法人向けインターネット回線の固定IPアドレスでコスト削減が可能?

公開日:2020/04/15 最終更新日:2024/06/14

インターネットをするときにはIPアドレスというものが必要です。これはインターネットを接続するときに使用する機器に割り当てられたナンバーで、データのやり取りをするときに使います。法人向けインターネット回線を利用するときには固定IPアドレスを利用すれば、コスト削減できるので知っておきましょう。

固定IPアドレスとはどんなものなのか把握しておこう

固定IPアドレスというのはIPが固定されたものです。基本的にIPアドレスは数字で構成されたものでインターネット上の住所のような役割を担っています。基本的に普段IPは直接目にすることはありません。数字がたくさん羅列されているものでURLに書かれているドメインを数字に置き換えたものです。インターネットを利用するときに必須になるものでスマホやパソコンにもIPが割り当てられています。

基本的にウェブサイトを見たりメッセージの送受信をするとき、ネットに接続をするときに利用しているプロバイダが自動的にIPは割り当てられる仕組みです。ちなみに空いている部分に割り当てられるシステムなので動的に変化します。

ウェブサイトでは頻繁にアドレスが変わってしまうと住所がわからなくなるので、固定しておく必要があります。これが固定IPと呼ばれるものなので覚えておきましょう。固定IPを用意しておけばいつでも目的に場所にアクセスをすることが可能です。

ちなみに本アドレスはグローバルとローカルの2種類が用意されています。インターネットをするときはグローバルタイプのIPを利用するのが覚えておきましょう。実際にどのようなIPが割り当てられているのか確認するのは、インターネット上にあるアドレス確認サイトが使えます。

大幅なコスト削減を実現してくれる

IPアドレスを固定すれば法人向けインターネット回線のコストを削減できるのはなぜなのでしょうか。

基本的に固定IPはプロバイダのオプションサービスです。そのため普通のネット回線利用とは別に料金が発生します。気になる初期費用ですが月額料金が1,000円くらいと非常に安価な金額を実現しているのがメリットです。そのため大幅にインターネット利用料金を削減することができるのが魅力でしょう。ちなみにプロバイダによっては10,000円位かかるところもあるので費用は調べておくと安心です。

例えば多店舗展開をしている企業が固定IPアドレスを利用すれば大きなコスト削減ができます。全国展開をしているアミューズメント企業は全店舗に監視カメラを設置しています。監視カメラはすべて固定IPに切り替えることによって、年間数百万から1,000万円以上のコスト削減ができるので非常にお得です。たくさん店舗展開している企業ほど固定IPを採用すれば一気に削減をすることができるので使い勝手が優れています。

ちなみに申し込みをするときには固定IPの事前割当料金というものがかかる場合があるので、注意しておきましょう。こちらは初期費用で業者によって異なりますが約2,000円前後です。

人件費削減から業務効率アップまでメリットが多い

法人といえば多くのコストがかかるので、どこかでコスト削減をしないといけません。固定IPアドレスはまさに法人にとって合理的な商品なので現在インターネットを頻繁に使っているのなら利用してみましょう。初期コストもかなり安くランニングコストもかなり良いサービスですが、固定IPアドレスは他にも大きなメリットがあります。

例えば監視カメラの設置では外出先から自由にカメラで店内の様子を確認することが可能です。専用アプリなどを利用していつでも店内の状態を確認していれば、トラブルが起きたときにも瞬時に対応可能でしょう。セキュリティー強化のために人員を雇うのも良いですが人件費がかかってしまいます。固定IPを利用して監視カメラを設置すれば店内に配属するスタッフの数も減らすことが可能です。

また固定IPを採用すれば外出先から企業のネットワークに自由にアクセスすることができます。そのため会社のパソコンにあるファイルを取り出すことも可能なので自宅で仕事をしたいときにも便利です。外出先で急いでデータの編集をしなければいけないときなどにも役立ちます。

基本的に固定IPを利用すればアクセスを制限することが可能です。例えば特定の人物のみアクセスができるようになるので、セキュリティー対策としても使えます。同じ企業の社員でもプロジェクトスタッフのみアクセスできるようにすれば外部に情報が漏洩する心配もないです。総合的に見るといつでも仕事ができる環境が整うので業務効率もアップして生産性を高められます。

 

法人でインターネットを利用するときには、固定IPアドレスを使用すれば大幅なコスト削減ができます。多店舗展開している企業なら複数の店舗にカメラの導入をしてネットワークで繋ぐといったことが可能です。その際にかかる費用ですが月額1,000円位で利用できるので普通のインターネット回線利用よりもコスト削減をおこなえます。またIPを固定すれば仕事の効率化などもできるので、メリットが非常に多く法人に適しているでしょう。

おすすめ法人向けインターネット回線一覧

イメージ
サービス名
(会社名)
光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions)フレッツ光ネクストビジネスタイプ
(NTT東日本・NTT西日本)
OCN光「フレッツ」(OCN)
イーサシェア(KDDI株式会社)イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社)NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社)
連絡先0120-681-61703-5359-5111(東日本)
0120-116116(西日本)
0120-106107(OCN)
03-3347-0077お問い合わせフォーム0120-963-350
回線タイプベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォート(一部帯域確保)
通信速度上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
(10Mbps確保)
下り:最大2Gbps
(10Mbps確保)
提供構成専有型専有型専有型専有型共有型
参考価格
:月額費用
4万6,200円(税込)4万5,210円(税込)
※別途プロバイダ利用料金が必要
33万円(税込)858万円(税込)2万735円(税込)
参考価格
:初期費用
5万8,300円(税込)
※工事費別
2万680円(税込)3万4,650円(税込)11万3,850円(税込)22万3,300円(税込)
※2年継続なら実質無料
SLA(品質保証制度)対象遅延速度
可用性
遅延時間
故障通知時間
故障回復時間
パケット損失率
遅延時間遅延時間
可用性
稼働率
トラブル対応
サポートの仕方
24時間365日の電話受付(トラブルきりわけ・復旧支援)と、必要に応じて現地への駆けつけ対応「24時間出張修理オプション」:月額3,300円(税込)で、24時間故障受付可能故障申告受付と故障復旧作業を24時間対応24時間365日の監視・保守を標準提供。回線終端装置は、常時監視により迅速な復旧を24時間365日対応24時間365日対応のオンサイト保守が標準装備。障害の発生箇所の調査や問題の切り分け、現地での保守対応も可能
その他特徴ネットワーク全体を管理し、バックボーンを定期的に増強するため、通信環境が安定しているバックボーンは国内最大級。常に高品質で安定したインターネット環境を提供できるWebブラウザを利用し、日々の通信状況をチェックできるトラフィックレポートを標準付属バックボーン内の機器・回線の二重化による障害対策および、通信の優先制御を行うことで信頼性・安定性を実現環状に交換設備を接続するリング型構成になっており、1つの区間で障害があっても逆向きの接続で伝送することが可能
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