NURO光の法人向けインターネット回線NUROBizとは?
NURO光は通信速度が速く、プロバイダ料金が含まれていて利用しやすい価格帯である光回線業者です。そんなNURO光を法人契約できるのが「NUROBiz」。個人契約とは異なるサービスも提供されています。しかし、法人であっても個人向けプランの契約は可能です。NUROBizを利用するメリットはあるのでしょうか。今回は、NUROBizについて解説します。
もくじ
NURO光の法人向けプラン「NUROBiz」とは?
NUROBizはNURO光の法人向けサービスです。NUROBizは、インターネット接続サービスやセキュリティサービスなど、5つのサービスから構成されています。法人がそれぞれ適したサービスを選択し組み合わせることで、その法人だけのオリジナルプランを組むことが可能です。法人名義でのみ契約できる、ビジネスで非常に有用な回線だといえるでしょう
NURO光の法人向けプランと個人向けプランの違い
個人向けは戸建てなどの物件の種類と、回線速度・契約期間によって8つのプランにわかれますがサービス内容自体は同じです。一方、法人向けは前述した5つのサービスから構成されており、保守も含めた総合的なサービスを受けることができます。特筆すべきは、回線速度の確保・保証がされるプランがあること。
インターネットは、アクセスが集中することで回線が遅くなりやすい傾向にあります。しかし、ビジネスにおいて、回線の遅延は致命的です。遅延を避けるため、最低限の回線速度が保証されたプランが用意されています。従って、豊富なサービス内容と安定したビジネス環境の提供が、法人向けと個人向けの違いであるといえるでしょう。
NUROBizで提供しているその他のサービス
NUROBizは、5つのサービスで構成されています。5つの内のひとつであるインターネット接続サービスについてはあとで詳しく説明しますので、残りの4つのサービスについて簡単に解説しましょう。
■NUROリンク(NUROリンク閉域網)
社内ネットワークの構築サービスです。社内などの限定された空間でのみ通信可能となる、セキュリティの高いネットワークを利用できます。10Mbpsの通信速度保証や24時間365日の現地対応付きです。
■NUROモバイル
ドコモ回線を利用した法人向けモバイル通信サービスです。幅広いエリアで通信可能。さらに、データ通信量を企業全体でシェアできるためパケット通信料の無駄を抑えられます。
■NUROセキュリティ
不正アクセスなどから企業を守ってくれる、セキュリティ強化サービスです。フィッシングサイトやウイルスなどの「内部からの脅威」と、ネットワーク攻撃などの「外部からの脅威」に対応しています。
■NUROクラウド
Office365・メールアーカイブ・クラウドバックアップをはじめとするクラウドサービスを提供するサービスです。ビジネスに役立つ10を超えるクラウドサービスから、利用したいサービスを選択します。
NUROBizの契約回線「NUROアクセス」とは
NUROBizを構成するサービスのひとつであり、インターネット接続サービスのことです。法人用のインターネット回線を導入してくれると考えましょう。
4つのプランがあり、それぞれIPアドレス固定や回線速度保証といった内容だけでなく、月額料金や初期費用も大きく異なります。法人契約と一言でいっても、企業ごとに適したインターネット接続サービスが行われるため、無駄なく充実したサポートを受けることが可能です。
NURO光を契約するときに気をつけたいこと
NUROBizはNURO光の法人向けプランです。従って、NUROBizの特徴だけではなくNURO光を契約するうえでの注意点を知る必要があります。続いて、NURO光を契約するときに気をつけたいポイントを解説します。
■NURO光は全国どこでも契約できるわけではない
NURO光は独自の光回線を利用しています。そのため、回線混雑による遅延は生じにくいです。一方で、提供エリアが限られているため全国どこでも利用できるとはいえません。とくに、地方ではNURO光が未提供であることが多いようです。
■プロバイダが限定されている
NURO光では、So-netのプロバイダに限り使用可能です。ほかのプロバイダを選択することはできません。NURO光を契約するには、今まで使用していたプロバイダを解約する必要があり、手続きの手間と、場合によっては解約金が発生する可能性があります。
■2回の回線工事が必要
NURO光を利用するには、光ケーブルを家にひくために「宅内」「宅外」の2回の工事が必要です。さらに、工事の際は立ち会わなければいけません。一般的な回線工事は1回で済むことを考えると、少し時間がかかってしまうといえるでしょう。
