インターネット回線に必要な光コンセントの撤去方法とは?

公開日:2021/11/15 最終更新日:2024/06/14

インターネット回線(光回線)を契約すると、自宅に光ファイバーやONU等の機器が設置されます。これらの機器は解約時には撤去しなければならないのですが、場合によっては光コンセントも撤去する必要があります。しかし光コンセントはどのように撤去すればよいのでしょうか?そこで今回は、光コンセントの撤去方法についてご紹介します。

光コンセントを外すには?

光コンセントの多くは通常のコンセント同様、壁に取り付けられた形になっています。この光コンセントを外すには中のケーブルを引き抜くだけではなく、壁に開いた穴まで塞がなければいけません。一般の人がそこまで作業するのは、非常に困難なことです。そのため光コンセントは自分で外すのではなく、契約会社に撤去工事を依頼しましょう。

そもそも光コンセントの撤去には、電気工事士の資格が必要になるので、自分で撤去してはいけません。なぜかといえば光ケーブルは取り扱いがとてもデリケートで、もし撤去に不備があれば、再び光回線を導入した際に工事が進まなくなる恐れがあるからです。

ただし、場合によっては光コンセントの撤去は不要になります。詳しくは以下の項目にて後述します。

光コンセントの撤去が不要の場合

持ち家の場合や、最初から光コンセントが備え付けの場合は光コンセントの撤去が不要です。また退去時に大家から「そのままの状態でもよい」といわれた場合も撤去する必要がありません。

大家にとっても光コンセントを残しておけば(いつでも光回線を導入できる)という付加価値が生まれるからです。ただし、「現状復帰(入居時と同じ状態に戻すこと)して欲しい」といわれた場合には光コンセントを撤去する必要があります。

まとめるとご自身で光回線を導入し、その上で大家と現状復帰の約束をしていれば光コンセントの撤去工事が必要になります。

光コンセントの外し方

では光コンセントの撤去が必要な場合、どのように外せばよいのでしょうか?とはいっても自分で外してはいけないので、契約会社に解約申請と撤去工事の申し出をする流れになります。ここでは具体的な手順について紹介します。

手順1.回線事業者に解約をお願いする

まずは契約している回線事業者に解約をお願いしましょう。基本的に解約はカスタマーセンターへ電話で直接申し込むことができます。

■手順2.撤去工事の日程を決める

解約を申し出ると、担当者から光回線の撤去案内を受けることになります。ここで光コンセントと光ファイバーの撤去工事を行う日時を決めるわけですが、撤去工事には契約者の立会いが必要なので、自宅にいる日にちと時間を指定しておきましょう。

■手順3.担当者が撤去工事に来てくれる

光コンセントの撤去はすべて業者が行ってくれますので、当日は担当者の工事を待つだけで大丈夫です。時間もだいたい30分~1時間ほどで終わりますので、それほど待たされる心配はありません。

光コンセントを撤去する際の注意点

光コンセントを撤去する際には、いくつかの注意点があります。この注意点を認識しておかないと、余計な手間や出費がかかる恐れがあるので、ぜひ覚えておきましょう。ここでは主な注意点をそれぞれ紹介します。

違約金が発生する可能性

光回線は契約期間未満で解約すると、1万円~1万5,000円程の違約金が発生します。基本的にどの業者も2~3年契約ですが、事業者が指定した更新月以外のタイミングで解約しないと違約金がかかってしまうのです。そのため、ご自分の契約している業者がどのくらいの違約金がかかるのかを事前にチェックしておくと、後で慌てることも少なくなります。

もし「違約金を軽くしたい」とお考えの方がいましたら、他社へ乗り換えることをおすすめします。事業者によっては他社から回線を乗り換えることで違約金や撤去費用を負担するキャンペーンを実施しているケースもあります。

機器は必ず返却する

光回線を契約すると、業者から回線を利用するための機器がレンタルされます。解約時には機器を必ず返却しなければなりません。もし返却を忘れてしまうと違約金がかかってしまうので、忘れずに返却しておきましょう。

なお機器の返却は解約申し込み時に「返却キット」という大きな封筒が送られてきます。通常は返却キットに機器を入れて郵送するだけですが、光コンセントの撤去工事もある場合は、撤去当日に業者が回収してくれます。

