「WAN」と「LAN」は何が違う?構築する機器・IPアドレスの違いなど

公開日:2024/05/01 最終更新日:2024/06/14


私たちが普段から使用しているインターネット環境において、「WAN」と「LAN」があります。しかし、具体的にはどのようなものを指すのかわかっていない方も多いのではないでしょうか。ここでは一般的なWANとLANの違いについて、LANとWANを構築する機器の違い、使用するIPアドレスの違いについて解説します。

一般的なWANとLANの違いとは?

WANは、「Wide Area Network」の頭文字をとったものです。カタカナ読みをするとワールドエリアネットワークとなり、その名の通り広域に展開されたネットワーク網を表します。

わかりやすくいえば、インターネットの通信網を指し、全世界であらゆる情報のやり取りが可能になっているのもこのWANのおかげです。地球の裏側に住む方と話をしたり、自身の知らない方とオンラインゲームで数十人と同時につながることができたりするのもWANが地球上のネットワークを張り巡らせているからです。

これに対しLANは、「Local Area Network」の頭文字をとったものです。カタカナ読みをするとローカルエリアネットワークとなり、その名の通り狭域に展開されたネットワーク網を表します。ローカルは、地元、ある場所の近辺という意味なので、ここでは自身を中心とした近場のネットワークを指すことになります。

具体的には、家の内部、会社内などのネットワークを表し、「自身のパソコンの画像を父親のパソコンへ移動させる」「社内チャットを介して情報伝達する」などの用途で使われます。上記のようにWANとLANの違いは、大雑把に言えばネットワークの広さの違いと考えて差し支えないでしょう。

LANとWANを構築する機器の違い

LANは、上記のように狭い範囲での情報伝達をするものです。使う機器は、ルーター、ハブ、スイッチといわれるものになります。ルーターは、自身のネットワーク環境と他のネットワーク環境をつなげる機器になります。これによって情報を送受信することになります。

ハブは、英語ではHUBと表記され、意味は中心や中核となります。あるものが集まる場所という認識で問題ないでしょう。ハブはこの意味の通り、ルーターから発信された情報を流すケーブルが集まる場所、つまり集線装置を指します。ここを介して送信したい情報を相手側にケーブルを介して送ります。スイッチも簡単に言えば集線装置という意味ではハブと同じものです。

WANは上記のような広い範囲での情報を伝達するものです。使う機器はDTE、DCEといわれるものになります。DTEは、自身に対して相手側が送信した情報を受け取ったり、自身が相手側に送信する情報を信号に変換して送信したりする役割を持ちます。DCEはDTEが受け取った情報を我々が使用するパソコンに表示する信号に変換したり、自身が相手側に発信する情報をDTEが発信できるよう変換したりする役割を持ちます。

使用するIPアドレスの違い

そもそも、IPアドレスは、英語で「Internet Protocol Address」と表現します。「Internet」 はインターネット環境、「Protocol」は、決まり、規則など、「Address」は住所、所在などをそれぞれ表します。つまりIPアドレスは、インターネット環境下での決められた住所という意味になります。表記は153.643.1.1など数字の羅列で表現されます。

上記のようにインターネットはある場所からある場所への情報の送受信をするものとして存在しますが、その送受信する場所、つまり住所を規定する必要があります。IPアドレスは、変わるものと変わらないものに分類され、それぞれ役割が違います。変わるものはインターネットに接続すると割り当てられるIPアドレスが接続のたびに変わるものをいいます。個人のパソコンやスマートフォン、公共Wi-Fi、家庭用Wi-Fiなどはこの方式を採用しています。

変わらないものは接続を切断しても再接続してもIPアドレスが変化しないものをいいます。会議用のオンライン環境、会社と自宅のリモート環境、会社内で運用されるシステムなどがこれにあたります。これらは、管理者が許可した人間しかアクセスできず、IPアドレスが変わってしまうと相手の接続場所がどこにあるのかわからなくなってしまうので、その必要上変わらないようになっています。このようなIPアドレスは使用領域でプライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスに分類されます。

プライベートIPアドレスは、その名の通り限られた領域での使用を前提としており、上記のLAN環境、変わらないIPアドレスで使用されるものです。グローバルIPアドレスは、グローバルつまり世界規模での領域での使用を前提としており、上記のWAN環境、変わるIPアドレスで使用されるものです。それぞれ、使用される環境、用途が異なり、それらの特性に応じたIPアドレスを付与します。

まとめ

一般的なWANとLANの違いについて、LANとWANを構築する機器の違い、使用するIPアドレスの違いについて解説しました。インターネットに関する用語は横文字が多いですが、訳してみるとその意味が見えてくることがほとんどです。普段なんとなく使っている用語への理解が進むことで新たな世界が見えてくることでしょう。上記を参考にインターネット環境への理解を深め、業務や普段の生活に生かしてみてください。

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