とくに土日祝日での工事は追加料金が発生するため注意が必要です。とはいえ、工事中でもインターネットが利用できるように、Wi-Fi(ホームルーター)の貸出サービスもあります。
■ONUは7種からランダムで届く
ONUとは、簡単にいえばADSL回線で使用するモデムの光回線向け装置のことです。2022年3月現在、7種のONUがありランダムで届きます。なかには旧型のONUがあるため、自分で選べないのはネックといえるでしょう。もし回線速度が遅いと感じた場合は、ほかの機種に無料で変更することが可能です。
法人向けNUROBizは、個人向けプランと比較すると基本料金や初期費用が高い設定です。しかし、それ相応かそれ以上のサービスや保証がついてくるといえるでしょう。また、企業の規模や事業内容によって、それぞれ適したプランを選ぶことができるのも大きな特徴です。現在企業がかかえているセキュリティ・回線速度・無線化といったインターネットにおける弱点を改善しやすいともいえます。また、インターネット環境をNUROに一本化することで管理がしやすく、インターネットに詳しくない人にもおすすめできるサービスです。
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サービス名 (会社名) | 光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions) | フレッツ光ネクストビジネスタイプ (NTT東日本・NTT西日本) OCN光「フレッツ」(OCN) | イーサシェア(KDDI株式会社) | イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社) | NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社) |
連絡先 | 0120-681-617 | 03-5359-5111(東日本) 0120-116116(西日本) 0120-106107(OCN) | 03-3347-0077 | お問い合わせフォーム | 0120-963-350 |
回線タイプ | ベストエフォート | ベストエフォート | ベストエフォート | ベストエフォート | ベストエフォート(一部帯域確保) |
通信速度 | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps (10Mbps確保) 下り:最大2Gbps (10Mbps確保) |
提供構成 | 専有型 | 専有型 | 専有型 | 専有型 | 共有型 |
提供エリア | 全国主要都市部 (1道1都1府7県) | 全国 | 関東エリア (東京・埼玉・千葉・神奈川の一部) | 全国 | 関東:1都6県 東海:4県 関西:2府3県 九州:2県 |
参考価格 :月額費用 | 4万6,200円(税込) | 4万5,210円(税込) ※別途プロバイダ利用料金が必要 | 33万円(税込) | 858万円(税込) | 2万735円(税込) |
参考価格 :初期費用 | 5万8,300円(税込) ※工事費別 | 2万680円(税込) | 3万4,650円(税込) | 11万3,850円(税込) | 22万3,300円(税込) ※2年継続なら実質無料 |
SLA(品質保証制度)対象 | 遅延速度 可用性 | 遅延時間 故障通知時間 故障回復時間 パケット損失率 | 遅延時間 | 遅延時間 可用性 | 稼働率 |
トラブル対応 サポートの仕方 | 24時間365日の電話受付(トラブルきりわけ・復旧支援)と、必要に応じて現地への駆けつけ対応 | 「24時間出張修理オプション」:月額3,300円(税込)で、24時間故障受付可能 | 故障申告受付と故障復旧作業を24時間対応 | 24時間365日の監視・保守を標準提供。回線終端装置は、常時監視により迅速な復旧を24時間365日対応 | 24時間365日対応のオンサイト保守が標準装備。障害の発生箇所の調査や問題の切り分け、現地での保守対応も可能 |
その他特徴 | ネットワーク全体を管理し、バックボーンを定期的に増強するため、通信環境が安定している | バックボーンは国内最大級。常に高品質で安定したインターネット環境を提供できる | Webブラウザを利用し、日々の通信状況をチェックできるトラフィックレポートを標準付属 | バックボーン内の機器・回線の二重化による障害対策および、通信の優先制御を行うことで信頼性・安定性を実現 | 環状に交換設備を接続するリング型構成になっており、1つの区間で障害があっても逆向きの接続で伝送することが可能 |
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