法人向けインターネット回線のおすすめトップ5をご紹介!プロバイダを変えても速くならないかも!?

LANケーブルがインターネット通信速度に影響するって本当?

公開日:2023/01/01  最終更新日:2023/02/06


現在、インターネットは、毎日の暮らしだけでなく、企業活動するうえでも欠かせないツールとなっています。今回紹介する記事では、ネット接続に大事な役割を果たすLANケーブルをテーマにピックアップします。インターネット通信速度との関連性をメインに、解説していきます。今後、買い替えする際などの参考材料にしてみてください。

LANケーブルによるインターネットの通信速度への影響

最初に、LANケーブルとは何か、改めて押さえておきましょう。これは有線によるインターネット接続に不可欠なケーブルで、安定性と設定のシンプルさがメリットです。オンラインゲーム、動画視聴など、大量データ通信が必要なシーンでとても活躍してくれます。

一方、今や当たり前になった無線LAN接続は、ケーブルが不要なので、場所を選ばずにインターネット利用できる点が特色です。さて、LANケーブル自体がインターネットの通信速度にどれだけ影響しているのか、ポイントを踏まえて見ていきましょう。まず、長さは関係しているのか、というと、それほど強い影響はありません。ただし、太さに関しては多少問題が出てきます。薄めのものだとノイズが入りやすく、スムーズな通信を望むなら厚めのものがベストです。

では、たとえば、劣化が進んだ場合はどうなるのでしょうか。日々の使用環境によって、直射日光を浴び続けたり、きつく結束し過ぎたり、床に配線せざるをえなかったり、劣化の要因はいろいろです。LANケーブルの耐用年数は30年ほどで、その年数の前後になると、通信速度低下を招く可能性があります。通信速度がいつもより遅くなったと感じたら、劣化や破損を疑ってみるのもひとつの方法です。

一番影響が出るのは、LANケーブルの規格ごとに通信速度が変わってくることでしょう。次項で詳しく触れますが、LANケーブルの規格は、通信速度および周波数でいくつかのカテゴリに分かれています。大切なのは、インターネットの使用環境にもっとも適したカテゴリを選ぶことです。これが、LANケーブル選びの基本となります。

インターネットの利用シーンによって変わるLANケーブルの規格

LANケーブルの規格は、7種類あります。カテゴリ5から始まり、5e、6、6A、7、7A、8と分類されていて、数字が増えるにつれて、最大通信速度が上がり、伝送帯域が広くなるのが特徴です。ちなみに、伝送帯域とは、最高周波数と最低周波数の差を表した値で、この数値が高くなればなるほど伝送時の情報量も増えます。

一般家庭で多く使われているのがカテゴリ6です。最大通信速度は1Gbpsで伝送帯域が250MHzです。ふだん使いするうえでは問題ないレベルとなっています。昨今、ひとつのトレンドとなっているオンラインゲームやテレワークなどには、カテゴリ6Aあるいは7が最適です。ともに10G bpsで、500、600 MHzとそれぞれの数値で、高速性、安定性にも優れています。

法人で導入する場合には、やはり、最上位規格のカテゴリ8が理想的な選択です。最大通信速度が40Gbps、伝送帯域が2,000MHzで、超高速かつノイズ耐性にも秀でていて、安定度も抜群です。企業運営で欠かせない業務用サーバーとして重宝するカテゴリといえます。ここまで見てきたように、インターネットを使用する頻度や規模によって、ふさわしいLANケーブルの規格が変わってくるのです。そのことをあらかじめ把握しておきましょう。

LANケーブルを買い替えるときのポイント

LANケーブルを長く使い続けていると、どこかのタイミングで買い替えが必要になってくるものです。その際に注意すべきポイントをいくつか紹介します。はじめに、使用するケーブルの長さに合わせて、単線とヨリ線、どちらかの種類を選ぶことが大切です。この違いは芯の構造によるもので、前者が通信の安定性、高速性、後者は柔らかく配線のしやすさが強みとなっています。ケーブルの長さが10m以上だと単線、5m以下の場合はヨリ線が適した仕様です。

また、使用環境に即したケーブルタイプをセレクトするのも重要になってきます。場所を取らず、オフィスにもピッタリなフラットケーブルをはじめ、扱いやすい極細ケーブル、ノイズ耐性のあるSTPLANケーブル、電力供給もできるPoE対応ケーブルなど、種類もさまざまです。買い替えする際には、使用する場所の特性とLANケーブルの相性をしっかり検討したうえで、導入するようにしましょう。

まとめ

今回の記事では、LANケーブルがインターネット通信速度に与える影響について、解説してきました。利用シーンによって最適なLANケーブルの規格が変わること、そのカテゴリが最大通信速度、伝送帯域ごとに7種類あること、さらにケーブル形式にも複数あること、以上のキーポイントがありました。日常使いはもちろん、企業運営にもインターネットは不可欠な存在となっています。より快適に使用するためには、ネット環境や使用場所にふさわしい規格のLANケーブル選びが肝心です。本記事で紹介した情報を、今後のひとつの参考に活用してみてください。

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サービス名
(会社名)
光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions)フレッツ光ネクストビジネスタイプ
(NTT東日本・NTT西日本)
OCN光「フレッツ」(OCN)
イーサシェア(KDDI株式会社)イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社)NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社)
通信速度上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
(10Mbps確保)
下り:最大2Gbps
(10Mbps確保)
参考価格
:月額費用
4万6,200円(税込)4万5,210円(税込)
※別途プロバイダ利用料金が必要
33万円(税込)858万円(税込)2万735円(税込)
参考価格
:初期費用
5万8,300円(税込)
※工事費別
2万680円(税込)3万4,650円(税込)11万3,850円(税込)22万3,300円(税込)
※2年継続なら実質無料
詳細リンク
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