、解約のための違約金や解約手数料、分割払いの残金などの支払いがまとめて発生する恐れがあります。
まとめて一度に支払うことになるため注意が必要です。さらに、フレッツ光から光コラボレーションへ乗り換える際は転用という手続きが必要になり、転用承諾番号という番号をNTT東西から取得しなければいけません。
光コラボレーションから乗り換えるメリット・デメリット
光コラボレーション同士の乗り換えのメリットとデメリットを紹介します。
■メリット
メリットとしては、簡単に乗り換えられること、工事がいらないため回線が一時的に使えなくなる期間がないこと、キャッシュバックキャンペーンなどがあり金銭面で得があること、などが挙げられます。
■デメリット
光コラボ同士の乗り換えの場合は、事業社変更承諾番号という番号を利用中の事業社に電話をして取得する必要があるのです。事業社変更承諾番号には発行日を含んで15日という有効起源が設定されているため、スケジュールを建てて計画的に乗り換えを行わなければいけません。
乗り換えに失敗しないポイント
乗り換えに失敗しないためのポイント、事前に確認をしておくべきポイントを紹介します。契約を済ませた後から、契約しなければよかったと後悔しないよう事前にチェックしておきましょう。
■予定を立てて準備をする
光コラボレーション同士の乗り換えの場合でも、フレッツ光から光コラボレーションに乗り換えを行う場合でも、有効期限が発行日を含んで15日しかない番号を使用します。そのため、後々間に合わなくて工程に手戻りが発生してしまうなどの事態に陥らないよう、予定を立てておきましょう。
■業者選び
光コラボレーションを提供している業者はたくさんいます。失敗しないためには、業者を適当に決めてしまわずにしっかりと比較検討を行って決めることが重要です。
■メールアドレスが使えなくなる可能性がある
プロバイダメールアドレスを使用している場合、光コラボの乗り換えでプロバイダが変わると、そのメールアドレスは使うことができなくなります。プロバイダメールアドレスを使用している方は注意しましょう。
■回線の速度が速くなるとは限らない
インターネットの速度は今よりも遅くなってしまう可能性があるので注意が必要です。回線の速度は実際に使えるようになってみなければ分からない要素でもあるので、乗り換えの際はインターネットが遅くなる可能性もあることを頭の片隅に置いておきましょう。
■電話勧誘の誘いに乗らない
大手企業を装いながら電話で乗り換えの勧誘を行っている悪質な業者もいるため、電話勧誘が来た際は気をつけましょう。今だけ特別安く契約できるなどといわれても、契約をするときはしっかりと検討してからにしましょう。
乗り換えに失敗しないために、業者選びやメールアドレスが使えなくなってしまう可能性があること、事業社変更承諾番号と転用承諾番号には有効期限があること、などに気を付けましょう。光コラボレーションを提供している事業者は多いので、特典などを比べて自分の好みの事業者を探してみましょう。