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そもそもイーサネットとは?今さら聞けないネットワーク知識を解説!

公開日:2023/03/01  最終更新日:2023/02/07


イーサネットは、多くの人が自宅や会社などでネットワーク利用時に使っている有線LANにおける通信規格のことです。しかし、実際にはどういうもので、どのような特徴があるのかイメージできない人も多いでしょう。そこでこの記事では、イーサネットの定義とその歴史や魅力、イーサネットの種類などについて詳しく解説します。

イーサネットとは

イーサネットは、私たちの身のまわりで使用されているネットワークの規格のことですが、名前を聞いても正直ピンと来ないという人も多いと思います。そこでまずは、イーサネットの定義とその歴史、イーサネットの魅力などについて解説します。

イーサネットの定義

イーサネットとは、ケーブルを使用してパソコンやゲーム機などのデバイスにインターネットを接続させる際に使われる通信規格を指しています。言葉は難しいのですが、実は自宅や会社など身近なところに普及しています。

イーサネットの歴史

イーサネットは、パソコン機器を接続する際の標準規格として1973年に誕生しました。その背景には、パソコンで複雑な情報を送受信するためには、信号を送る側と受け取る側の規格を合わせなくてはならないことがあげられます。そして現在、イーサネットは有線LANケーブルに使われる規格の中で一番よく使用されています。そのため、イーサネット対応機器といえば、LANケーブルを接続できる機器のことを指します。

イーサネットの魅力

イーサネットの最大の魅力は、膨大なデータを安定的かつ高速で送受信できることです。イーサネットが使用されているのはパソコンやゲーム機だけではありません。テレビやブルーレイなどの身近な家電をネットワークにつなげる際や、工場のIoT化を進めるためにオペレーション端末とロボットをつなぐ際などにも使われています。

イーサネットには種類がある

イーサネットの中でも私たちの身のまわりで一番よく使われているのは、LANケーブルです。しかし、イーサネットにはほかの種類もあり、その種類によって特徴や使い道が異なります。ここでは、イーサネットの種類を3つに分けて解説します。

LANケーブル

LANケーブルはスター型とよばれるネットワークに使用されるイーサネットで、パソコンなどのデバイスをインターネットに有線接続する際に必要なものです。無線LANと比較すると、複雑な設定をする必要がないうえに安定して使えるのが魅力です。

そのため、動画視聴や膨大なデータ通信が必要となるオンラインゲームで遊ぶ際などに使用するのがおすすめです。また、光ケーブルと比べると低価格なので一般家庭はもちろん、アパートなどの集合住宅において各部屋に通信を供給する際に使用されることもあります。

同軸ケーブル

同軸ケーブルはバス型とよばれるネットワークに使用されるイーサネットです。断面が同心円を重ねたような構造で外部の電磁波の影響を受けにくいという特徴があります。また、設置が簡単で耐久性も高く、広範囲にわたって信号を送れるという魅力があります。古くからテレビとアンテナをつなぐケーブルとして使用されているほか、電子計測器などにも使用されています。

光ファイバー

光ファイバーはスター型とよばれるネットワークに使用されるイーサネットであり、インターネット回線などで使われています。光ファイバーの大きな魅力は、大容量のデータであっても高速で送受信できることです。

さらに、回線を流れている途中に信号が散乱する危険度や衰える危険度が低いため、通信速度が落ちる可能性が低いことや、音質や画質が低下しにくいというメリットもあります。光通信、医療用の内視鏡、光応用計測などに幅広く使用されています。

通信速度によってイーサネットは違う

先述したように、イーサネットは3種類に分けられますが、通信速度によってさらに細かく分けることもできます。ここでは、イーサネットを通信速度の観点から、イーサネット、ファスト・イーサネット、ギガビット・イーサネットの3つに分けて解説します。

イーサネット

まず、イーサネットとは10Mbpsの通信速度を持つものを指します。bpsは、イーサネットの通信速度を表す単位のことで、1秒間に転送できるデータ量とビット数を表しています。イーサネットはツイストケーブルや同軸ケーブルなどで利用できます。

ファスト・イーサネット

次に、ファスト・イーサネットとは100Mbpsの通信速度を持つイーサネットを指します。従来のイーサネットに比べると10倍の通信速度があり、光ファイバーケーブルなどで利用できます。

ギガビット・イーサネット

最後に、ギガビット・イーサネットとは1Gbpsの通信速度を持つイーサネットを指します。1Gbpsは1000Mbpsなので、従来のイーサネットの100倍もの通信速度を誇ります。1999年にリリースされましたが、2010年頃まではそれほど普及していませんでした。しかし、その後インターネットの需要が急激に増加し、現在はイーサネットの中で一番幅広く使われるようになりました。ツイストペアケーブルや光ファイバーケーブルで利用できます。

まとめ

インターネットが広く普及した現在社会において、イーサネットは私たちの生活を便利にし、さまざまな面で広く支えてくれている通信規格だといえます。この記事では、便利ながらも少し言葉が分かりにくいイーサネットについて、イーサネットの定義とその歴史や魅力、イーサネットの種類や種類ごとの特徴などについて詳しく解説しました。参考にしていただければ幸いです。

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サービス名
(会社名)
光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions)フレッツ光ネクストビジネスタイプ
(NTT東日本・NTT西日本)
OCN光「フレッツ」(OCN)
イーサシェア(KDDI株式会社)イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社)NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社)
通信速度上り:最大1Gbps
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上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
(10Mbps確保)
下り:最大2Gbps
(10Mbps確保)
参考価格
:月額費用
4万6,200円(税込)4万5,210円(税込)
※別途プロバイダ利用料金が必要
33万円(税込)858万円(税込)2万735円(税込)
参考価格
:初期費用
5万8,300円(税込)
※工事費別
2万680円(税込)3万4,650円(税込)11万3,850円(税込)22万3,300円(税込)
※2年継続なら実質無料
詳細リンク
公式リンク公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら

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