インターネット回線はなぜ遅くなる?知っておきたい改善方法をご紹介

公開日:2022/03/15 最終更新日:2024/06/14


最初は問題なく利用していたネットが、時間が経つとネット回線が遅く感じる場合があります。原因はパソコンやルーター、LANケーブルなど多様です。考えられる原因を解消してネット環境を改善することが大切です。今回はインターネット回線が遅くなる原因、その改善方法をご紹介します。

インターネット回線が遅くなる原因

何だかネット回線が遅くなったと感じた時は、以下の原因が考えられます。

パソコンの問題

パソコンのメモリ容量がいっぱいだったりOSのバージョンが古かったりするとネット回線が遅くなることがあります。メモリ容量は使用しないアプリがあれば削除、メモリを増設するなどで改善されます。パソコンを購入するときにメモリ容量の大きいパソコンを選ぶと、メモリ不足でネットが遅くなりにくくなるでしょう。

また使っているパソコンの年式が古いと、動画や画像を開くのにスペック不足になってネットの速度が低下することもあります。

ブラウザのキャッシュ

ブラウザのキャッシュが溜まることでも通信速度が低下します。キャッシュは1度開いたページを再び開くとき、早く開くように読み込む機能です。ブラウザの設定からキャッシュの溜まり具合を確認して、定期的に削除して速度の低下を防ぎます。

ルーターの状態

無線ルーターのスペックが低いのもネット回線が遅くなる原因です。スペックの高いルーターに変えると問題が解決できます。さらにルーターの置き場所に問題があるケースもあります。部屋の位置によっては電波が入りにくいことがあるため、スペックに問題がないときは置き場所を変更してみましょう。

LANケーブルの劣化

何らかの原因でLANケーブルが劣化すると、回線が遅くなります。LANケーブルの寿命は20年前後といわれています。使い古したケーブルがあれば買い替えましょう。

ウイルスによる速度低下

パソコンがウイルスに感染した場合、ネット回線が遅くなるかもしれません。ウイルスに感染した場合はセキュリティのアップデート、ネットを遮断するなどします。事前にセキュリティソフトをダウンロードして、ウイルスが入らないように対策を取ると速度低下を抑えられます。

光回線でも通信速度が遅くなることがある

マンションやアパートのような集合住宅で光回線を使用している場合、1つの光ファイバーを全戸で共有します。そのため光回線の使用が集中すれば通信速度が遅くなってしまうのです。ネット使用が集中しやすい休日の午後や日中は使用を控えて、利用時間をずらすことで速度低下を回避できます。

また光回線事業者を見直す方法もあります。業者によってはそこまで通信速度が速くならない場合もあるため、いろんな回線業者の速度を確認するのもよいでしょう。

インターネット回線が遅くなったときの改善方法

ネット回線が遅くなったとき、試したい改善方法をご紹介します。

モデムやルーターの再起動

モデムやルーターは1度接続すればそのままの状態がほとんどです。しかし電源が入り続けた状態はモデムやルーターに負荷がかかり、熱がこもりやすくなるのです。熱によってネット回線に影響が出ているかもしれません。電源を落とし、しばらくそのまま置いておきましょう。熱が引いて速度の低下が解消する場合があります。

IPv6の利用

IPv6は新しい通信規格で、多くの人が利用しているIPv4とは通信方法が異なるため、ネット利用が集中しても影響を受けずに快適にネットを楽しめます。

ネットの利用時間を見直す

先ほどもお伝えしましたが、集合住宅だと1つの回線を全戸で分けるため、回線の利用が多ければ多いほど通信が重たくなり遅くなるのです。在宅勤務や家で過ごす時間が増えたことからネットの利用者も増加傾向にあります。日中は利用者が多いので、通信速度が遅くなりやすいです。ネットの利用時間を調整できるのであれば、利用者の少ない夜間帯や朝に変えてみましょう。

