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VPNで複数の端末から同時接続できない時の原因と対策

公開日:2023/11/01  最終更新日:2023/08/01


VPNとは、仮想のプライベートネットワークのことです。そのため、ビジネスでよく利用されています。しかし、利用していると複数台の端末から同時接続できないなどの問題が起こることがあるでしょう。そこで、VPNで複数の端末から同時接続できない時に確認すべきことなどを説明します。

VPNで同時接続できない時に確認すべきこと

「複数の端末を同時にVPNに接続できない!」と困ったときは、次のことを確認してください。

ポイント1:同時接続台数を超えていないか

まずは、同時接続台数の多いVPNルーターであるかどうかです。大手VPNサービスの場合、最大5~10台程度まで同時接続できます。このようにサービスによって最大同時接続台数が異なるため、まずは同時接続台数を確認してください。

ポイント2:VPNクライアントソフトをインストールしているか

VPNを利用するには、端末にVPNのクライアントソフトを搭載する必要があります。もし同時接続台数を超えていないのに繋がらないのであれば、VPNクライアントソフトがインストールされているかどうか確認しましょう。

ポイント3:帯域不足ではないか

帯域とは通信に使用される周波数の範囲のことであり、bpsという単位で表されるネットワーク帯域幅は特定の時間内にネットワーク接続で送信できるデータの最大容量のことです。オンライン会議などで帯域が不足することがあり、不足すると通信速度が遅くなります。ポイント1と2に該当しない場合は、帯域を確認しましょう。

ポイント4:ファイアウォールやセキュリティソフトがブロックしていないか

それでも接続できない場合は、ファイアウォールやセキュリティソフトが接続をブロックしていることが考えられます。このような場合はファイアウォールを無効にしたりセキュリティ設定を変更したりして、VPN接続ができるようになるか試しましょう。

ポイント5:VPNポートが閉じていないか

VPN接続するには、VPNポートが開いていることが必要です。もし閉じていれば、接続できなくなります。ルーターの設定画面を開き、VPN接続に必要なポートが開いているか確認しましょう。

ポイント6:IDやパスワードを誤っていないか

ポイント1~5を試しても接続できない場合は、入力したIDやパスワードが間違っていないか確認してください。入力したIDとパスワードを一度消して、再度正しいものを入力すると繋がります。

同時接続に適したVPNを選ぶメリット

同時接続できるVPNを選べば、業務を安全で円滑に進めることができます。機密情報も安全に送信できるため、高いセキュリティレベルを求める企業には特におすすめです。

安全に通信できる

社内の情報をフリーWi-Fiを利用した状態で送信すると、外部の人間に情報を抜き取られてしまう危険性があります。しかし、VPNは限られた人間のみ利用できるため、安全にデータを送ることが可能です。

ただし、VPNの安全性の高さは種類によって異なります。外出中の社員に社内情報などを送信することが多いのであれば、セキュリティレベルの高いVPNを導入するとよいでしょう。

業務を円滑に進められる

リモートワークや外回りが多い場合、社内のみで取り扱えるデータはかなり厄介なものです。一度出社・帰社しなければ確認できないため、かなり業務効率が悪いです。

しかし、VPNを導入していればオフィスにいなくても安全に社内システムにアクセスできます。複数拠点で社内情報をやり取りできるようにもなるため、拠点間が遠くてもすぐに必要な情報を安全かつ速く送信することにより、業務を円滑に進めることができます。

複数の端末から同時接続する際に気を付けること

複数の端末から同時接続する際は、以下4つのポイントに気を付けてください。VPNによって通信速度やセキュリティレベルは異なるため、自社に合ったものを導入する必要があります。

ポイント1:自社の規模に合っているか

VPNは同時接続できる端末があるとはいっても、台数が限られます。そのため規模が大きいにもかかわらず同時接続台数の少ないものを導入してしまうと、VPN接続できない社員が不便に感じるでしょう。

ポイント2:セキュリティレベルは高いか

VPNの種類によってセキュリティレベルは異なります。そのため、導入前にセキュリティレベルの確認が必要です。また、従業員が利用する端末のセキュリティ対策も重要となります。ネットワークの安全性が高くても、利用する端末のセキュリティレベルが低ければ情報漏洩などのリスクが高まるからです。

ポイント3:通信速度は速いか

テレワークやオンライン会議など、業務において通信速度が重視される場合は必ず通信速度を確認してください。通信速度が遅いと遅延が生じて業務に支障をきたす可能性があります。

ポイント4:複数種類の端末に対応しているか

社員が利用するのはPCだけではありません。どの端末からでも接続できるよう、PCはもちろん、タブレット・スマートフォンなから接続ができるか確認しましょう。

まとめ

VPNで同時接続できない場合に確認すべきことと、複数の端末から同時接続するメリット、同時接続する際に気を付けることを解説しました。VPNを導入すれば安全に情報をやり取りできることが可能となるため、業務を円滑に進められます。テレワークや外回りをする社員が多い場合や、重要拠点が遠い場合などは、VPNの導入を検討してはいかがでしょうか。

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サービス名
(会社名)
光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions)フレッツ光ネクストビジネスタイプ
(NTT東日本・NTT西日本)
OCN光「フレッツ」(OCN)
イーサシェア(KDDI株式会社)イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社)NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社)
通信速度上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
(10Mbps確保)
下り:最大2Gbps
(10Mbps確保)
参考価格
:月額費用
4万6,200円(税込)4万5,210円(税込)
※別途プロバイダ利用料金が必要
33万円(税込)858万円(税込)2万735円(税込)
参考価格
:初期費用
5万8,300円(税込)
※工事費別
2万680円(税込)3万4,650円(税込)11万3,850円(税込)22万3,300円(税込)
※2年継続なら実質無料
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