auひかりはビジネスシーンにもおすすめ?法人契約のメリットとは
会社で利用する光回線事業を検討するにあたって、契約を「法人契約」にすべきか「個人契約」にすべきかを悩んだことはないでしょうか。法人契約は個人契約よりも料金設定が高い傾向にあるため慎重に検討する必要があるでしょう。今回、検討の参考になるようauひかりを法人契約する際のメリットやデメリットを解説します。
auひかりとは
auひかりとは、KDDIが提供する光回線のことです。KDDI独自の回線を利用しており、知名度が高いサービスのひとつである「フレッツ光・光コラボ」とは異なる回線を利用しています。そのため、回線速度が早く、安定している光インターネット回線といえるでしょう。
大きな特徴としては料金があげられます。auひかりは、プロバイダ一体型の光回線です。一体型であることから、月額料金にプロバイダ料金が含まれています。月額料金は一般的であるものの、auスマートフォンを利用していることで安くなるプランも。auひかりの契約を検討している人は、プランやキャンペーンを充分に確認することをおすすめします。
auひかりの個人契約と法人契約の違い
一般的に、個人契約と法人契約で大きな違いをあげるとすればインターネット回線の違いです。個人向け回線と法人向け回線に分かれており、法人向け回線のほうが、利用料金が高い傾向にあります。理由はIPアドレスが固定されるサービスになっているからです。IT関係の会社のような、IPアドレスを固定することでセキュリティ強化が必要な場合は法人契約が適しているでしょう。
一方、auひかりでは個人契約と法人契約ともにIPアドレスが固定されています。そのため、上述した一般的な個人契約と法人契約の違いはありません。ただし、法人契約では営利目的の利用が可能となり、またいくつかのオプションをつけることが可能です。通常ひとつであるIPアドレスの複数所持やセキュリティ強化・機器レンタルのサービスが有料で提供されます。従って、auひかりの個人契約と法人契約の大きな違いは、オプション内容であると判断してよいでしょう。
auひかりで法人契約をするメリット
auひかりの法人契約をするメリットを具体的に解説します。auひかりを契約するメリットではなく、あくまで法人契約をするうえでのメリットです。
■独自の光回線を利用しているため回線速度が比較的速い
auひかりは、提供元であるKDDIが独自に整備した光回線を利用しています。回線速度は最大1Gbps平均速度235Mbps程度とのデータがある、非常に速い光回線です。そのため、auひかりは回線混雑が起きにくく、さらには回線速度が安定していて速いといえるでしょう。インターネットの使用頻度が高い会社であっても、快適なインターネット環境で業務を行うことができます。
■個人契約と変わらない値段でIPアドレスが固定される
近年、インターネットセキュリティが重視されています。仕事でデータファイルの送受信を行う場合、セキュリティに配慮する必要があるといえるでしょう。そのため、データファイルにIPアドレスによる制限を設けるケースも少なくありません。auひかりでは法人契約でも個人契約と同じ料金でIPアドレスが固定されるため、セキュリティ上安心して利用できるといえます。
■社用携帯がauであればお得になるサービスが受けられる
社用携帯がauである場合、もしくはauへの変更を行う場合、月額料金がお得になるサービスが受けられます。最大10台まで月額料金割引が適用されるため、通信費の軽減が期待できます。(2022年3月時点)
auひかりで法人契約をするデメリット
auひかりでは法人契約では一般的といえる、月額料金が高くなるといったデメリットがありません。とはいえ、いくつかデメリットも存在するため充分に考慮しましょう。
■電話回線は2回線のみ
法人契約をしたとしても、利用できる電話回線は2回線のみです。小規模の会社や電話の使用頻度が低い会社では問題がないものの、事業内容によっては電話回線が不足する可能性が考えられます。契約後、電話回線が不足することが判明した場合、業務に支障がでる恐れもあるため慎重に検討しましょう。
■プロバイダを自由に選ぶことができない
auひかりでは月額料金にプロバイダの料金が含まれています。しかし、指定のなかから契約するプロバイダを選ばなければいけません。2022年3月時点で、8社のなかからいずれかを選択します。プロバイダに希望がある場合は、auひかりはおすすめできません。とはいえ、8社は利用者も多いメジャーな会社です。安心して契約できるでしょう。
