シェアオフィスに法人向けインターネット回線の導入はできるか
シェアオフィスに法人向けインターネット回線を導入することは可能です。ここではその必要性について説明します。現在では、コロナによりシェアオフィスも増えてきました。玄関に手洗い場があり、共用部にはシェアオフィスを備える新築マンションも登場しています。今後ますます増えるシェアオフィスの設備について考えてみましょう。
そもそもシェアオフィスって何?
シェアオフィスとは、ビルなどの一室を複数の個人事業主や会社員などでシェアして使用するオフィスのことです。個室スペースが設けられていて、企業ごとにスペースを区切ったり、個人ごとに区切ったりすることもあります。個室の入室にはICカードなどを使用し、契約者しか入室できない仕組みになっているので安心です。
シェアオフィスにはフリーWi-Fiやブックコーナー、無料のコーヒーメーカー、喫茶店などがあります。もちろんコピー機やファックスなども備えているので、通常のオフィスと同様に使用できます。費用は月額料金制と時間制があり、時間制では都心なら10分あたり300円くらいの料金がかかります。
月額料金は、フリースペースから個室などに応じて1万円台から10万円台とさまざまです。フリースペースでは毎回違った席に座ることができ、マンネリ化を防ぐことができます。最近では、フリースペースの机を採用する企業が増え、さまざまな人とコミュニケーションが取れると好評です。
シェアオフィスのメリットは、フリーランスのような個人事業主や、違う業種の会社員・経営者などと交流できる点です。普段知り合う機会のない人たちと交流することで、新しい仕事のチャンスが生まれたり、新しいアイデアも生まれやすくなったりします。コロナが収束しても、テレワークの需要は伸びると予想されているので、ぜひチェックしてみてください。
シェアオフィスに法人向けプランがおすすめな理由
シェアオフィスには法人向けインターネット回線が必須といえます。なぜなら、数十人の人が一斉にネットに繋ぐには容量の多い回線が必要ですし、安定性も求められるからです。加えて、高性能のルーターやIP電話で電話代を節約するなど、通常のオフィス運営と遜色ない環境が求められます。ラウンジにテレビがあれば、ネットに繋ぐことでさまざまな配信番組やYouTubeを見ることができます。
法人向けインターネット回線は個人用とは違う帯域のネット回線を使用しているので、速度も安定性もより優れています。企業のようにサーバーなどを設置することはなくても、ネットワーク機器や電話、テレビなどを快適に使うために、法人向けインターネット回線はベストな選択です。
月額料金も都心のオフィスなら回収できる金額なので、必要な投資と考えてよいでしょう。地方の場合は、大手シェアハウスでない限り一般向けインターネット回線でも大丈夫です。一般向けインターネット回線でも、ビジネスプランから24時間365日サポートなどのサービスを除いたプランもあるので、より高速で安定を求める場合はおすすめです。
法人向けインターネット回線のプランは、2セッション使用でだいたいは事足りるでしょう。一つは店舗ホームページやシステム運営用に使用し、もう一つは無線ルーターでお客様に使用してもらうという使い方です。もし固定IPを増やしたいなら、オプションで追加も可能です。
シェアオフィスではどんな設備とサービスが必要?
シェアオフィスで必要な設備やサービスを紹介します。まずは、無線ルーターです。最新のWi-Fi6に対応した、より広範囲に電波が届く機器がベストです。より電波を安定させるには、中継ルーターなどを設置するとよいでしょう。奥のスペースまでしっかりと電波が届くようになります。
ユーザーの中には、個人の4G回線を使用して作業する人もいるので、バックアップ的な回線や大きい容量のアプリをダウンロードするときには喜ばれます。フリーWi-Fiを使うのはセキュリティ面で不安という人もいるかもしれませんが、法人向けインターネット回線の場合は、オプションで大手プロバイダーの最新セキュリティを活用できるので安心です。
より安心して利用できるように、セキュリティ対策の取り組みを張り紙などで周知することもおすすめです。他には、電話機やファックス・コピーなどの複合機や、映像を映すプロジェクター、テレビなどがあると便利でしょう。これらの機器もインターネットに接続できるので、IP電話で節約することもできます。
さらに、カード型ICの入退室管理システムや非接触型センサなどもあると便利です。店舗への入退室にも使用できるので、セキュリティ面を考えるならばぜひ取り入れたい設備です。これらは、入退室時間のログなども自動で取得したり、システムの異常も教えてくれたりするので、経営者としても管理しやすくなります。
シェアオフィスでは一斉にネットにつなぐので、法人向けインターネット回線を導入するのがおすすめです。現在、都内や地方大都市のオフィスは空室率が上がっているので、シェアオフィスが増え、サービス競争も進んでいます。
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サービス名 (会社名) | 光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions) | フレッツ光ネクストビジネスタイプ (NTT東日本・NTT西日本) OCN光「フレッツ」(OCN) | イーサシェア(KDDI株式会社) | イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社) | NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社) |
連絡先 | 0120-681-617 | 03-5359-5111(東日本) 0120-116116(西日本) 0120-106107(OCN) | 03-3347-0077 | お問い合わせフォーム | 0120-963-350 |
回線タイプ | ベストエフォート | ベストエフォート | ベストエフォート | ベストエフォート | ベストエフォート(一部帯域確保) |
通信速度 | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps (10Mbps確保) 下り:最大2Gbps (10Mbps確保) |
提供構成 | 専有型 | 専有型 | 専有型 | 専有型 | 共有型 |
提供エリア | 全国主要都市部 (1道1都1府7県) | 全国 | 関東エリア (東京・埼玉・千葉・神奈川の一部) | 全国 | 関東:1都6県 東海:4県 関西:2府3県 九州:2県 |
参考価格 :月額費用 | 4万6,200円(税込) | 4万5,210円(税込) ※別途プロバイダ利用料金が必要 | 33万円(税込) | 858万円(税込) | 2万735円(税込) |
参考価格 :初期費用 | 5万8,300円(税込) ※工事費別 | 2万680円(税込) | 3万4,650円(税込) | 11万3,850円(税込) | 22万3,300円(税込) ※2年継続なら実質無料 |
SLA(品質保証制度)対象 | 遅延速度 可用性 | 遅延時間 故障通知時間 故障回復時間 パケット損失率 | 遅延時間 | 遅延時間 可用性 | 稼働率 |
トラブル対応 サポートの仕方 | 24時間365日の電話受付(トラブルきりわけ・復旧支援)と、必要に応じて現地への駆けつけ対応 | 「24時間出張修理オプション」:月額3,300円(税込)で、24時間故障受付可能 | 故障申告受付と故障復旧作業を24時間対応 | 24時間365日の監視・保守を標準提供。回線終端装置は、常時監視により迅速な復旧を24時間365日対応 | 24時間365日対応のオンサイト保守が標準装備。障害の発生箇所の調査や問題の切り分け、現地での保守対応も可能 |
その他特徴 | ネットワーク全体を管理し、バックボーンを定期的に増強するため、通信環境が安定している | バックボーンは国内最大級。常に高品質で安定したインターネット環境を提供できる | Webブラウザを利用し、日々の通信状況をチェックできるトラフィックレポートを標準付属 | バックボーン内の機器・回線の二重化による障害対策および、通信の優先制御を行うことで信頼性・安定性を実現 | 環状に交換設備を接続するリング型構成になっており、1つの区間で障害があっても逆向きの接続で伝送することが可能 |
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