学校に法人向けインターネット回線は導入できる?
ここでは、学校に法人向けインターネット回線は導入できるかについて説明していきます。結論からいうと、法人向けインターネット回線は導入できます。しかもフレッツ光では、学校向け特別料金を設けています。アップルなどの企業も学生向け・教職員向け価格を用意しているように、NTTもこのような取り組みを行い学校の運営を支えています。
学校に法人向けインターネット回線は導入できる?
学校にも法人向けインターネット回線を導入する事ができます。ビジネスプランなら30,000円程度が相場となっており、通常だと45,000円程度ですので、かなりお得になっています。通常のファミリータイプやハイスピードタイプの導入もできますが、こちらは一般よりも月額1,000円安い程度です。通常は、一般のインターネット回線でも充分だと思いますが、専用端末で文部省との通信をするなどのサーバーがある場合は固定IPも必要なので、ビジネスプランを導入した方がよさそうです。
ただし、かならずしも法人向けインターネット回線が必要というわけではありません。校舎の各階にインターネット回線を分配するには、配管などでLANケーブルを分岐させて、各階・各教室に無線ルーターなどを設置します。ただ、校舎はオフィスのように床下配線設備があるところは少ないので、天井に配線を這わせたり床下に設置したりする必要がありそうです。
現在の授業ではタブレットが必須になってきているので、無料Wi-Fiを利用するには無線ルーターが必須です。中には、学校の無線ルーターを通して先生の答案を覗いてしまう生徒が現れるなどのニュースもありました。そのようなトラブルを防ぐためにも、プロバイダ側でセキュリティ機能のあるビジネスプランを選ぶ事も必要かもしれません。その場合は、教員専用のIPアドレスや専用端末を用意します。
学校に法人向けインターネット回線を導入するメリットとは?
学校に法人向けインターネット回線を導入するメリットは、先ほどお伝えしたセキュリティとあとは24時間365日対応のトラブルサポートです。夜間や校舎が閉まっているときは施設内には入れませんから、トラブルが夜間にあれば、校舎の引き込み手前や電話局などの設備を点検します。
夜間対応で先生が登校できるようであれば、教室を開けてもらい、専門の技術者がトラブルの対応を行います。このような、万全のトラブルサポートが、法人向けインターネット回線の特徴の一つです。また、セキュリティに関していえば、教職員専用端末には指紋認証や静脈認証、専用のIDカードを使用して端末にアクセスするようにします。
これで、答案や経営に関する資料などを外部の人に見られる心配もありません。このようなトータルでのサポートや相談ができるのも、法人向けインターネット回線のメリットです。そして、多くの生徒に対して安定で高速の通信を提供できるのも、ビジネスプランのメリットです。
最低でも10Mbpsの動作を保証する会社もあり、それだけの速度があればタブレットを使用しての授業でも問題ありません。ただし、クリエイティブ系の授業ではその速度では難しいので、速度が遅い場合はトラブルサポートに連絡する方がよいでしょう。しかし、通常はそのような事はないので、安心して授業でインターネットを使用できます。
学校に法人向けインターネット回線を導入するデメリットとは?
学校に法人向けインターネット回線を導入するデメリットは価格です。通常のファミリープランなら料金もあまり変わりませんが、ビジネスプランとなると約5倍と割引を考慮しても割高なのは変わりません。しかも、ビジネスプランではオプションのセキュリティ機能や追加IPなど、さらに価格が上乗せされる場合もあります。
今は、経営も大変であるところが多くできれば経費は抑えたいと思うものです。そのため、ファミリープランの検討をしてもよいと思います。大規模の校舎なら、法人向けプランもありだと思いますが、小規模の校舎ならまずはファミリープランをおすすめします。
しかし、法人向けインターネット回線のデメリットはそのくらいです。反対に、学校には積極的に法人向けインターネット回線を導入することをおすすめします。理由はやはり24時間365日サポートとセキュリティです。この2つは、企業のみならず、学校でも必須だからです。
今後ますます学校経営もIT化していくなかで、早めにこのような回線を導入しておくことは後を考えてもメリットになります。最初は経費がかかりますが、使用しているうちに、いらないオプションなどに気づけば外したりもできます。何より、学校経営では長期の契約になると思うので、しっかりと品質に信頼をおける会社のインターネット回線が必要不可欠です。今後は、政府もサポートしてさらにネット環境も充実してくるはずです。
ここまで、学校に法人向けインターネット回線を導入できるのかを説明してきました。現在、とくに大学ではオンライン授業に対するトラブルが頻発しています。授業料の返還を求める声も聞こえてきます。しかし、今後もオンライン化は止まる事なくさらに進むでしょう。そうなると、授業や教育の基盤であるネット環境はますます重要性を増してきます。最後に、法人向けインターネット回線を強くすすめて終わりにしたいと思います。
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サービス名 (会社名) | 光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions) | フレッツ光ネクストビジネスタイプ (NTT東日本・NTT西日本) OCN光「フレッツ」(OCN) | イーサシェア(KDDI株式会社) | イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社) | NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社) |
連絡先 | 0120-681-617 | 03-5359-5111(東日本) 0120-116116(西日本) 0120-106107(OCN) | 03-3347-0077 | お問い合わせフォーム | 0120-963-350 |
回線タイプ | ベストエフォート | ベストエフォート | ベストエフォート | ベストエフォート | ベストエフォート(一部帯域確保) |
通信速度 | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps 下り:最大1Gbps | 上り:最大1Gbps (10Mbps確保) 下り:最大2Gbps (10Mbps確保) |
提供構成 | 専有型 | 専有型 | 専有型 | 専有型 | 共有型 |
提供エリア | 全国主要都市部 (1道1都1府7県) | 全国 | 関東エリア (東京・埼玉・千葉・神奈川の一部) | 全国 | 関東:1都6県 東海:4県 関西:2府3県 九州:2県 |
参考価格 :月額費用 | 4万6,200円(税込) | 4万5,210円(税込) ※別途プロバイダ利用料金が必要 | 33万円(税込) | 858万円(税込) | 2万735円(税込) |
参考価格 :初期費用 | 5万8,300円(税込) ※工事費別 | 2万680円(税込) | 3万4,650円(税込) | 11万3,850円(税込) | 22万3,300円(税込) ※2年継続なら実質無料 |
SLA(品質保証制度)対象 | 遅延速度 可用性 | 遅延時間 故障通知時間 故障回復時間 パケット損失率 | 遅延時間 | 遅延時間 可用性 | 稼働率 |
トラブル対応 サポートの仕方 | 24時間365日の電話受付(トラブルきりわけ・復旧支援)と、必要に応じて現地への駆けつけ対応 | 「24時間出張修理オプション」:月額3,300円(税込)で、24時間故障受付可能 | 故障申告受付と故障復旧作業を24時間対応 | 24時間365日の監視・保守を標準提供。回線終端装置は、常時監視により迅速な復旧を24時間365日対応 | 24時間365日対応のオンサイト保守が標準装備。障害の発生箇所の調査や問題の切り分け、現地での保守対応も可能 |
その他特徴 | ネットワーク全体を管理し、バックボーンを定期的に増強するため、通信環境が安定している | バックボーンは国内最大級。常に高品質で安定したインターネット環境を提供できる | Webブラウザを利用し、日々の通信状況をチェックできるトラフィックレポートを標準付属 | バックボーン内の機器・回線の二重化による障害対策および、通信の優先制御を行うことで信頼性・安定性を実現 | 環状に交換設備を接続するリング型構成になっており、1つの区間で障害があっても逆向きの接続で伝送することが可能 |
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