WEB会議をしたいのにネット回線が遅い!通信速度を上げるには?

公開日:2023/05/01 最終更新日:2024/06/14

法人向けインターネット回線 通信速度を上げる方法

WEB会議は、コロナ禍以降で急速に普及し、時間短縮や業務効率アップに貢献しています。しかし、便利な一方で、画像の乱れや音声の不具合などトラブルもあります。重要な会議であれば、時間が無駄になり、内容共有もできず深刻です。ここでは、よくあるトラブルや対処法について解説をします。WEB会議を快適に行う方法を学びましょう。

WEB会議でよくあるトラブル

ここでは、WEB会議中に起きやすいトラブルの問題点をまとめています。業務効率向上のためにすぐに解決すべき点です。

途中の切断

WEB会議中、突然画面が切れてしまうことがあります。または、音声や映像が止まってしまうこともあるでしょう。まったく会話が続かないので、会議の意味がなくなります。復旧まで、無駄に時間がかかり、場合によっては別日に行うことも必要です。その場合、参加者全員のストレスになるでしょう。WEB会議で一番避けたい事態です。

音声トラブル

映像に問題がなくても、音声のみにトラブルが起きる場合があります。会議なので、話を聴きながら意見することに意味がありますが、その行ためが一切できなくなります。また、聴こえていても、雑音がうるさい場合も問題です。重要な話を聴きのがす可能性があります。WEB会議はクリアな音声を安定させることが重要です。

映像トラブル

WEB会議に参加していても、映像が表示されない問題もあります。会議であれば資料の共有など、視覚的情報は重要です。資料を見ながら話をすすめるシーンで、理解ができない状態になってしまいます。また、せっかく作成した資料も無駄になりかねません。映像トラブルもあってはならない問題です。

WEB会議に必要な通信速度の目安

WEB会議の安定感を実現させるには、通信速度をこだわる必要があります。通信速度とは、インターネット上で、データを送受信するスピードです。速度には単位があり「bps」と表現されています。bpsは「1秒あたりに何bitのデータを送れるか」という意味合いなので、bpsが高いほど、WEB会議は安定した状態になります。

WEB会議に好ましいbps

WEB会議は、自身が情報発信をするときと、ほか者からの情報発信を聴きとるときの、送受信データが必要です。そこで、送信と受信で適したbpsは異なります。送信は「上り」と呼ばれ1Mbps、受信は「下り」と呼ばれ10~30Mbpsが最適です。WEB会議は、お互いに意見しあってこそ意味があるので、送受信ともにそれなりのbpsにしましょう。

そのほかのbps目安

WEB会議中によっては、SNSを見ながらすすめることもあるでしょう。その場合、5Mbpsくらいを想定しましょう。また、インターネット上の動画を視聴する場合は、最低10Mbps程度は必要です。さらに、ファイルのダウンロードは100Mbpsほどあれば開きやすくなります。

回線速度の注意点

WEB会議に適したbpsは、場合によっては大幅に変動します。とくに同時接続が多い場合は、目安のbpsではスムーズにつながらない可能性があります。大勢の参加が必要なときは、人数調整をして開催しましょう

そのほか注意点

WEB会議は通信速度にプラスして、デバイスやアプリのスペックも重視しましょう。社内でWEB会議をスムーズに行えても、ほか社や個人とのやりとりで問題が発生する可能性もあります。そこをクリアできるアプリを選ぶことも重要です。

ネット回線の通信速度を上げる方法

ここでは、通信速度をあげる方法を紹介します。スムーズなWEB会議には必須なので、実践しましょう。

ルーターの性能をあげる

ルーターは、通信速度をあげるために重要です。通信速度はあっても、ルーターの経年劣化が原因で、遅くなってしまうことがあります。また、家庭用のルーターを無理に使用して、性能がたりていない場合もあります。そこで、業務に向いている高機能なルーターに買い替えましょう

ルーターの場所

ルーター付近に電化製品があると、速度が遅くなります。パソコン機器は、なるべくゆとりをもった配置にしましょう

ブラウザを閉じる

意外と忘れがちですが、WEB会議前に不要なブラウザを閉じることも重要です。パソコンに負荷がかかりすぎると、映像の動きがスムーズでなくなり止まる原因になります。

会議自体の工夫

送受信するデータ量が少ないと、通信速度ははやくなり、安定したWEB会議が可能です。そこで、資料はあらかじめ準備しておき、意見交換をメインとする場にするとよいでしょう。また、映像の質をさげるなどして、工夫をするとスムーズに進行できます。

