インターネット回線の速度が遅いときはどうしたらいい?具体的な対処法とは

公開日:2022/08/01 最終更新日:2024/06/14


ネット社会の現代、インターネット回線はなくてはならない存在です。しかし、そんなインターネット回線の速度が遅くなることはありませんか?とくに企業などの法人では、インターネット回線の速度が遅くて業務に支障が出てしまうと困るでしょう。そこでこの記事では、インターネット回線の速度が遅いときの対処法をご紹介します。

ルーターが原因のときの対処法

インターネット回線の速度が遅いときの原因としてまず考えられるのが、ルーターです。そのため、インターネット回線の速度が遅いと感じたら、ルーターを確認しましょう。

再起動をする

最初にすべきことは、ルーターの再起動です。端末や機器において「困ったときは再起動」は鉄則。

具体的には、電源コードを抜き、ルーターのランプが消えた状態でしばらく待機しましょう。ルーターが持っていた熱が下がっていたら、再び電源コードを入れます。

設置場所を変える

再起動をしてもインターネット回線速度が改善されなかった場合、ルーターの設置場所を変えてみましょう。なぜなら、ルーターを設置している場所の周辺に家具や家電などの障害物があると、インターネット回線が遅くなる原因になるからです。

たとえば、前はインターネット回線の速度が遅くなることはなかったのに、近くに大きな家具を置いたら遅くなったという場合は、その家具が原因の可能性が高いでしょう。

LANケーブルを確認する

ルーターにつながっているLANケーブルを確認してください。LANケーブルが折れ曲がっていたり、LANケーブルの上に何か物が置かれていたりすると、インターネット回線の速度が遅くなります。

インターネット回線に接続する端末を減らす

インターネット回線に接続している端末の数を減らすのも一つの手です。可能であれば、パソコンやタブレット、スマートフォンなど、必要最低限のもの以外は接続を切断しましょう。もしこれ以上接続端末を減らせないという場合は、中継器を導入するのがおすすめです。

パソコンやタブレットなど端末が原因のときの対処法

ルーターに何も問題がなかった場合、次に考えられるのはパソコンやタブレットなどの端末に原因があることです。

端末を再起動する

ルーターのときと同じく、まずは端末の再起動をしてみましょう。このとき、作業中のデータの保存を忘れないようにしてください。

端末をアップデートする

端末のOSをアップデートしていないと、インターネット回線の速度が遅くなる可能性があります。端末のOSをチェックし、必要に応じて最新版にアップデートをしてください。

端末の空き容量を確認する

端末の空き容量が少なくなってくると、インターネット回線の速度が遅くなってしまいます。端末に入っているソフトを見直し、不要なソフトがあれば削除をして少しでも空き容量を増やしましょう。

セキュリティソフトを確認する

主にウイルス対策をしてくれるセキュリティソフトですが、それが原因でインターネット回線の速度が遅くなることがあります。セキュリティソフトの設定を見直したり、別のソフトに変更したりするのも一つの手です。

インターネットの閲覧データを削除する

端末には、インターネットの閲覧データを一時保存する「キャッシュ」という機能があります。このキャッシュが溜まっていくと、端末の容量が重くなり、インターネット回線速度の低下につながります。そのため、インターネット回線速度が遅いときは、閲覧データの削除をしましょう。

使用するブラウザを変える

インターネット回線速度が遅いのには、ブラウザに原因がある可能性もあります。そのため、使用するブラウザを変えて、インターネット回線速度が遅いかどうか確認しましょう。

端末自体を変える

端末が古くスペックが低いものだと、それだけでインターネット回線速度が遅くなってしまいます。古い端末を使っている場合は、それなりのスペックの端末に買い替えるのが効果的です。

回線・プロバイダが原因のときの対処法

ルーターにも端末にも問題がないときは、回線・プロバイダに原因がある可能性が高くなります。

回線方式を確認

プロバイダには、回線方式というものがあります。中でもADSL方式やVDLS方式の回線の場合、回線方式が原因でインターネット回線速度が遅い可能性が高いです。ADSL方式は電話回線を用いてインターネットに繋ぐ回線方式です。

一方、VDLS方式は集合住宅に設置されることが多く、共用部分から各部屋まで繋ぐ回線に電話回線が使われています。電話回線は、通信回線が重く、通信速度も遅いです。プロバイダに確認し、回線方式がADSL方式やVDLS方式に該当した場合、回線方式やプロバイダそのものの変更を検討しましょう。

接続方式を確認

回線方式の次は、接続方式を確認しましょう。インターネットの接続方式には旧式と新式があります。旧式のIPv4PPPoEの場合、インターネット回線速度が遅くなることが多いです。新式のIPv6IPoEはインターネット回線速度が早いため、旧式の場合は新式に変更することをおすすめします。

通信障害の有無を確認

プロバイダの設定や回線方式などを確認しても問題がなく、それでもインターネット回線速度が遅い場合は、プロバイダに通信障害が発生している可能性があります。通信障害の有無を確認し、通信障害が発生している場合は対応を待ちましょう。

サポートが充実している回線業者を選ぶと安心!

