社内ネットワークにもルールは必要!定めるべき規定とは?

公開日:2023/02/15 最終更新日:2024/06/14


社内のパソコンやプリンターといった機器を相互に接続するために必要不可欠な社内ネットワークです。社員同士でデータを共有したり、それぞれの機器を安全かつ迅速に接続できたりするため、非常に便利なシステムです。そんな社内ネットワークにも、実はルールを設けておくのがおすすめです。今回は社内ネットワークについて説明します。

社内ルールの必要性

社内ネットワークを安全に使うためには、社内におけるルールを定めておくことが非常に重要です。外部からのアクセスや攻撃から守ることももちろんですが、社内ルールをきちんと定めておくことで情報漏洩やセキュリティ関連の事故を防ぐことにつながるからです。セキュリティに関する教育を行い社員の意識を高めるほか、利用する際のルールをきちんと設定しそれを周知して守らせることが大切です。

どのようにルールを定めるのか

第一に社内ネットワークにつながっているパソコンに、勝手にフリーソフトや有料ソフトをインストールさせないようにします。ソフトの中には業務を円滑に行える機能を備えたものがたくさんありますが、万が一事故やトラブルが起きた際に対処が必要になります。そのため、会社で定めたもの以外は使わせないようにすることで、社内ネットワークそのものを守っていくのです。

また、社内のパソコンでインターネットを閲覧することは制限するケースが多くなっています。そもそも業務中に無関係のサイトを見ることはよくないことであり、有害なサイトと気付かずにアクセスしてパソコンがウイルスに感染してしまう恐れも考えられます。社内のインターネット閲覧は制限または監視して、社員が勝手に外部のサイトにアクセスできないようにすることをおすすめします。

そのほかに、勝手にパソコンを改造したりメモリを増築したりすることを禁止する、操作のログがすべて残るようにしておくなど、誰がどのような処理を行ったか分かるようにしておくと、有事の際に迅速に対応できることにつながるのです。

社内ネットワークの利用ルール例

実際に社内ネットワークに設定されているルールを紹介します。社内のパソコンでは閲覧できないサイトが存在したり、データの持ち出しができないようにUSBなど外部メモリが接続できないようになっていたりするケースもあります。また、社内のパソコンは複数の人が同じパソコンを使うこともあるため、こまめにバックアップをとるシステムが導入されていることも多くなっているのです。

そして、有料ソフトの中には違法コピーが拡散されているものもあります。そういったものを使っていることが発覚すると、会社の信用を失うことになるでしょう。そのため、インストールできるソフトは細かく設定されていて、それ以外のソフトを使うことを禁止している会社もあるのです。パソコンにログインする時は固有のユーザーIDとパスワードを設定して、誰がどのような操作をしたか記録に残るようにします。

そうすることで、不正利用を防いでいるのです。乗っ取りを防ぐためにパスワードを定期的に変更するケースもあるのです。会社によっては厳しくルールを定めているため慣れるまで大変な部分もありますが、セキュリティ面がしっかりしていて安全性が高い会社だといえます。

企業が必ずやるべきセキュリティ対策

社内ネットワークをつくる際には、入念に準備しなければいけません。運用するパソコンやプリンターの台数やネットワークの規格はどうするかなど、細かい部分まできちんと打ち合わせを行ってください。そして、情報漏洩や外部からの攻撃に備えて、セキュリティ面を強化する必要があります。実際に社員が社内ネットワークに求めていることを調査して、それを取り入れつつ安全に運用できるよう力を注ぎましょう。

忘れずにセキュリティ対策を行う

社内ネットワークを使ってやりとりする情報は、単なる業務連絡だけではありません。社内の人間しか知り得ない重要な情報や業務に関する内容など、外部に漏れてはいけないデータを取り扱います。そのためファイヤウォールやウイルス対策ソフトを導入して、ネットワークセキュリティを強化しておくことをおすすめします。

社内ネットワークにWi-Fiを導入するとなると、Wi-Fiのセキュリティ機能も強化させておくことが重要です。通信の暗号化や大文字・小文字・数字・記号を組み合わせた複雑なパスワードの設定など、セキュリティ対策を怠らないようしてください。社員の教育も必要不可欠です。

まとめ

社内ネットワークを運用する際のルールやセキュリティ対策について紹介しました。社内の人間しか使わないからと油断せず、きちんと社内ルールを定めることは非常に大切です。インストールできるソフトや閲覧できるサイトは厳しく制限し、誰がどのような操作をしたか分かるようにログを残せるようにしておきましょう。また、データはこまめにバックアップを行い、外部・内部問わず情報漏洩しないようセキュリティ面を強化して社員の教育に励んでください。

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