そもそも光ファイバーとは?今さら聞けないインターネット回線の基本

公開日:2022/07/01 最終更新日:2024/06/14


今や仕事にも私生活にも欠かすことのできないインターネット。当たり前になったからこそ通信速度や安定性など質が少しでもいい回線を使いたいですよね。しかし回線には多くの種類があります。この記事では仕事用にインターネットを開通させたいと考えている法人の方に向けて光ファイバーを紹介します。

そもそも光ファイバーとは

現在インターネット回線の主流となっている光ファイバーですが、聞いたことはあっても詳しいことは知らないという方がほとんどではないでしょうか。光ファイバーとは厳密には光を伝える伝送路のことです。石英ガラスやプラスチックなどで作られていて、1本はとても細い繊維状になっています。

この光ファイバーを複数集めて束にすることで大量の情報を伝達することが可能になります。これをインターネットの回線として使用しているものを光回線と呼びます。しかし一般的には光ファイバー=インターネット回線のこととして使われているので難しく考えなくても大丈夫です。光回線の仕組みを簡単に説明します。光ファイバーは文字通り光信号で伝達されます。一方、動画や音楽などの情報は電気信号として存在していて、スマートフォンやパソコンなどの端末が認識できるのも電気信号です。

つまり上記などのコンテンツを手持ちの端末で表示する際には変換が行われているということです。サーバーから光回線へ情報を送る際は電気信号が光信号に変換され、光回線から端末で情報を受け取る際には光信号が電気信号に変換されます。この変換を行うためのONU(回線終端装置)という装置が光回線を引くときに設置されます。ちなみに光回線は現在、世界中で通信できます。

光ファイバーを利用するメリット

ここからは光ファイバーを使った光回線のメリットを紹介します。

1つ目は通信速度が速いことです。これまでの電気信号での情報伝達は速度が遅く、一度に伝送できるデータの量も多くありませんでした。それに比べて光信号は速度も速く、送れるデータ量も大きいので動画やファイルなどもスムーズに送受信することが可能です。回線業者やプランによって通信速度は変わりますが、従来の電話回線による通信速度と比べると20倍以上速くなったといわれています。

2つ目は安定した通信が可能ということ。これまで主だった電話回線を使用した通信では、回線の基地局から離れるほど通信速度が遅くなり画質や音質が悪くなることがありました。このような通信の質が悪くなることを伝送損失と言います。光回線の場合は距離に関係なく安定した通信を行えるので、伝送損失も少なく、スムーズにインターネットが使えるでしょう。

最後の3つ目は料金プランが分かりやすく基本は固定料金で使い放題ということ。光回線のプランには色々なものがありますが、基本は月額定額制、通信使用料に応じた段階的な定額制の2つです。従量制だと使用量が気になってしまうでしょうが、初めから料金が分かっていれば安心して利用できます。原則として通信制限もかかりません。スマートフォンなどは多くの場合、日や月単位で決められた量に達すると通信制限がかかり思うように使用できなくなりますが、光回線ではそれがないので安心して好きなだけ使えます。

以上の3つが光回線を使ううえでの大きなメリットです。

光ファイバーを利用するには開通工事が必要

最後に光ファイバーを利用する際の開通工事について説明します。光回線を利用するには工事が必要です。申し込みをすると業者と工事の日程を決めることになりますが、だいたい2週間から1か月ほど待つことになります。利用できるまでに少し時間がかかるのが光回線のデメリットといえるかもしれません。

マンションに住んでいる場合で光回線を開通したいときは、最初からマンションに設備が整っている場合もあるのでオーナーや管理人に確認をして許可をもらうとともに種類などを確認してください。賃貸の場合は許可をもらっておかないと後々トラブルになることもあるので気をつけましょう。戸建に光回線を通すときは、近くの電柱から光ファイバーケーブルを家の中へ引き込みます。屋外での作業と屋内での作業があります。業者によってはこの作業は分けて行うこともあるので日程の確認はしっかりしておきましょう。

また光回線の開通工事は立ち会いが必要です。当日は時間に余裕を持っておきましょう。ONUという専用の機器を設置するので、どこにスペースを作るか軽く考えておくといいです。電源があるので理想は部屋の隅のコンセント近くです。開通工事というと大掛かりなイメージを持つかもしれませんが、工事自体は業者がしっかりしてくれるので気負わなくて大丈夫です。

まとめ

いかがだったでしょうか。この記事では光ファイバー、光回線を紹介しました。今や生活に欠かすことのできないインターネット。少しでもストレスなく使いたいですよね。光回線にもさまざまな種類やプランがあるので、生活スタイルや使用料に合ったものを探してみてください。また新規のお客さん向けにさまざまなキャンペーンをしているところもあるので、少しでもお得に開通できるようにやってみてくださいね。最後まで読んでいただきありがとうございました。

おすすめ法人向けインターネット回線一覧

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サービス名
(会社名)
光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions)フレッツ光ネクストビジネスタイプ
(NTT東日本・NTT西日本)
OCN光「フレッツ」(OCN)
イーサシェア(KDDI株式会社)イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社)NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社)GMOとくとくBB(GMOインターネット株式会社)
連絡先0120-681-61703-5359-5111(東日本)
0120-116116(西日本)
0120-106107(OCN)
03-3347-0077お問い合わせフォーム0120-963-3500120-202-015
回線タイプベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォート(一部帯域確保)ベストエフォート
通信速度上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
(10Mbps確保)
下り:最大2Gbps
(10Mbps確保)
上り:最大357.38Mbps
下り:最大263.69Mbps
提供構成専有型専有型専有型専有型共有型要問合せ
提供エリア全国主要都市部
(1道1都1府7県)
全国関東エリア
(東京・埼玉・千葉・神奈川の一部)
全国関東:1都6県
東海:4県
関西:2府3県
九州:2県
全国
参考価格
:月額費用
4万6,200円(税込)4万5,210円(税込)
※別途プロバイダ利用料金が必要
33万円(税込)858万円(税込)2万735円(税込)戸建て:4,488円(税込)

マンション:3,498円(税込)
参考価格
:初期費用
5万8,300円(税込)
※工事費別
2万680円(税込)3万4,650円(税込)11万3,850円(税込)22万3,300円(税込)
※2年継続なら実質無料
28,600円(税込)
SLA(品質保証制度)対象遅延速度
可用性
遅延時間
故障通知時間
故障回復時間
パケット損失率
遅延時間遅延時間
可用性
稼働率要問合せ
トラブル対応
サポートの仕方
24時間365日の電話受付(トラブルきりわけ・復旧支援)と、必要に応じて現地への駆けつけ対応「24時間出張修理オプション」:月額3,300円(税込)で、24時間故障受付可能故障申告受付と故障復旧作業を24時間対応24時間365日の監視・保守を標準提供。回線終端装置は、常時監視により迅速な復旧を24時間365日対応24時間365日対応のオンサイト保守が標準装備。障害の発生箇所の調査や問題の切り分け、現地での保守対応も可能要問合せ
その他特徴ネットワーク全体を管理し、バックボーンを定期的に増強するため、通信環境が安定しているバックボーンは国内最大級。常に高品質で安定したインターネット環境を提供できるWebブラウザを利用し、日々の通信状況をチェックできるトラフィックレポートを標準付属バックボーン内の機器・回線の二重化による障害対策および、通信の優先制御を行うことで信頼性・安定性を実現環状に交換設備を接続するリング型構成になっており、1つの区間で障害があっても逆向きの接続で伝送することが可能固定回線(光回線)とモバイルWi-Fiの2種類
詳細リンク詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら
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