今どき社宅や社員寮にもインターネット回線は必須!導入するには?

公開日:2022/05/15 最終更新日:2024/06/14


今どき社宅や社員寮にインターネット回線を導入することは、必須だとご存知でしたか?社宅・社員寮にインターネット回線を導入するとリモートワークの際にも役立ちます!本記事では、社宅や寮にインターネット回線を導入する方法やそのメリットを紹介します。詳しい導入方法を解説しているので、検討している方はぜひご覧ください。

社宅や寮にインターネット回線を導入するメリット

社宅や寮にインターネット回線を導入するメリットを2つ紹介します。インターネット回線の導入を迷っている最中という方はぜひ参考にしてください。

福利厚生にできる

インターネット回線が社宅や寮に導入されていて無料で使用できるというのは、福利厚生の1つとしてアピールできます。自宅に月額費用を支払ってインターネット回線を契約している人は多く、月々のネット通信費用の平均は、3,000円~5,000円ほどといわれています。社宅や寮に無料で使うことのできるインターネット回線が導入されていると、月々3,000円~5,000円も節約できるため、福利厚生として魅力を感じる人は少なくないでしょう。

リモートワークで活かせる

リモートワークの際は、自宅からパソコンを使って仕事をする必要があるため、インターネット回線は必須といえます。また、現在リモートワークの導入を検討していない企業でも、今後リモートワークを導入しなければいけなくなる可能性は充分にあります。

社宅や寮にインターネット回線を導入する方法

インターネット回線を導入する方法には、工事をしなければ使用できないものと工事をしなくても使用できるものの2種類あるようです。工事をしなくても使えるものは、モバイルWi-FiとADSL、工事しなければ使えないものは、光インターネットです。

工事が必要なインターネット回線を導入する場合、工事費用がかかるため工事がいらないものよりも導入の費用が高くなる可能性があります。ここでは、社宅や寮にインターネット回線を導入する方法を詳しく解説します。

モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fi

モバイルWi-Fiは、持ち運びも可能なインターネット通信端末です。ひと月あたりの通信量や、数日間で一定以上の通信量を超えると速度が遅くなる、などの制限があることがほとんどです。月々の費用の相場は4,000~5,000円ほどといわれています。工事なしで導入できます。工事の必要がないため工事が嫌な方などにおすすめです。

ADSL

ADSLとは、電話回線を使用するインターネット通信方法です。一昔前まではADSLがインターネット通信方法の主流でした。工事不要で導入できます。月々にかかる費用の相場は、3,000円~4,000円ほどです。ほかとくらべても、インターネットの速度が特別速い訳でもなく、月々の費用が安い訳でもなく、2023年1月31日にサービス終了が発表されているため、とくに理由がなければADSL以外の方法での導入をおすすめします。

光インターネット・光回線

光インターネットは、光ファイバーを使用するインターネット通信方法です。導入には工事が必要です。月々にかかる費用の相場は、5,000円ほどで、工事の費用は2万円ほどが相場となっています。光インターネットは回線速度が高速のため速い回線がよい方や、リモートワークなど業務に使用する予定がある方などにおすすめです。

学生寮/社宅にWi-Fi(無線LAN)を導入する手順は?

■見積もり

まずは、業者に見積もりを行ってもらいます。

見積もりでは、月々にかかる費用だけではなく、工事にかかる費用を明確にします。学生寮・社宅の規模や広さ、エリアなどによって、工事費用が変動するケースがあるので事前見積もりは重要です。

また見積もりは、複数の業者にしてもらうことがポイントです。初期費用や月額費用を比較することはもちろん、各業者の対応のよさなども比較できます。

コストを抑えることも大切ですが、何らかのトラブルや変更があってもすぐに対応してくれる業者がおすすめです。

■入居者へ通達

Wi-Fi導入の工事を決断したら、学生寮や社宅の入居者にWi-Fi工事を行う旨を伝えておきましょう

工事を行う前に通達しなければ、工事の音がうるさいなどのクレームが入る恐れがあります。入居者の理解があれば、クレームが入ることなく、スムーズに工事を進められるでしょう。

通達方法は、入居者に直接伝える方法や、チラシ・電話・メールで伝える方法があります。直接伝えることがおすすめですが、入居者の外出時間がバラバラであったり、入居者数が多かったりする場合は、チラシや電話、メールで伝えるとよいでしょう。

■工事の申し込み

見積もりをもとに、光回線の工事依頼する業者を決めて申し込みます。

2月〜4月の引っ越しシーズンは、繁忙期であるため工事の予約がなかなかできない恐れがあります。そのため、Wi-Fi導入の工事を決断したら早めに申し込むことが大切です。

また業者のなかには、24時間365日いつでもWebから申し込めるところがあります。営業時間外で電話では申し込めない場合は、Webから申し込むとよいでしょう。

■現地調査

工事当日の費用変動を避けるためにも、工事前に現地調査を行います。学生寮や社宅の状況によっては、見積もり金額よりも費用が高くなるケースがあるでしょう。

現地調査では、業者が直接学生寮や社宅に訪れ回線工事が可能なのかを確認しましょう。現地調査を行ったうえで、あらためて見積もり金額を明確にします。

■光回線の申し込み

回線工事が行えると判断されたら、光回線の申し込みを行います。

基本的には、大家さんが物件に合ったプランを選び申し込みから支払いまで行うため、入居者が手続きを行う必要はありません

■入居者へ案内

工事内容や日程が正式に決まったら、再度入居者に通達を行います。各戸の工事を行わなければいけない場合は、その旨も伝えておきましょう。

そのほか、工事の終了予定時間、いつからインターネットが利用できるのか、インターネットの接続方法なども伝えます。Wi-Fi接続に必要なパスワードが工事当日までわからない場合は、工事完了後に伝えてもよいでしょう。

