イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社)

公開日:2024/05/08 最終更新日:2024/06/14

ランキングアイコン4 イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社)

イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社)のメイン画像 引用元:https://www.softbank.jp/biz/services/network/vpn-internet/smart-intenet/lineup/ether-access-s/
  • 総合評価

    品質・対応エリアは十分だが非常に高額

次に紹介するのは、ソフトバンク株式会社の「イーサネットアクセス(S)」です。

携帯キャリアのひとつなので、「ソフトバンク」という社名はほとんどの人が知っているでしょう。

家庭向けインターネットの「ソフトバンク光」というサービスがありますが、これは「光コラボレーションモデル」のサービスなので、ソフトバンクの回線というわけではなく、サービスの中身はNTTのフレッツ光と同じものです。(「光コラボレーションモデル」とは、NTTからフレッツ回線の卸売りを受け、プロバイダサービスなどとセットにして販売するOEMサービス形態のことです。)

家庭向けには自社の回線サービスを提供していないソフトバンクですが、法人向けには回線サービスを提供しているので、紹介していきましょう。

サービス名 イーサネットアクセス(S)
社名(商号) ソフトバンク株式会社
(英文社名)SoftBank Corp.
事業内容 移動通信サービスの提供、携帯端末の販売、固定通信サービスの提供、インターネット接続サービスの提供
設立年月日 1986年(昭和61年)12月9日
本社所在地 〒105-7317 東京都港区東新橋1-9-1
代表者 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 宮内 謙
代表取締役 副社長執行役員 兼 COO 榛葉 淳
代表取締役 副社長執行役員 兼 COO 今井 康之
代表取締役 副社長執行役員 兼 CTO 宮川 潤一
資本金 204,309百万円(2020年3月31日現在)
従業員数 単体:約17,300人(2020年3月31日現在)
連結:37,821人(2020年3月31日現在)
電話番号 不明
※問い合わせは、公式サイトのお問い合わせフォーム

ビジネス利用に耐えられる「専有型」

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これまで紹介してきた他のサービスと同様に、ソフトバンクのイーサネットアクセス(S)も「ベストエフォート」で「専有型」のサービスです。

プランの中には「共有型」もありますが、他ユーザーと共有し影響を受けやすいため安定性が低く、あまりおすすめできません。

また、最大通信速度も100Mbpsと1Gbpsのプランがありますが、これまでより急激に通信量が増加している現在のインターネットのスタンダードは1Gbpsと言っていいでしょう。

「ベストエフォート」「専有型」「最大1Gbps」というスペックは、1位~3位で紹介したサービスと同等ということになります。

回線とプロバイダはセットで提供

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回線とプロバイダはセットで提供され別々に手配する必要がないという点も、1位~3位で紹介したサービスのうち、フレッツ光ネクストビジネスタイプ以外のものと同じ特徴です。

契約窓口が1ヵ所に集約されるという手続き的なメリットの他に、ネットワーク全体を1つの事業者が管理しているので、柔軟な対応が可能だというメリットがあります。

ベストエフォートでも品質保証「SLA」付き


1位~3位のサービスもSLA(サービス品質保証制度)が付いていましたが、イーサネットアクセス(S)も同じようにSLA付きです。

「可用性」と「遅延時間」の2つの項目で基準値が設定され、それを下回った場合に利用料金の一部が返還されます。

ただし、設定されている項目やその基準(値や適用区間など)が異なるので、検討する際には注意深く見比べる必要があるでしょう。

対応エリアは日本全国

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イーサネットアクセス(S)の対応エリアは公式サイトでは確認できませんが、概ね日本全国どこでも大丈夫だと思って問題ないでしょう。

