通信速度を上げるための法人向けインターネット回線の選び方を知ろう

公開日:2019/07/15 最終更新日:2024/06/17


テキストやメールなどの容量の小さなデータをアップロードしたりダウンロードしたりするのなら、インターネット回線の通信速度はそれほど速くはなくても大丈夫です。しかし、大きいサイズのファイルをやり取りするのなら、通信速度はとても重要になります。快適なビジネス環境を構築するための、法人向けインターネット回線の選び方を紹介します。

回線とプロバイダを選ばなければいけない

通信速度の速い法人向けインターネット回線を契約しようと考えたときは、回線だけではなく、プロバイダも選ばなければいけません。両方がそろって、初めてインターネットを利用できるようになるので、必ずどちらともと契約することになります。

しかし、法人向けのところと契約すると、それだけインターネットができるので、二つは必要ないと考える方もいるでしょう。それは、回線とプロバイダの両方をおこなっている会社なので、繋げるようになっているだけです。

一つの契約で二つのサービスが使えるようになっているだけで、決して回線だけでインターネットができているわけではありません。一つの契約でインターネットができるところを選ぶのもよいですが、よりベストな選択をしたいのなら、回線とプロバイダを別々のところから選定することも考えましょう。

最高通信速度が速い光回線を選ぼう

回線は電話回線やケーブル回線やADSLなどありますが、ビジネスで使うならば、やはり光回線だといえるでしょう。速さがまったく違うので、快適さを求めるのなら、光回線以外考えられません。

回線によって利用できるプロバイダは異なるため、法人向けインターネット回線を導入する予定ならば、最初にどれにするか決めましょう。ただ、光回線なら、どこでもよいというわけではなく、通信速度が速いサービスを提供してくれる会社との契約を考えなければいけません。会社によって、最高速度に違いがあるため、速さを求めるのならば、できる限り数値が高いところを選ぶべきです。

しかし、実際に通信速度を調べてみると、速すぎるためオーバースペックだと感じてしまう方もいるはずです。確かに、サービス会社が提示している数値がそのままでるのなら、オーバースペックだといえるでしょう。ところが、それは最高通信速度がでた場合のことなので、ほとんどの環境では、ずっと遅い通信速度になります。

遅い通信速度のサービス会社と契約してしまっては、そこからさらに遅くなる可能性が高いので、できる限り速いところとの契約をおすすめします。ちなみに、遅くなるといっても速いサービスと契約すれば、ビジネスで使うのには十分通用する速度なので、仕事をしていて困ることはありません。

プロバイダ選びは口コミで情報収集をしてから

回線が決まったのならば、次にプロバイダを決めなければいけないのですが、より慎重に選定しなければいけません。それは、プロバイダは回線よりもずっと大きな影響を通信速度に及ぼすからです。

せっかく素晴らしい速度の光回線を用意できたとしても、プロバイダが貧弱ならば、通信速度が満足できないものになる可能性がとても高いです。もしも、契約した回線の力を最大限に発揮させたいのなら、評判のよいプロバイダを探すようにしましょう。

ただし、同じプロバイダでも、東京で評判がよいからといって、北海道でも評判がよいとは限りません。周辺環境で、通信速度に差がでてくるので、自身がビジネスをやっている地域で評判のよいプロバイダを探すようにしましょう。

そして、評判がよいといっても、いろいろな種類があるので、通信速度に絞って調べたほうがよいです。時間によって、通信速度が遅くなるプロバイダもあるので、そのような情報をしっかりと収集するようにしましょう。

もちろん、通信速度だけが優れていても、ビジネスで使うには不安があるので、セキュリティーについてもしっかりと調べることをおすすめします。迷惑メール対策やウイルス対策など、さまざまなセキュリティーがあるので、自身のビジネスに必要な機能を提供してくれるプロバイダを選びましょう。

 

一度、法人向けインターネット回線を契約してしまうと、解約して乗り換えるのには、いろいろな面倒な手間をかけなければいけません。そのため、実際に使ってみて、通信速度を確かめるのではなく、事前にしっかりと調べてから、ベストな法人向けインターネット回線を選ぶようにしましょう。

回線だけではなくプロバイダも選ばなければいけないので、大変かもしれませんが、これからビジネスのためにずっと使い続けることになるので、手間を惜しまずに選定したほうがよいです。

ちなみに、周囲に同じ回線やプロバイダを使うところが増えてくると、今はよくても、将来は通信速度が遅くなってしまう可能性があります。そうなってしまったときは、我慢をしていないで、快適なビジネスのために乗り換えを検討しましょう。

おすすめ法人向けインターネット回線一覧

イメージ
サービス名
(会社名)
光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions)フレッツ光ネクストビジネスタイプ
(NTT東日本・NTT西日本)
OCN光「フレッツ」(OCN)
イーサシェア(KDDI株式会社)イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社)NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社)GMOとくとくBB(GMOインターネット株式会社)
連絡先0120-681-61703-5359-5111(東日本)
0120-116116(西日本)
0120-106107(OCN)
03-3347-0077お問い合わせフォーム0120-963-3500120-202-015
回線タイプベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォート(一部帯域確保)ベストエフォート
通信速度上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
(10Mbps確保)
下り:最大2Gbps
(10Mbps確保)
上り:最大357.38Mbps
下り:最大263.69Mbps
提供構成専有型専有型専有型専有型共有型要問合せ
提供エリア全国主要都市部
(1道1都1府7県)
全国関東エリア
(東京・埼玉・千葉・神奈川の一部)
全国関東:1都6県
東海:4県
関西:2府3県
九州:2県
全国
参考価格
:月額費用
4万6,200円(税込)4万5,210円(税込)
※別途プロバイダ利用料金が必要
33万円(税込)858万円(税込)2万735円(税込)戸建て:4,488円(税込)

マンション:3,498円(税込)
参考価格
:初期費用
5万8,300円(税込)
※工事費別
2万680円(税込)3万4,650円(税込)11万3,850円(税込)22万3,300円(税込)
※2年継続なら実質無料
28,600円(税込)
SLA(品質保証制度)対象遅延速度
可用性
遅延時間
故障通知時間
故障回復時間
パケット損失率
遅延時間遅延時間
可用性
稼働率要問合せ
トラブル対応
サポートの仕方
24時間365日の電話受付(トラブルきりわけ・復旧支援)と、必要に応じて現地への駆けつけ対応「24時間出張修理オプション」:月額3,300円(税込)で、24時間故障受付可能故障申告受付と故障復旧作業を24時間対応24時間365日の監視・保守を標準提供。回線終端装置は、常時監視により迅速な復旧を24時間365日対応24時間365日対応のオンサイト保守が標準装備。障害の発生箇所の調査や問題の切り分け、現地での保守対応も可能要問合せ
その他特徴ネットワーク全体を管理し、バックボーンを定期的に増強するため、通信環境が安定しているバックボーンは国内最大級。常に高品質で安定したインターネット環境を提供できるWebブラウザを利用し、日々の通信状況をチェックできるトラフィックレポートを標準付属バックボーン内の機器・回線の二重化による障害対策および、通信の優先制御を行うことで信頼性・安定性を実現環状に交換設備を接続するリング型構成になっており、1つの区間で障害があっても逆向きの接続で伝送することが可能固定回線(光回線)とモバイルWi-Fiの2種類
詳細リンク詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら
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