光回線の速度は基地局との距離に影響される?光回線の特徴を解説!

公開日:2023/02/01 最終更新日:2024/06/14


動画視聴やオンラインゲーム、仕事などさまざまな場面でインターネットを利用しています。インターネットを利用する際に、光回線を使っているという方も多いはずです。今やなくてはならない光回線ですが、基地局との距離に影響されるといった話も聞こえてきます。実際は基地局との距離は関係ありません。今回は光回線の特徴について解説します。

光回線の速度に基地局との距離は影響しない

光回線は基地局から離れると速度が下がるらしいのです。結論、光回線と基地局の距離は関係ありません。なぜならば、光回線は専用線を使用しており、基地局で使用している電話回線とは別のためです。たとえば基地局が10km先、100km先でも速度は変わりません。

基地局から遠くまで離れた場所に住んでいる方でも安心して光回線が利用できるのです。そのためオンラインゲームや動画視聴、テレワークでも速度の低下を気にしなくてよくなります。ただし、集合住宅等でインターネットする時間が重なるほど速度は低下する恐れがあります。

光回線を利用するメリット

光回線を利用すると、インターネットを快適に使えるでしょう。ただ、利用しているだけだとメリットだと気づきづらい点もあります。ここではメリットについて解説します。

通信の安定

光回線は光ファイバーを利用して光信号を送受信しています。石英ガラス、プラスチックを材料として光の反射を利用したケーブルになります。光ファイバーは電波やノイズの影響を受けづらいため通信が安定し、速度も最速となります。

回線速度の速さ

快適にインターネットが利用できる速度の基準があります。それは下りで100Mbps以上です。光回線になると下りで最大1Gbpsとなり、速度の差が大分大きいのが分かります。ちなみにMbpsやGbpsとは、1秒間に送受信可能なデータ量を表している単位となり、数値が大きいものほど速度は早く、快適にインターネットが活用できます。

YouTubeなどの動画視聴では5Mbps、オンラインゲームでは100Mbps、SNSの利用では1Mbpsとなり、光回線が圧倒的な速度を誇ります。インターネットで上記のような使い方が多いのであれば、光回線を利用したほうがよいでしょう。

アンテナ不要

光回線はアンテナが不要でもテレビが視聴できます。アンテナがなくても地上波はもちろん、BSデジタル、CS放送にも対応しており、さまざまな番組を楽しめるのです。また、アンテナがないことで悪天候の災害が起こってもテレビの視聴は変わらずできるでしょう。

工事が簡単

光回線は大規模な工事を必要としません。光回線を通すための穴を開けたりするのではなく、専用の光コンセントがある状態で光ファイバーが建物に通っていれば立ち会いも不要となるケースが多いでしょう。工事が不要の場合工事費や、人件費がかからなくなり安く抑えられます。ただし、一軒家にお住まいの方で光ファイバーを引き込んでなければ工事が必要となる場合もあります。

インターネット回線は種類によって通信速度が違う

実はインターネット回線の種類によって通信速度が異なります。有線、無線とありますが、それぞれ解説します。

光回線

光回線は有線になり、インターネットで最速です。下りで最大1Gapsからとなり、室内専用となります。光回線大手であればフレッツ光、光コラボレーションであればドコモ光やソフトバンク光が有名ですね。YouTubeの動画であれば100Mbpsなら1秒でダウンロードできます。

ADSL

ADSLも有線で、光回線に速度で劣ります。下りで最大50Mbpsとなります。ただし最大で50Mbpとなりますが、実際には10Mbps~30Mbpsほどになることもあります。動画視聴やオンラインゲームでは、再生できない場合やダウンロードできない等の問題が発生するでしょう。基地局との距離が離れるほど速度も低下するため、現代においては実用的ではありません。ただし、ADSLは2023年1月31日で回線自体が終了しました。

CATV

CATVは下り最大160Mbps~320Mbpsとなり、これまた光回線に速度で劣ります。ただしADSLよりは高速となるため、インターネットや動画もある程度視聴が可能となります。CATVはインターネットよりテレビを視聴したい方におすすめです。チャンネル数も多く、プロバイダ契約が不要などのメリットも多く利用している方も非常に多いでしょう。

