法人向けインターネット回線が利用できる地域は限られている?

公開日:2020/01/01 最終更新日:2024/06/14

個人向けインターネット回線とはスペックが違うため、事業拡大したいのならば、法人向けインターネット回線を利用したいものです。そのためには、下調べが必要になります。というのは、利用できる地域が限定されている可能性があるからです。

提供エリア外である可能性も考えよう

法人向けインターネット回線サービスを扱っている業者というのは全国にいくつもあります。自社の環境から利用するかどうかの選択をする必要もありそうです。

自社サイトを立ち上げたい中小企業でも導入の検討が進んでいますが、このサービスを選ぶにしても契約前には注意することも少なからずあって、その1つは「帯域の広さ」です。各事業によりますが、データの最大容量が大きければ、高速通信でなければストレスを感じるでしょう。ちなみに、100Mbps以上が理想とされる通信速度です。

もちろん、瞬間的に高速であっても肝心要はトラブルが発生した場合のサポート体制にもあります。快適にインターネットを利用していても、いつ不具合やトラブルが発生するか分からないものです。追い討ちをかけるように、サポートセンターがエリア外でスタッフが訪れるまでに時間がかかることになれば、すぐに解決できないこともあるでしょう。そのような場合にもスピーディーに対処してくれるなら、契約したことに後悔しないはずです。

また、個人向けインターネット回線サービスとの違いをご存知でしょうか。個人向けインターネット回線は、1本の光ファイバーが分岐していて、ご近所さんとの共有型になりますが、法人向けインターネット回線は、データの容量が大きく、耐えるための高品質な回線でなければならず、専有型となります。

また、選定するために気になるのは、利用できる地域は限定されているのかということではないでしょうか。新たにオフィスを設けるにあたり、回線の手配をする必要もあるでしょうが、そもそも利用できる地域に事業所がなければ契約もできません。

もちろん、見直しを考えている場合でも、次に導入を検討するところが提供エリア外となるかもしれず、諦めざるを得ないかもしれません。利用するにも限定されているケースが実際にありますから、しっかり下調べは必要でしょう。

全国的にカバーできるほどに利用されている

まず、提供エリアが東日本と西日本に分かれているパターンがあります。また、法人向けインターネット回線サービスの多くは、回線とプロバイダの一体型なのですが、それぞれと契約する必要が出てくることもあるようで、多くの選択肢があるのは魅力に捉えられがちですが、品質や価格を十分に検討することも大切です。

ちなみに、利用地域を首都圏に限定しているのは、多くのユーザーを獲得できるのが都市部に集中しているからでしょうが、東日本と西日本にまたがって平等にサービスを提供してくれるのは魅力的です。もちろん、回線だけでなく通信速度、安定性などのプロバイダ選びは慎重になりましょう。それでも地域カバー率は90%以上で、ほとんどの地域で利用できるのは魅力的です。

他にも、日本全国で利用されている声が聞かれるところもあって、カバー範囲の広さでいえば、首都圏や主要都市部以外で導入できていない話も聞かれていません。ですが、利用料金が高額というのが多少なりネックな部分になるかもしれません。最大1Gbpsのスペックは申し分ないですが、月額数万円~というところがある中で、月額数百万円というのは腰がひけてしまう金額になるかもしれず、じっくり検討しましょう。

利用が限定されている地域もある

インターネット回線の利用地域が限られているところは、共有型の場合もあり、安定性に不安がないことをチェックしましょう。利用地域も、関東と関西、東海と九州の一部に限られているようです。もちろん、調査した結果、今後、順次提供できるように検討中という話しです。

関東のみという狭い範囲に限定しているケースもありますし、一部帯域確保型というケースもあります。この場合に注意しておきたいのは、提供エリアに事業所があっても、さまざまな要因で速度が遅くなってしまうことです。最大速度は決まっていても、もしかすると最低速度でのサービスが続くこともなきにしもあらずですから、業務に支障が出ない安定したサービスを利用しましょう。

利用できる地域を限定しているということは、高品質な法人向けインターネット回線サービスであることも伺い知れます。ですがやはり、月額数百万円とはいいませんが、1Gプランで月額数十万円という高額利用料であり、提供エリアも関東圏以外では利用できないようです。ですが、首都圏で利用できないケースというのはマレであり、今後、事業拡大をはかるならば、首都圏寄りで検討してみてはいかがでしょう。

 

法人向けインターネット回線が利用できるようになれば、インターネットをフルに利用した業務もスピーディーになり、さらなる飛躍も期待できるでしょう。そのためには、回線とプロバイダは一括提供されているのが理想でもあります。

また、利用するにしても地域は限られている可能性が否定できません。首都圏のみ、という場合もあれば、一部利用できないこともありますから、事務所を移転することや、乗り換えたいのであれば、注意しておきましょう。

おすすめ法人向けインターネット回線一覧

イメージ
サービス名
(会社名)
光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions)フレッツ光ネクストビジネスタイプ
(NTT東日本・NTT西日本)
OCN光「フレッツ」(OCN)
イーサシェア(KDDI株式会社)イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社)NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社)
連絡先0120-681-61703-5359-5111(東日本)
0120-116116(西日本)
0120-106107(OCN)
03-3347-0077お問い合わせフォーム0120-963-350
回線タイプベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォート(一部帯域確保)
通信速度上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
(10Mbps確保)
下り:最大2Gbps
(10Mbps確保)
提供構成専有型専有型専有型専有型共有型
参考価格
:月額費用
4万6,200円(税込)4万5,210円(税込)
※別途プロバイダ利用料金が必要
33万円(税込)858万円(税込)2万735円(税込)
参考価格
:初期費用
5万8,300円(税込)
※工事費別
2万680円(税込)3万4,650円(税込)11万3,850円(税込)22万3,300円(税込)
※2年継続なら実質無料
SLA(品質保証制度)対象遅延速度
可用性
遅延時間
故障通知時間
故障回復時間
パケット損失率
遅延時間遅延時間
可用性
稼働率
トラブル対応
サポートの仕方
24時間365日の電話受付(トラブルきりわけ・復旧支援)と、必要に応じて現地への駆けつけ対応「24時間出張修理オプション」:月額3,300円(税込)で、24時間故障受付可能故障申告受付と故障復旧作業を24時間対応24時間365日の監視・保守を標準提供。回線終端装置は、常時監視により迅速な復旧を24時間365日対応24時間365日対応のオンサイト保守が標準装備。障害の発生箇所の調査や問題の切り分け、現地での保守対応も可能
その他特徴ネットワーク全体を管理し、バックボーンを定期的に増強するため、通信環境が安定しているバックボーンは国内最大級。常に高品質で安定したインターネット環境を提供できるWebブラウザを利用し、日々の通信状況をチェックできるトラフィックレポートを標準付属バックボーン内の機器・回線の二重化による障害対策および、通信の優先制御を行うことで信頼性・安定性を実現環状に交換設備を接続するリング型構成になっており、1つの区間で障害があっても逆向きの接続で伝送することが可能
詳細リンク詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら
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