セキュリティソフトの見直し

セキュリティソフトを取り入れていることで、通信に遅れが出る場合があります。ウイルスから守ってくれるのですが、パソコンのメモリやCPUのデータ処理に負荷を与えてしまうのです。パソコンへのダメージの少ないセキュリティソフトに切り替えることで解決できる可能性があります。

光回線を利用

光回線を利用していない場合は、光回線の契約を考えましょう。ADSLを利用している場合、サービス終了が決まったため光回線に乗り換えるのがおすすめです。光回線1Gbpsの速度提供が基準となっているため、ADSLを使っていた人からすると速度環境は大幅に変わり、ネットがスムーズに使えるようになるでしょう。また、最近では10Gbpsの速度利用が可能なプランを用意した光回線もあります。利用状況に応じた回線事業者、プランを選ぶのがおすすめです。

 

インターネット回線が遅くなる原因はたくさんあります。キャッシュのクリア、モデムやルーターの再起動、パソコンにある使用しないアプリの削除など、簡単なところから原因を潰していきましょう。光回線を契約している場合は見直しを検討するのも方法の一つです。ネットを使っていて考えられる通信速度の遅延の原因をなくして、快適なネット速度を取り戻しましょう。

おすすめ法人向けインターネット回線一覧

イメージ
サービス名
(会社名)
光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions)フレッツ光ネクストビジネスタイプ
(NTT東日本・NTT西日本)
OCN光「フレッツ」(OCN)
イーサシェア(KDDI株式会社)イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社)NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社)GMOとくとくBB(GMOインターネット株式会社)
連絡先0120-681-61703-5359-5111(東日本)
0120-116116(西日本)
0120-106107(OCN)
03-3347-0077お問い合わせフォーム0120-963-3500120-202-015
回線タイプベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォート(一部帯域確保)ベストエフォート
通信速度上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
(10Mbps確保)
下り:最大2Gbps
(10Mbps確保)
上り:最大357.38Mbps
下り:最大263.69Mbps
提供構成専有型専有型専有型専有型共有型要問合せ
提供エリア全国主要都市部
(1道1都1府7県)
全国関東エリア
(東京・埼玉・千葉・神奈川の一部)
全国関東:1都6県
東海:4県
関西:2府3県
九州:2県
全国
参考価格
:月額費用
4万6,200円(税込)4万5,210円(税込)
※別途プロバイダ利用料金が必要
33万円(税込)858万円(税込)2万735円(税込)戸建て:4,488円(税込)

マンション:3,498円(税込)
参考価格
:初期費用
5万8,300円(税込)
※工事費別
2万680円(税込)3万4,650円(税込)11万3,850円(税込)22万3,300円(税込)
※2年継続なら実質無料
28,600円(税込)
SLA(品質保証制度)対象遅延速度
可用性
遅延時間
故障通知時間
故障回復時間
パケット損失率
遅延時間遅延時間
可用性
稼働率要問合せ
トラブル対応
サポートの仕方
24時間365日の電話受付(トラブルきりわけ・復旧支援)と、必要に応じて現地への駆けつけ対応「24時間出張修理オプション」:月額3,300円(税込)で、24時間故障受付可能故障申告受付と故障復旧作業を24時間対応24時間365日の監視・保守を標準提供。回線終端装置は、常時監視により迅速な復旧を24時間365日対応24時間365日対応のオンサイト保守が標準装備。障害の発生箇所の調査や問題の切り分け、現地での保守対応も可能要問合せ
その他特徴ネットワーク全体を管理し、バックボーンを定期的に増強するため、通信環境が安定しているバックボーンは国内最大級。常に高品質で安定したインターネット環境を提供できるWebブラウザを利用し、日々の通信状況をチェックできるトラフィックレポートを標準付属バックボーン内の機器・回線の二重化による障害対策および、通信の優先制御を行うことで信頼性・安定性を実現環状に交換設備を接続するリング型構成になっており、1つの区間で障害があっても逆向きの接続で伝送することが可能固定回線(光回線)とモバイルWi-Fiの2種類
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