撤去はなるべく早めに申し込む

最後の注意点として、撤去はなるべく早めに申し込みましょう。なぜかといえば、時期によっては撤去工事の日程の空きが少なくなるからです。

たとえば引っ越しが多くなる2月~4月は、撤去工事の空きが少なくなります。仮に賃貸にお住まいの方が引っ越しの関係で、光回線の解約をしなければならない場合、解約したいのに撤去工事が1か月も遅れるという事態も起こり得ます。

そうなると、部屋の賃貸契約も撤去が終わるまで延長せざるをえず、余計な出費となります。こうした事態を避けるためにも、撤去が決まった段階で事業者へ問い合わせることをオススメします。

光コンセントの撤去費

光コンセントの撤去費は事業者によって大きく違います。無料の事業者もあれば、だいたい1万円~2万5,000円ほどの撤去費用がかかる場合もあります。撤去費が高額な事業者だと、3万円以上が必要なケースも。

このように光コンセントの撤去費用は業者によって大きく違うので、契約会社を決める際、撤去費用のことも含めて検討すれば費用を抑えることができるでしょう。

 

以上、インターネット回線に必要な光コンセントの撤去方法についてご紹介しました。光コンセントの撤去は自分で行ってはいけません。撤去には電気工事士の資格が必要なので、必ず回線業者が派遣する専門の業者に撤去してもらいましょう。また撤去日程の空きがいつもあるとも限りませんので、撤去が決まった段階で早めに申し込んでおくとよいです。

おすすめ法人向けインターネット回線一覧

イメージ
サービス名
(会社名)
光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions)フレッツ光ネクストビジネスタイプ
(NTT東日本・NTT西日本)
OCN光「フレッツ」(OCN)
イーサシェア(KDDI株式会社)イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社)NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社)GMOとくとくBB(GMOインターネット株式会社)
連絡先0120-681-61703-5359-5111(東日本)
0120-116116(西日本)
0120-106107(OCN)
03-3347-0077お問い合わせフォーム0120-963-3500120-202-015
回線タイプベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォート(一部帯域確保)ベストエフォート
通信速度上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
(10Mbps確保)
下り:最大2Gbps
(10Mbps確保)
上り:最大357.38Mbps
下り:最大263.69Mbps
提供構成専有型専有型専有型専有型共有型要問合せ
提供エリア全国主要都市部
(1道1都1府7県)
全国関東エリア
(東京・埼玉・千葉・神奈川の一部)
全国関東:1都6県
東海:4県
関西:2府3県
九州:2県
全国
参考価格
:月額費用
4万6,200円(税込)4万5,210円(税込)
※別途プロバイダ利用料金が必要
33万円(税込)858万円(税込)2万735円(税込)戸建て:4,488円(税込)

マンション:3,498円(税込)
参考価格
:初期費用
5万8,300円(税込)
※工事費別
2万680円(税込)3万4,650円(税込)11万3,850円(税込)22万3,300円(税込)
※2年継続なら実質無料
28,600円(税込)
SLA(品質保証制度)対象遅延速度
可用性
遅延時間
故障通知時間
故障回復時間
パケット損失率
遅延時間遅延時間
可用性
稼働率要問合せ
トラブル対応
サポートの仕方
24時間365日の電話受付(トラブルきりわけ・復旧支援)と、必要に応じて現地への駆けつけ対応「24時間出張修理オプション」:月額3,300円(税込)で、24時間故障受付可能故障申告受付と故障復旧作業を24時間対応24時間365日の監視・保守を標準提供。回線終端装置は、常時監視により迅速な復旧を24時間365日対応24時間365日対応のオンサイト保守が標準装備。障害の発生箇所の調査や問題の切り分け、現地での保守対応も可能要問合せ
その他特徴ネットワーク全体を管理し、バックボーンを定期的に増強するため、通信環境が安定しているバックボーンは国内最大級。常に高品質で安定したインターネット環境を提供できるWebブラウザを利用し、日々の通信状況をチェックできるトラフィックレポートを標準付属バックボーン内の機器・回線の二重化による障害対策および、通信の優先制御を行うことで信頼性・安定性を実現環状に交換設備を接続するリング型構成になっており、1つの区間で障害があっても逆向きの接続で伝送することが可能固定回線(光回線)とモバイルWi-Fiの2種類
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