ここまでさまざまな対処法をご紹介しましたが、どれを試しても改善されない場合は、プロバイダの変更をおすすめします。プロバイダを変更するときは、サポートが充実している回線業者を選びましょう。これから先、また同じようにインターネット回線速度が遅くなることがあるかもしれません。

そんなとき、すぐに対処法を教えてくれたり対応してくれたりするサポート体制が充実しているところなら、日ごろから安心してインターネット回線を使用できます。インターネット回線速度が遅いときだけでなく、さまざまな設定サポートもしてくれるところなら、より安心でしょう。

まとめ

インターネット回線速度が遅いときの原因と対処法をご紹介しました。法人でも個人でも、インターネット回線速度が遅いと業務や日常生活に支障が出る方が多いでしょう。そんなときは、この記事を参考に考えられる原因に対する対処法を実施してみてください。それでも改善されない場合は、プロバイダの変更も検討しましょう。

おすすめ法人向けインターネット回線一覧

イメージ
サービス名
(会社名)
光ビジネスアクセスNEXT(株式会社USEN ICT Solutions)フレッツ光ネクストビジネスタイプ
(NTT東日本・NTT西日本)
OCN光「フレッツ」(OCN)
イーサシェア(KDDI株式会社)イーサネットアクセス (S)(ソフトバンク株式会社)NUROアクセス スタンダード(ソニービズネットワークス株式会社)GMOとくとくBB(GMOインターネット株式会社)
連絡先0120-681-61703-5359-5111(東日本)
0120-116116(西日本)
0120-106107(OCN)
03-3347-0077お問い合わせフォーム0120-963-3500120-202-015
回線タイプベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォートベストエフォート(一部帯域確保)ベストエフォート
通信速度上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
下り:最大1Gbps
上り:最大1Gbps
(10Mbps確保)
下り:最大2Gbps
(10Mbps確保)
上り:最大357.38Mbps
下り:最大263.69Mbps
提供構成専有型専有型専有型専有型共有型要問合せ
提供エリア全国主要都市部
(1道1都1府7県)
全国関東エリア
(東京・埼玉・千葉・神奈川の一部)
全国関東:1都6県
東海:4県
関西:2府3県
九州:2県
全国
参考価格
:月額費用
4万6,200円(税込)4万5,210円(税込)
※別途プロバイダ利用料金が必要
33万円(税込)858万円(税込)2万735円(税込)戸建て:4,488円(税込)

マンション:3,498円(税込)
参考価格
:初期費用
5万8,300円(税込)
※工事費別
2万680円(税込)3万4,650円(税込)11万3,850円(税込)22万3,300円(税込)
※2年継続なら実質無料
28,600円(税込)
SLA(品質保証制度)対象遅延速度
可用性
遅延時間
故障通知時間
故障回復時間
パケット損失率
遅延時間遅延時間
可用性
稼働率要問合せ
トラブル対応
サポートの仕方
24時間365日の電話受付(トラブルきりわけ・復旧支援)と、必要に応じて現地への駆けつけ対応「24時間出張修理オプション」:月額3,300円(税込)で、24時間故障受付可能故障申告受付と故障復旧作業を24時間対応24時間365日の監視・保守を標準提供。回線終端装置は、常時監視により迅速な復旧を24時間365日対応24時間365日対応のオンサイト保守が標準装備。障害の発生箇所の調査や問題の切り分け、現地での保守対応も可能要問合せ
その他特徴ネットワーク全体を管理し、バックボーンを定期的に増強するため、通信環境が安定しているバックボーンは国内最大級。常に高品質で安定したインターネット環境を提供できるWebブラウザを利用し、日々の通信状況をチェックできるトラフィックレポートを標準付属バックボーン内の機器・回線の二重化による障害対策および、通信の優先制御を行うことで信頼性・安定性を実現環状に交換設備を接続するリング型構成になっており、1つの区間で障害があっても逆向きの接続で伝送することが可能固定回線(光回線)とモバイルWi-Fiの2種類
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