会社に置くなら無線LANと有線LANのどちらがよいのか

公開日:2022/08/01 最終更新日:2026/06/11


会社での業務にインターネット回線は必要不可欠です。これから新たにオフィスを新設する場合など、 ネットワーク環境の構築を検討している企業の方も多いでしょう。そこで多くの方が悩むのが、無線LANと有線LANのどちらがいいのかということです。ここでは、無線LANと有線LANの違いや接続方法について解説します。

有線LAN・無線LANの違い

まずは、有線LANと無線LANがそれぞれどのようなものなのか、違いを見ていきましょう。

有線LANの特徴

有線LANとは、プロバイダのモデムとパソコンやルーターなどのインターネット機器を直接LANケーブルで接続するものです。有線LANは、壁などの障害物や、Bluetoothなどが発する電波の影響を受けにくいというメリットがあります。そのため、有線LANは通信速度が安定しているのが特徴です。さらに、 大容量データの送受信もスムーズにできます。オフィスでは大きなデータのやりとりをする機会も多いでしょう。

したがって、業務の安定性を重視するオフィス環境において、有線LANは極めて重要性の高い接続手段といえます。デメリットとしては、複数のパソコンと接続する際は配線が複雑になってしまうことです。また、スマートフォンやタブレットは、LANケーブルを繋ぐための物理ポートを搭載しないデバイスが現在の主流であり、基本的にはそのままでは接続できないのもデメリットといえるでしょう。

無線LANの特徴

無線LANとは、いわゆる「Wi-Fi」のことです。実際にケーブルで繋ぐ有線LANに対して、無線LANはケーブルを使いません。Wi-Fiルーターと呼ばれるものを使い、無線(電波)を使ってネットワーク接続を行います。また、ケーブルを使わないので配線を工夫する必要もなく、さらにパソコンだけでなくタブレットやスマートフォンでも接続可能です。デメリットとしては、初期設定に少し手間がかかり、 遮蔽物や周囲の電波状況などの環境によっても電波状態が変化することです。

有線LAN・無線LANの接続方法

ここからは、有線LANと無線LANの接続方法をそれぞれ見ていきましょう。

有線LANの接続方法

有線LANを接続するためには、ONUとLANケーブル、そしてパソコンやルーターなどの通信機器が必要になります。接続方法はシンプルで、ONUとルーターをLANケーブルで繋ぎ、そのルーターからパソコンへLANケーブルを繋ぐのが一般的です。ルーターを介すことで、複数のパソコンやスマホを同時にインターネットに接続できるようになり、セキュリティも向上します。もし、ルーターのLANポートが足りなくなった場合には、ルーターの先にスイッチングハブを繋ぐことで、さらに多くのパソコンを接続することが可能です。

無線LANの接続方法

無線LANを接続したいときは、ONU、Wi-Fiルーター、LANケーブルを用意してください。そして、ONUとWi-FiルーターをLANケーブルで繋ぎます。Wi-Fiルーターが無事に接続できたら、パソコンやタブレット、スマートフォンなどのデバイスで、Wi-Fi設定をしましょう。

有線LANを無線で接続する方法

既に有線LANのインターネット環境はあるけど、無線LANの接続環境も整えたいという企業もあるでしょう。有線LANを無線で接続するには、無線LANルーターを準備しましょう。無線LANルーターを有線LANに繋げば、無線環境を作れます。

無線LANを有線で接続する方法

一方で、無線LANを有線で接続したいというケースもあるでしょう。その場合まずは、Wi-FiルーターにLANケーブルを差し込みます。LANケーブルのもう片端を、インターネットに接続したパソコンのLANポートに差し込めば、Wi-Fiルーターを介した有線接続が可能になります。

状況に応じて使い分けるのがおすすめ!

有線LANと無線LANは、それぞれメリットとデメリットがあります。そのため、会社でどちらの方法でインターネット接続をするか悩んでしまうでしょう。

そんなときは、状況に応じて使い分けるのがおすすめです。どんな状況のときにどちらのLANを使用するのか、具体的に見ていきましょう。

有線LANで接続すべきとき

有線LANは、インターネットの接続状況が安定しています。そのため、デスクトップパソコンなど普段移動しないものに繋ぐときは、有線LANがおすすめです。また、大容量のデータ送受信を行う際やWeb会議を行うときも、有線LANのほうが遅延が少なく推奨されます。

無線LANで接続すべきとき

スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなど、社内を移動するデバイスに接続するのは、無線LANのほうがおすすめです。有線LANだと、ケーブルが届く範囲でしか接続できません。また、上述したようにスマートフォンやタブレットはLANポートが搭載されていないデバイスが基本なので、LANケーブルをそのまま繋げないのも大きな理由です。

会社では有線LANも無線LANも併用しよう

ここまでお伝えしたように、状況によって有線LANにするべきときと無線LANにするべきときが異なります。そのため、会社でインターネット環境を整えるときは、有線LANと無線LANを併用するのがおすすめです。具体的には、オフィスに固定設置するデスクトップパソコンなどは有線LANで接続し、社員が持つスマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどは無線LANで繋ぐハイブリッドな環境を構築しましょう。

まとめ

有線LANと無線LANの違いや接続方法をご紹介しました。有線LANと無線LANは、それぞれ特徴や接続方法が異なります。会社の環境のほか、業務で使うパソコンなどのデバイス状況によって、有線LANと無線LANの両方を使い分けましょう。これから会社のインターネット環境を整えようと考えている企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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