光回線には種類がある!?プロバイダ一体型と個別型の違いを解説

公開日:2023/06/01 最終更新日:2024/06/14


高速インターネットが大きな魅力といえる光回線。実は光回線にはいくつかの種類があることを知っていましたか?種類ごとに特徴や主な対象者像が異なるため、これから光回線を導入する場合は注意しなければいけません。本記事では光回線の種類となる、プロバイダ一体型と個別型の違いやプロバイダを選ぶポイントなどについて解説します。

光回線は2種類に分けられる

冒頭で述べたように、光回線には主にプロバイダ一体型と個別型(選択型)の2種類があります。以下でそれぞれの特徴を見ていきましょう。

プロバイダ一体型

そもそもプロバイダとは、自宅などに引かれた光回線を、インターネットへ接続してくれる会社のことです。すでに光回線が完備された住居であっても、プロバイダと契約しなければインターネットは使えません。プロバイダ一体型とは、光回線とプロバイダの契約が一体的になっているものを指します。たとえば、Aという会社のプロバイダ一体型を利用する場合、光回線とプロバイダはどちらもAのものです。

光回線とプロバイダを同じ会社で提供しているため、煩雑で面倒な契約をひとつにまとめられるのが大きなメリットです。月額料金の支払先がひとつで済み、家計や出費の管理が簡単にできます。たとえば「インターネットにつながらなくなった」といったトラブルが起きた場合は、光回線事業者とプロバイダのどちらに連絡すればよいのかわからない人は少なくありません。

しかし、一体型なら1か所に連絡すればよいため、問い合わせ先で迷う必要がなくなります。さらに光回線の引き込みから管理、サービス提供、改善までを包括的に行っており、復旧対応やユーザーサポートが万全です。唯一のデメリットは、プロバイダを選べないことでしょう。すでに光回線事業者とプロバイダはセットで決まっており、別にプロバイダを選べません。

個別型

一方の個別型は、プロバイダを自分で選べるものです。光回線とプロバイダが別のため、自分で好きなところを選べます。たとえば、すでに特定のプロバイダを利用しており、引っ越し先でも引き続き利用したい人などにメリットがあるでしょう。デメリットは別々に契約する必要があることです。それぞれに契約期間を設けている場合、期間の違いが複雑になって混乱するかもしれません。また、一体型と比べると、毎月の利用料金は高くなる傾向にあります。

プロバイダを選ぶポイント

プロバイダによってインターネットの通信速度や安定性、つながりやすさ、トラブル発生時の対応などに違いが出てきます。そのため、できるだけ快適にインターネットを利用するなら、プロバイダ選びは慎重に行いたいところです。以下のポイントに沿って選んでいくとよいでしょう。

通信速度

まず欠かせないのが通信速度です。速度が遅いとインターネット利用に支障をきたしてしまいます。とくに動画の視聴やダウンロード、ネットゲームなどを楽しみたい場合は、より通信速度が速いところを選んでください。IPv6方式、またWi-Fi5以上に対応していれば、通信速度でストレスを感じるようなことはないでしょう。

月額料金

多くの人にとって気になるのが、月額料金です。プロバイダによって月額料金は大きく異なるため、細かく内容を比較することが欠かせません。各種キャンペーンやスマホとの同時契約による割引など、それぞれでお得な制度を設けている場合があります。また、基本料金が安くても、工事費やWi-Fiルーターのレンタル費、セキュリティ対策費などで追加費用がかかる場合もあるでしょう。トータル金額を計算して、比較することが大切です。

対応エリア

プロバイダによっては、対応エリアを制限しているところがあります。そのため、自分が居住するエリアに対応しているところを選びましょう。また、仕事などで引っ越す機会が多い場合は、あらかじめ対応エリアが広いところを選んでおくと安心です。

光回線はプロバイダ一体型がおすすめ

プロバイダ一体型と個別型、それぞれで特徴が異なる旨は先で説明しましたが、これから契約するならプロバイダ一体型が断然おすすめです。以前は個別型が一般的でしたが、最近は一体型を提供する事業者が増加しています。

面倒な手続きをひとつにまとめ、さらにトラブルが起きたときに問い合わせ先で悩む必要がありません。また、個別型と比べて、月額料金を安く抑えられる傾向にある点もうれしいメリットといえるでしょう。プロバイダは選べませんが、口コミや評判のよい事業者を選べば安心してインターネットを利用できます。

まとめ

光回線とひと口にいっても、大きくプロバイダ一体型と個別型の2種類に分けられます。それぞれで特徴やメリット・デメリットが異なりますが、現在主流となっているのはプロバイダ一体型です。「面倒な契約をひとつにまとめられる」「トラブルが起きたときに迷わず問い合わせができる」「復旧対応やユーザーサポートが万全」などのメリットがあり、初めてインターネットを利用する人も安心して契約できるでしょう。

おすすめ法人向けインターネット回線一覧

イメージ
サービス名
(会社名)
光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions)フレッツ光ネクストビジネスタイプ
(NTT東日本・NTT西日本)
OCN光「フレッツ」(OCN)
イーサシェア(KDDI株式会社)イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社)NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社)GMOとくとくBB(GMOインターネット株式会社)
連絡先0120-681-61703-5359-5111(東日本)
0120-116116(西日本)
0120-106107(OCN)
03-3347-0077お問い合わせフォーム0120-963-3500120-202-015
回線タイプベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォート(一部帯域確保)ベストエフォート
通信速度上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
(10Mbps確保)
下り:最大2Gbps
(10Mbps確保)
上り:最大357.38Mbps
下り:最大263.69Mbps
提供構成専有型専有型専有型専有型共有型要問合せ
提供エリア全国主要都市部
(1道1都1府7県)
全国関東エリア
(東京・埼玉・千葉・神奈川の一部)
全国関東:1都6県
東海:4県
関西:2府3県
九州:2県
全国
参考価格
:月額費用
4万6,200円(税込)4万5,210円(税込)
※別途プロバイダ利用料金が必要
33万円(税込)858万円(税込)2万735円(税込)戸建て:4,488円(税込)

マンション:3,498円(税込)
参考価格
:初期費用
5万8,300円(税込)
※工事費別
2万680円(税込)3万4,650円(税込)11万3,850円(税込)22万3,300円(税込)
※2年継続なら実質無料
28,600円(税込)
SLA(品質保証制度)対象遅延速度
可用性
遅延時間
故障通知時間
故障回復時間
パケット損失率
遅延時間遅延時間
可用性
稼働率要問合せ
トラブル対応
サポートの仕方
24時間365日の電話受付(トラブルきりわけ・復旧支援)と、必要に応じて現地への駆けつけ対応「24時間出張修理オプション」:月額3,300円(税込)で、24時間故障受付可能故障申告受付と故障復旧作業を24時間対応24時間365日の監視・保守を標準提供。回線終端装置は、常時監視により迅速な復旧を24時間365日対応24時間365日対応のオンサイト保守が標準装備。障害の発生箇所の調査や問題の切り分け、現地での保守対応も可能要問合せ
その他特徴ネットワーク全体を管理し、バックボーンを定期的に増強するため、通信環境が安定しているバックボーンは国内最大級。常に高品質で安定したインターネット環境を提供できるWebブラウザを利用し、日々の通信状況をチェックできるトラフィックレポートを標準付属バックボーン内の機器・回線の二重化による障害対策および、通信の優先制御を行うことで信頼性・安定性を実現環状に交換設備を接続するリング型構成になっており、1つの区間で障害があっても逆向きの接続で伝送することが可能固定回線(光回線)とモバイルWi-Fiの2種類
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