■一部地域ではauひかりを利用できない
auひかりは独自の光回線を利用しています。一部の地方では対応していない可能性も。もし本社とは別に会社がある場合、一方はauひかりが利用できない恐れもあるでしょう。関連会社で同じ光回線を契約したいときには、対応エリアの確認をおすすめします。
auひかりを法人契約する際のメリットとデメリットを解説しました。特筆すべきデメリットは電話回線が2回線のみであること。そのため、電話の利用頻度が低い会社や従業員が多くない会社にはおすすめできるでしょう。
また、個人契約と同じ料金で法人契約ができるため、個人契約か法人契約かで悩んでいる人はauひかりで一度、試してみるのもよいかもしれません。契約する際は、現在行われているキャンペーンなどを調べてお得な方法で契約することをおすすめします。
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サービス名 (会社名) | 光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions) | フレッツ光ネクストビジネスタイプ (NTT東日本・NTT西日本) OCN光「フレッツ」(OCN) | イーサシェア(KDDI株式会社) | イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社) | NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社) |
連絡先 | 0120-681-617 | 03-5359-5111(東日本) 0120-116116(西日本) 0120-106107(OCN) | 03-3347-0077 | お問い合わせフォーム | 0120-963-350 |
回線タイプ | ベストエフォート | ベストエフォート | ベストエフォート | ベストエフォート | ベストエフォート(一部帯域確保) |
通信速度 | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps (10Mbps確保) 下り:最大2Gbps (10Mbps確保) |
提供構成 | 専有型 | 専有型 | 専有型 | 専有型 | 共有型 |
提供エリア | 全国主要都市部 (1道1都1府7県) | 全国 | 関東エリア (東京・埼玉・千葉・神奈川の一部) | 全国 | 関東:1都6県 東海:4県 関西:2府3県 九州:2県 |
参考価格 :月額費用 | 4万6,200円(税込) | 4万5,210円(税込) ※別途プロバイダ利用料金が必要 | 33万円(税込) | 858万円(税込) | 2万735円(税込) |
参考価格 :初期費用 | 5万8,300円(税込) ※工事費別 | 2万680円(税込) | 3万4,650円(税込) | 11万3,850円(税込) | 22万3,300円(税込) ※2年継続なら実質無料 |
SLA(品質保証制度)対象 | 遅延速度 可用性 | 遅延時間 故障通知時間 故障回復時間 パケット損失率 | 遅延時間 | 遅延時間 可用性 | 稼働率 |
トラブル対応 サポートの仕方 | 24時間365日の電話受付(トラブルきりわけ・復旧支援)と、必要に応じて現地への駆けつけ対応 | 「24時間出張修理オプション」:月額3,300円(税込)で、24時間故障受付可能 | 故障申告受付と故障復旧作業を24時間対応 | 24時間365日の監視・保守を標準提供。回線終端装置は、常時監視により迅速な復旧を24時間365日対応 | 24時間365日対応のオンサイト保守が標準装備。障害の発生箇所の調査や問題の切り分け、現地での保守対応も可能 |
その他特徴 | ネットワーク全体を管理し、バックボーンを定期的に増強するため、通信環境が安定している | バックボーンは国内最大級。常に高品質で安定したインターネット環境を提供できる | Webブラウザを利用し、日々の通信状況をチェックできるトラフィックレポートを標準付属 | バックボーン内の機器・回線の二重化による障害対策および、通信の優先制御を行うことで信頼性・安定性を実現 | 環状に交換設備を接続するリング型構成になっており、1つの区間で障害があっても逆向きの接続で伝送することが可能 |
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