NTTのフレッツ光ネクストビジネスタイプに匹敵するカバー範囲の広さです。

首都圏や主要都市部以外であっても、導入できないということはほとんどなさそうです。

利用料金は非常に高額

「最大1Gbps」「専有型」「回線・プロバイダ一括提供」「SLA付き」「日本全国対応」と、スペックとしては申し分ないと思います。

ただし、このサービスには大きな弱点があります。

それは、利用料金があまりにも高額だということです。

1位~3位のサービスは、月額4万6,200円(税込)、4万5,210円(税込)、33万円(税込)でしたが、イーサネットアクセス(S)はなんと月額858万円(税込)です。

品質もよく対応エリアも広いとはいえ、この金額では簡単には導入できる企業は少ないでしょう。

したがって、高品質ではありますが、総合的なおすすめ度としては4位にしています。

イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社)を利用した方の口コミ・評判を集めてみました!

回線のタイプとネットワーク規模に応じて5つのサービスから選択することができ、用途に応じ選択できるのでいいと思いました。

有名な会社のサービスなので安心ができるのと、保守が充実しているから

「イーサネットアクセス(S)」は、回線のタイプとネットワーク規模にあわせて5つのサービスから選ぶことができます。これなら、それぞれの使用用途に応じて選択することができるので、どのような方でも選びやすいですよね。

おすすめ法人向けインターネット回線一覧

イメージ
サービス名
(会社名)
光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions)フレッツ光ネクストビジネスタイプ
(NTT東日本・NTT西日本)
OCN光「フレッツ」(OCN)
イーサシェア(KDDI株式会社)イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社)NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社)GMOとくとくBB(GMOインターネット株式会社)
連絡先0120-681-61703-5359-5111(東日本)
0120-116116(西日本)
0120-106107(OCN)
03-3347-0077お問い合わせフォーム0120-963-3500120-202-015
回線タイプベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォート(一部帯域確保)ベストエフォート
通信速度上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
(10Mbps確保)
下り:最大2Gbps
(10Mbps確保)
上り:最大357.38Mbps
下り:最大263.69Mbps
提供構成専有型専有型専有型専有型共有型要問合せ
提供エリア全国主要都市部
(1道1都1府7県)
全国関東エリア
(東京・埼玉・千葉・神奈川の一部)
全国関東:1都6県
東海:4県
関西:2府3県
九州:2県
全国
参考価格
:月額費用
4万6,200円(税込)4万5,210円(税込)
※別途プロバイダ利用料金が必要
33万円(税込)858万円(税込)2万735円(税込)戸建て:4,488円(税込)

マンション:3,498円(税込)
参考価格
:初期費用
5万8,300円(税込)
※工事費別
2万680円(税込)3万4,650円(税込)11万3,850円(税込)22万3,300円(税込)
※2年継続なら実質無料
28,600円(税込)
SLA(品質保証制度)対象遅延速度
可用性
遅延時間
故障通知時間
故障回復時間
パケット損失率
遅延時間遅延時間
可用性
稼働率要問合せ
トラブル対応
サポートの仕方
24時間365日の電話受付(トラブルきりわけ・復旧支援)と、必要に応じて現地への駆けつけ対応「24時間出張修理オプション」:月額3,300円(税込)で、24時間故障受付可能故障申告受付と故障復旧作業を24時間対応24時間365日の監視・保守を標準提供。回線終端装置は、常時監視により迅速な復旧を24時間365日対応24時間365日対応のオンサイト保守が標準装備。障害の発生箇所の調査や問題の切り分け、現地での保守対応も可能要問合せ
その他特徴ネットワーク全体を管理し、バックボーンを定期的に増強するため、通信環境が安定しているバックボーンは国内最大級。常に高品質で安定したインターネット環境を提供できるWebブラウザを利用し、日々の通信状況をチェックできるトラフィックレポートを標準付属バックボーン内の機器・回線の二重化による障害対策および、通信の優先制御を行うことで信頼性・安定性を実現環状に交換設備を接続するリング型構成になっており、1つの区間で障害があっても逆向きの接続で伝送することが可能固定回線(光回線)とモバイルWi-Fiの2種類
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