モバイル回線

モバイル回線は無線となり、4Gや5G、LTEがあり、LTEは4Gと同等に扱われています。4Gは下り最大1Gbpsですが、5Gは下り最大10Gbpsとなり、10倍もの差があります。光回線と同等か、それ以上に早く、外出先でもモバイル回線は利用できるため利用価値は高いでしょう。

まとめ

今回は光回線の特徴について解説しました。光回線は基地局とは別の回線を使用しているため、距離による通信に差がないことが分かりました。また速度においても5Gを除き、最速です。ただし、有線のため外出先での使用ができない点や建物に光回線をつなげるための工事をしていなければ、工事する手間が発生します。その点無線のモバイル回線は有利ですが、場所によって利用できないなどの問題点もあります。

現代では動画視聴やオンラインゲーム、SNS等でインターネットを活用する場が増加しているのも事実です。このことから、光回線とモバイルの併用など使い勝手のよい組み合わせを選ぶ必要があるでしょう。基地局との距離に関係なく、速度と利用のしやすさで光回線は今後も活用されていくはずです。

おすすめ法人向けインターネット回線一覧

イメージ
サービス名
(会社名)
光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions)フレッツ光ネクストビジネスタイプ
(NTT東日本・NTT西日本)
OCN光「フレッツ」(OCN)
イーサシェア(KDDI株式会社)イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社)NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社)GMOとくとくBB(GMOインターネット株式会社)
連絡先0120-681-61703-5359-5111(東日本)
0120-116116(西日本)
0120-106107(OCN)
03-3347-0077お問い合わせフォーム0120-963-3500120-202-015
回線タイプベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォート(一部帯域確保)ベストエフォート
通信速度上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
(10Mbps確保)
下り:最大2Gbps
(10Mbps確保)
上り:最大357.38Mbps
下り:最大263.69Mbps
提供構成専有型専有型専有型専有型共有型要問合せ
提供エリア全国主要都市部
(1道1都1府7県)
全国関東エリア
(東京・埼玉・千葉・神奈川の一部)
全国関東:1都6県
東海:4県
関西:2府3県
九州:2県
全国
参考価格
:月額費用
4万6,200円(税込)4万5,210円(税込)
※別途プロバイダ利用料金が必要
33万円(税込)858万円(税込)2万735円(税込)戸建て:4,488円(税込)

マンション:3,498円(税込)
参考価格
:初期費用
5万8,300円(税込)
※工事費別
2万680円(税込)3万4,650円(税込)11万3,850円(税込)22万3,300円(税込)
※2年継続なら実質無料
28,600円(税込)
SLA(品質保証制度)対象遅延速度
可用性
遅延時間
故障通知時間
故障回復時間
パケット損失率
遅延時間遅延時間
可用性
稼働率要問合せ
トラブル対応
サポートの仕方
24時間365日の電話受付(トラブルきりわけ・復旧支援)と、必要に応じて現地への駆けつけ対応「24時間出張修理オプション」:月額3,300円(税込)で、24時間故障受付可能故障申告受付と故障復旧作業を24時間対応24時間365日の監視・保守を標準提供。回線終端装置は、常時監視により迅速な復旧を24時間365日対応24時間365日対応のオンサイト保守が標準装備。障害の発生箇所の調査や問題の切り分け、現地での保守対応も可能要問合せ
その他特徴ネットワーク全体を管理し、バックボーンを定期的に増強するため、通信環境が安定しているバックボーンは国内最大級。常に高品質で安定したインターネット環境を提供できるWebブラウザを利用し、日々の通信状況をチェックできるトラフィックレポートを標準付属バックボーン内の機器・回線の二重化による障害対策および、通信の優先制御を行うことで信頼性・安定性を実現環状に交換設備を接続するリング型構成になっており、1つの区間で障害があっても逆向きの接続で伝送することが可能固定回線(光回線)とモバイルWi-Fiの2種類
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