有線接続を利用する

基本的に有線接続をすると、インターネットは速度がはやく安定します。外部の影響もなくなるので、環境や時間帯で速度が落ちることもありません。普段は無線が便利ですが、WEB会議のときだけ有線接続を使用するのもよいでしょう

法人向けインターネット回線

さらなる通信速度を求める場合は、通信回線やプロバイダの変更をしてもよいでしょう。とくに、企業の場合法人向けの、インターネット回線が存在するのでおすすめです。コストはかかりますが、重要な会議でのトラブルは回避できます。企業の信頼にも関わるので、取り入れるべきサービスです。価格・性能など、各社異なるので比較してみましょう。

まとめ

WEB会議のトラブルは誰しもストレスを感じます。業務効率をあげるためのWEB会議で、無駄な時間を要しては意味がありません。まずは、通信速度を意識しながら、スムーズに進行させましょう。また、法人向けインターネット回線の使用ができると安心です。捻出できるコストと、もとめる性能がマッチすれば、安定したWEB会議が必ずできます。そして、トラブルがなくなることで、社内全体の業務効率があがります。WEB会議のトラブルときちんと向きあい、企業の底上げをしていきましょう。

おすすめ法人向けインターネット回線一覧

イメージ
サービス名
(会社名)
光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions)フレッツ光ネクストビジネスタイプ
(NTT東日本・NTT西日本)
OCN光「フレッツ」(OCN)
イーサシェア(KDDI株式会社)イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社)NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社)GMOとくとくBB(GMOインターネット株式会社)
連絡先0120-681-61703-5359-5111(東日本)
0120-116116(西日本)
0120-106107(OCN)
03-3347-0077お問い合わせフォーム0120-963-3500120-202-015
回線タイプベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォート(一部帯域確保)ベストエフォート
通信速度上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
(10Mbps確保)
下り:最大2Gbps
(10Mbps確保)
上り:最大357.38Mbps
下り:最大263.69Mbps
提供構成専有型専有型専有型専有型共有型要問合せ
提供エリア全国主要都市部
(1道1都1府7県)
全国関東エリア
(東京・埼玉・千葉・神奈川の一部)
全国関東:1都6県
東海:4県
関西:2府3県
九州:2県
全国
参考価格
:月額費用
4万6,200円(税込)4万5,210円(税込)
※別途プロバイダ利用料金が必要
33万円(税込)858万円(税込)2万735円(税込)戸建て:4,488円(税込)

マンション:3,498円(税込)
参考価格
:初期費用
5万8,300円(税込)
※工事費別
2万680円(税込)3万4,650円(税込)11万3,850円(税込)22万3,300円(税込)
※2年継続なら実質無料
28,600円(税込)
SLA(品質保証制度)対象遅延速度
可用性
遅延時間
故障通知時間
故障回復時間
パケット損失率
遅延時間遅延時間
可用性
稼働率要問合せ
トラブル対応
サポートの仕方
24時間365日の電話受付(トラブルきりわけ・復旧支援)と、必要に応じて現地への駆けつけ対応「24時間出張修理オプション」:月額3,300円(税込)で、24時間故障受付可能故障申告受付と故障復旧作業を24時間対応24時間365日の監視・保守を標準提供。回線終端装置は、常時監視により迅速な復旧を24時間365日対応24時間365日対応のオンサイト保守が標準装備。障害の発生箇所の調査や問題の切り分け、現地での保守対応も可能要問合せ
その他特徴ネットワーク全体を管理し、バックボーンを定期的に増強するため、通信環境が安定しているバックボーンは国内最大級。常に高品質で安定したインターネット環境を提供できるWebブラウザを利用し、日々の通信状況をチェックできるトラフィックレポートを標準付属バックボーン内の機器・回線の二重化による障害対策および、通信の優先制御を行うことで信頼性・安定性を実現環状に交換設備を接続するリング型構成になっており、1つの区間で障害があっても逆向きの接続で伝送することが可能固定回線(光回線)とモバイルWi-Fiの2種類
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