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光回線にモデムは必要ない?モデムの役割や必要性、注意点をご紹介!

公開日:2022/11/01  最終更新日:2022/10/21


光回線についてGoogleで検索すると、モデムやルーター、ONU、HUBなど多くの機器が出てきて「何が何だか分からない!」という方もいるのではないでしょうか?今回はモデムの役割と光回線で使用するONU、モデム以外に必要な機器についてすべて解説しています。機器について知っていれば、業者との話し合いをスムーズに進められるでしょう。

モデムの役割とは

「モデムの役割は何ですか?」と聞かれて即答できる人は少ないのではないでしょうか?ここではモデムの役割について解説します(この記事では一般的なモデムをモデム、光回線の時に利用するモデムをONUとして表記しています)。

モデムとは

まずはモデムについて解説します。モデムとはアナログ信号とアナログ信号とを相互変換する機器です。今までの電話を利用するには、ADSLを利用するためにアナログ信号をデジタル信号に変換する必要がありました。そこで利用されたのがモデムというわけですね。

ちなみにモデム(modem)とは変調器(modulator)と復調器(demodulater)をつなげた単語で、変調とはアナログ信号をデジタル信号に変換すること、復調とはアナログ信号から元のデジタル信号を読み取ることを意味するため、それをつなげたものがモデムと思えば理解できるでしょう。まとめると、モデムはアナログ信号とデジタル信号を相互変換する機器であるため、別の信号を翻訳する翻訳機といえます。

光回線の場合はONU

しかし現在使用されている光回線は、アナログ信号ではなく光ファイバーを利用して通信を行なっているため、一般的なモデムでは翻訳できません。そこで代替機として利用されるのが光回線終端装置(OpticalNetworkUnit)です(OpticalNetworkUnitは訳して「ONU」といわれます)。

ONUは光ファイバーから出される光信号を読み取り、デジタル信号に変換します。これもモデム同様光信号とデジタル信号を相互変換する翻訳機の役割を果たします。

モデム以外に使用する機器

モデム以外に使用する機器は、ONU 、Wi-Fiルーター、ホームゲートウェイの3種類があります。以下で詳しく説明します。

ONU

モデムを従来の“アナログ信号からデジタル信号に変換する装置”として説明するのであれば、モデムではなく、ONUが必要といえます。理由は先ほど説明したとおりで、現在は光ファイバーによる通信がほとんどのため、光信号をデジタル信号に変換する必要があるからです。ONUはインターネットを利用する際に、必要になるため、回線業者が用意してくれるケースがほとんど。そのため自分で用意する必要はありません。

Wi-Fiルーター

Wi-Fiルーターとは、指定したネット上の場所にデバイスを案内する機器のことです。その証拠にルーターとは英単語で“router”と書き、道を意味するrouteに職業や人を意味する“er”が付いています。そのため、routerは案内人と訳すことができます。Wi-Fiルーターはインターネットを利用するには必須なので、モデムを一緒に導入しましょう。また複数人でインターネットを同時接続する場合には、ルーターだけでなくHUBも必要になるので覚えておきましょう。

ホームゲートウェイ

ホームゲートウェイとはWi-FiとONUを一緒にした装置を指します。ONUを導入した場合は、別途でWi-Fiが必要になりますが、ホームゲートウェイであれば、一台設置するだけでネットワークを使用できます。このようなWi-FiルーターとONUが一緒になっている装置をルーター機能付きONUと呼ぶこともあります。

モデムを設置するときの注意点

モデムやONUの役割が分かったところで、ここからはONUを設置するときの注意点を解説します。ONUなどの電波を発信する機器はどこでも置いてよいというわけではないため、インターネット環境が正常に働くよう設置する場所にも気を配りましょう(ここではモデムをONUとして解説するため、モデム=ONUとして表記します)。

設置場所

ONUを設置する場合は、設置場所に気を配りましょう。ONUは電波を受信・発信しているため、電波を阻害する電子レンジなどの家電の周りには置かないほうがよいでしょう。また電波は壁やドアなどの遮蔽物によって電波が届かなくなることがあるため、壁やドアからも少し距離を置いた方がインターネット回線はよくなります。さらに地面に置いておくと電波が飛びにくいといわれているため、床から2m程度高い位置に設置するとより通信環境をよくすることができます。

解約する=返却を意味する

先述したとおりONUは契約会社が用意してくれるのがほとんどですがプレゼントではなくレンタルとして用意しているだけなので、光回線を他社に変更するといった場合には、返却する必要があります。そのため光回線を乗り換える場合などは一時的にインターネット環境が使えなくなるかもしれません。

別途でWi-Fiルーターが必要

ホームゲートウェイを導入しているなら問題ありませんが、ONUのみを導入した場合には、Wi-Fiが必要です。ONUのみでインターネット環境を使いたい場合には、LANケーブルでそれぞれのパソコンや携帯、ゲーム機などに接続する必要があり、かえって不便でしょう。家族全員でスマホートフォンを持っている家庭がほとんどのため、Wi-Fiは必須といえます。

まとめ

今回は「光回線にモデムが必要か」ということで、モデムの役割と光回線に必要なONUを解説しました。光回線には一般的なモデムではなくONUを使用するため、そのほかのモデムは必要ありません。また、ホームゲートウェイを導入すればWi-Fiを別途用意する必要がないため、スペースの削減にもなるのでおすすめです。「光回線を開通したい、乗り換えたい」という方はぜひこの記事を参考にしてください。

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サービス名
(会社名)
光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions)フレッツ光ネクストビジネスタイプ
(NTT東日本・NTT西日本)
OCN光「フレッツ」(OCN)
イーサシェア(KDDI株式会社)イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社)NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社)
通信速度上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
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上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
(10Mbps確保)
下り:最大2Gbps
(10Mbps確保)
参考価格
:月額費用
4万6,200円(税込)4万5,210円(税込)
※別途プロバイダ利用料金が必要
33万円(税込)858万円(税込)2万735円(税込)
参考価格
:初期費用
5万8,300円(税込)
※工事費別
2万680円(税込)3万4,650円(税込)11万3,850円(税込)22万3,300円(税込)
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