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IPアドレスとは?固定IPアドレス・動的IPアドレスの違いを解説

公開日:2024/02/01  最終更新日:2023/11/29


IPアドレスとは、パソコンやスマートフォンなどの機器がネットワークを通じて通信する際に利用されるものです。プリンターなどもネットワークに接続されている場合、同様にIPアドレスを利用します。IPアドレスはインターネットアクセスを可能にする役割を果たすため、私たちは普段意識することなくIPアドレスを使い通信しています。

IPアドレスとは?

IPアドレスとは「インターネットで通信する際の住所」であり、ネットワーク上にある様々な機械に割り振ることで、通信相手を指定できるものです。「インターネットプロトコルアドレス」の略であり、メールアドレス同様、所持するデバイスや利用するサーバが互いの情報を交換しあうために必要になってきます。

一般的なIPアドレスは、企業や家庭内などの、ローカルなネットワークでの内部的な通信に利用されているプライベートIPアドレスと、個人でインターネットを利用する際に割り当てられ、外部と通信するために使われるグローバルIPアドレスがあります。

IPアドレスにはどんな種類がある?

IPアドレスには、グローバルIPとプライベートIPの二種類があります。

そのうち、外部と通信が可能なものがグローバルIPであり、インターネットへのアクセスを公共回線などで行う時に使用します。世界中で同時に重複しないアドレスになっていますが、同じインターネット接続を複数のデバイスで使用している場合、同じグローバルIPアドレスになります。利用者の名前で識別されているため、利用者を追跡したりインターネットアクティビティを監視したりすることも可能です。

インターネットを管理する組織、あるいはプロバイダによってアドレスが厳重に管理されているため、アドレスを自由に割り振りすることはできず、世界中で同時に重複することはありません。グローバルIPアドレスが必要な際は、事前に管理する団体に申請をして、アドレスの割り当てを受ける必要があるのです。一度決めたIPアドレスは故意に変更しない限り変わることはありません。

近年ではIPアドレスが枯渇するという問題が持ち上がりましたが、現在では新しい仕組みが採用されており、問題の解決も図られました。グローバルIPアドレスには自動でユーザーに割り当てられる動的IPアドレスと、手動でIPアドレスを設定する固定IPアドレスの二種類が存在します。

そして、特定のネットワーク内部のみの通信で割り当てられるものがプライベートIPになります。プライベートIPアドレスはローカルIPアドレスとも呼ばれ、インターネット上で使うことはできず、組織内、つまりオフィス内や家庭用のプライベートなネットワークのみ利用できるIPアドレスです。

社内のネットワークではインターネット上に公開されてはいけない個人情報や、機密情報がやり取りされているため、プライベートIPアドレスが割り当てられている社内のPCが外部に接続する際は、ルーターなどでグローバルIPアドレスへ変換する必要があります。そしてプライベートIPアドレスにも動的IPアドレスと固定IPアドレスの2種類があります。

固定IPアドレス・動的IPアドレスの違い

固定IPアドレスは手動で設定する必要があり、重複するとネットワークへアクセスができなくなるなどといった障害が発生します。そのため割り振りしたIPアドレスの重複を防ぐための管理が必要となるのです。利用するには、IPアドレスへ対する一定の知識が必要になります。動的IPアドレスは自動でIPアドレスが割り振られるため、アドレスの管理が不要で重複も発生することはありません。

ただし一定の期間でアドレスが変更される場合もあり、利用するには「DHCP機能」が必要になります。企業などではこれに対応しているDHCPサーバが既に構築されている場合が多く、多くのルーターや無線機器には、既に標準搭載されているものです。ネットワークプリンターやNASなどは固定IPアドレスが前提の場合もあります。常に同じIPアドレスでインターネットに接続するため、アクセス制限などといった機能もIPアドレスを活用して利用できるようになります。

一方、動的IPアドレスは時間と共に変化するIPアドレスです。デバイスを再起動したり、ネットワークの設定を変更したりするたびに変化していき、接続に影響を与えることはほとんどありません。主に個人向けのインターネットサービスで利用されるのが、こちらの動的IPアドレスになります。

まとめ

IPアドレスには様々な種類があり、使用する用途により使い分ける必要があります。一般家庭の場合、グローバルIPアドレスは動的IPアドレスが主に使われることになります。それによりプロバイダの費用なども抑えながら、IPアドレスが常に変動することでサイバー攻撃などからの安全性も期待できます。企業などの場合でWEBサーバを設置する場合は、固定IPアドレスの契約が必要です。

プロバイダとの契約やオプション費用が必要となる場合もあります。固定IPアドレスは故意に変更しない限りアドレスは変更されず、アクセスの管理も可能です。テレワークの構築やセキュリティ対策にも役立ち、社外から社内へのネットワークアクセスや、指定した端末以外のアクセスを制限したりなど、活用方法は多くあります。どちらか適した方を導入しましょう。

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サービス名
(会社名)
光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions)フレッツ光ネクストビジネスタイプ
(NTT東日本・NTT西日本)
OCN光「フレッツ」(OCN)
イーサシェア(KDDI株式会社)イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社)NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社)
通信速度上り:最大1Gbps
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上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
(10Mbps確保)
下り:最大2Gbps
(10Mbps確保)
参考価格
:月額費用
4万6,200円(税込)4万5,210円(税込)
※別途プロバイダ利用料金が必要
33万円(税込)858万円(税込)2万735円(税込)
参考価格
:初期費用
5万8,300円(税込)
※工事費別
2万680円(税込)3万4,650円(税込)11万3,850円(税込)22万3,300円(税込)
※2年継続なら実質無料
詳細リンク
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