■工事

入居者への案内を完了し、光回線の工事を実施します。建物の外にある電柱などから回線を引き込まなければならないため、想定以上に大がかりな工事になるケースがあるでしょう。

また有線の場合は、共用部のルーターから各戸へLAN配線を行います。各戸にWi-Fi機器を設置する必要がありますが、通信速度や品質が安定しやすいです。

無線の場合は、学生寮・社宅の共用部や外壁にWi-Fi機器を設置するのみです。各戸にWi-Fi機器を設置する必要はありませんが、共用部から離れている部屋の場合通信速度が低下する恐れがあります。

社宅や寮に合ったインターネット回線の選び方

ここでは、具体的な社宅や寮に合ったインターネット回線の選び方を紹介します。インターネット回線選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。

法人契約可能な場所を選ぶ

社宅や寮のインターネット回線を会社の経費で支払いたいと考えている場合は、インターネット回線を法人契約する必要があります。そのため、法人契約が可能かどうかは一番優先順位の高い条件として考えましょう。また、個人契約の場合と法人契約の場合では、サービスの内容や価格が違う可能性もあるので契約の前に確認を行うことも重要です。

月額費用で選ぶ

月額費用が高いと、その分月々の負担も大きなものとなってきます。そのため、インターネット回線を選ぶ際は、月額費用にも注目しましょう。なお、月額費用の相場は4,000円~5,000円ほどです。

導入のしやすさで選ぶ

インターネット回線の導入に手間をかけたくないという場合には、導入のしやすさで選ぶのもおすすめです。工事の必要がないモバイルWi-FiやADSLの方が光インターネットなどの工事が必要なものよりも導入しやすいです。

速度で選ぶ

リモートワークで使用することを想定している場合は、ある程度速度の速いインターネット回線にするのもよいでしょう。リモートワークの際にインターネットの速度が遅いと、スムーズに業務を進めることができず効率が悪くなってしまいます。また、社員のストレスにもなります。

 

社宅や寮にインターネット回線を導入すると、リモートワークの際に活躍すること、福利厚生にできることなどのメリットがあるのです。インターネット回線を選ぶ際は法人契約が可能なのかは、確実に確認しましょう。この記事がインターネット回線で悩んでいる方の役に立てば幸いです。

おすすめ法人向けインターネット回線一覧

イメージ
サービス名
(会社名)
光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions)フレッツ光ネクストビジネスタイプ
(NTT東日本・NTT西日本)
OCN光「フレッツ」(OCN)
イーサシェア(KDDI株式会社)イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社)NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社)GMOとくとくBB(GMOインターネット株式会社)
連絡先0120-681-61703-5359-5111(東日本)
0120-116116(西日本)
0120-106107(OCN)
03-3347-0077お問い合わせフォーム0120-963-3500120-202-015
回線タイプベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォート(一部帯域確保)ベストエフォート
通信速度上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
(10Mbps確保)
下り:最大2Gbps
(10Mbps確保)
上り:最大357.38Mbps
下り:最大263.69Mbps
提供構成専有型専有型専有型専有型共有型要問合せ
提供エリア全国主要都市部
(1道1都1府7県)
全国関東エリア
(東京・埼玉・千葉・神奈川の一部)
全国関東:1都6県
東海:4県
関西:2府3県
九州:2県
全国
参考価格
:月額費用
4万6,200円(税込)4万5,210円(税込)
※別途プロバイダ利用料金が必要
33万円(税込)858万円(税込)2万735円(税込)戸建て:4,488円(税込)

マンション:3,498円(税込)
参考価格
:初期費用
5万8,300円(税込)
※工事費別
2万680円(税込)3万4,650円(税込)11万3,850円(税込)22万3,300円(税込)
※2年継続なら実質無料
28,600円(税込)
SLA(品質保証制度)対象遅延速度
可用性
遅延時間
故障通知時間
故障回復時間
パケット損失率
遅延時間遅延時間
可用性
稼働率要問合せ
トラブル対応
サポートの仕方
24時間365日の電話受付(トラブルきりわけ・復旧支援)と、必要に応じて現地への駆けつけ対応「24時間出張修理オプション」:月額3,300円(税込)で、24時間故障受付可能故障申告受付と故障復旧作業を24時間対応24時間365日の監視・保守を標準提供。回線終端装置は、常時監視により迅速な復旧を24時間365日対応24時間365日対応のオンサイト保守が標準装備。障害の発生箇所の調査や問題の切り分け、現地での保守対応も可能要問合せ
その他特徴ネットワーク全体を管理し、バックボーンを定期的に増強するため、通信環境が安定しているバックボーンは国内最大級。常に高品質で安定したインターネット環境を提供できるWebブラウザを利用し、日々の通信状況をチェックできるトラフィックレポートを標準付属バックボーン内の機器・回線の二重化による障害対策および、通信の優先制御を行うことで信頼性・安定性を実現環状に交換設備を接続するリング型構成になっており、1つの区間で障害があっても逆向きの接続で伝送することが可能固定回線(光回線)とモバイルWi-Fiの2種類
詳細リンク詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら
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